豊かなAIは、精神の貧困である。
これが作用と反作用の法則である。
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自動車の自動運転で、事故を減らす。
これは良いことである。
それは人間の曖昧な判断力を減らすことである。
これが作用と反作用の法則である。
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人間性を劣化させないAIは可能か。
これは対称性から、成り立たない。
人間性を豊かにすることとそれを劣化させるAIは、不確定性原理が現れる。
AIは人間性を劣化させる。
それが作用と反作用の法則である。
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AIを適宜に使う。
人間性を豊かに保ちながら、AIを適宜に使う。
この両立はできるか。
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石器時代は人間は穏やかであった。
時代が進むと、人は凶暴化した。
即ち、文明とは人の凶暴化である。
それは人類自殺に終息する。
そうしない為には、文明を競走化しないことである。
証明終わり。