超人少年伝説

源氏物語千年 紫式部が突然現れ 紫式部氏思想を書くことになった

略奪と殺戮が自由と正義になるトリック

2008-12-31 07:44:41 | Weblog
略奪と殺戮を、
成功と幸福の心の問題に還元し、
それを民主主義と資本主義に決定させると、
繁栄と秩序の問題となり、
かくして略奪と殺戮は自由と正義によって行われる。

*。
民主主義と資本主義は、
自由と正義と略奪を殺戮の差異を消し去り、
略奪と殺戮を、自由と正義の問題に変えることに成功した。

かくして人々は葛藤を覚えることなく、
略奪を殺戮を、自由と正義として、
暖かい幸福だと思って楽しむ。

これがアドルノ・シミュレーションだ。

*。
略奪と殺戮、自由と正義は、
民主主義によって票となり、
即ちモノ化され、数字記号となり、
資本主義によって、快楽商品化され、商品記号となり、
略奪を殺戮と自由と正義の境界があいまい化され、
略奪と殺戮、自由と正義は、
ポストモダンな消費社会の商品として、
楽しく消費される。

何をやっているのか分からないが、
とにかくいい気持ちになるのだ。

これがボードリヤール・シミュレーションだ。

*。
略奪と殺戮、自由と正義は、
快楽商品となり、
この消費システムとして自己完結し、
人間性や良心良識の規定することではない。

これが宇野弘蔵・シミュレーションだ。

*。
民主主義と資本主義で、肥大した自我は、
自由と正義以外に居場所のない孤独と絶望の世界に閉じ込められ、
その捌け口として、残忍な快楽殺人を夢想し、
アメリカ万歳と叫びながら、
玉砕に向かって万歳突撃するのだ。

それ国家と資本、政治と経済の結合を強化しながら、
それを隠蔽する。

これがウォリン・シミュレーションだ。

  *。
これらのシミュレーションで、
多くの人が構造理性現象学で世界を見ていることが分かる。

即ち、自由と正義は略奪と殺戮だ。

*。
自由と正義は発振であり、
その不安定成分が略奪と殺戮だ。

即ち、社会システムは負帰還でなければならない。

生命に触れていない生命活動 スカラー感情とベクトル感情

2008-12-31 06:54:40 | Weblog
生命や魂に触れてない幸福や感動、
これは豊かな世界がもつ高次高調波の世界だ。

知性や感性の発達で、
生理的に成立する感動や幸福に更に、
心や魂や霊といった感情が加えられ、
余韻の豊かな感動や幸福が成立した。

*。
ここで現実でなく言葉だけで、
感動や幸福が得られるようになった。

これが現実根無しであることがある。
いや現実を破壊する感動や幸福がある。

有害な感動や幸福が起きた。
これが実に気持ちいい。

*。
幸福や感動に、ただの幸福や感動と、
いい幸福や感動が分かれた。

ただの感動や幸福は、容易に作れる。
ここに人の人格形成がなくなり、
時に人格破壊の感動や幸福が起き始めた。

*。
人格や社会破壊的感動や幸福は、
得るのが容易で刺激が強い。

これで人格や社会が損傷を受ける。
虚しさや寂しさではないか。

   *。
実感動に空想や妄想が付随し、
感情を豊かにする反面、
人格や社会を荒廃する。

これはナッシュの均衡理論だ。

*。
この世は善悪といった対偶対象性で存在し、
いいことだけ出来ない。

いいことやっても悪いことが付いて来る。
悪いことやってもいいことが付いて来る。

これが悪人正機説だろう。
これはナッシュの均衡理論の言い換えでもあることが分かる。

   *。
すると問題は、
魂や心に触れているかどうかだ。

魂に触れない感動や幸福、
これは感動や幸福の余韻を豊かにする。

だがこれだけでは、白昼夢や妄想と変わらない。

*。
贋物は本物を豊かにする。
その限りで存在価値はある。

だが贋物だけでは、存在品質を劣化荒廃する。

ここに生きることの戦略が必要になった。
ただの一生懸命はいいことではなくなった。

*。
ただの感動や幸福を求めると、人や社会を劣化する。

ますますベースとしての心が必要になった。

     *。
人造世界の成立で、
贋物が豊かになり、
これは求めやすく、
自己と社会を破壊する。

即ち、感動と幸福を求める戦略は、
自己を世界を破壊する戦略である。

これはナッシュの均衡理論でもあり、
善人が世界を破壊することでもある。

*。
善や悪を求めるのでなく、
善をやっても悪を誘導するから、
この世界の最適化が現代の到達点だ。

*。
これが心や魂のある世界だ。

   *。
感動や幸福が、スカラーである時代は終わった。

感動や幸福はベクトル化され、
魂や心の方向を向いていないと、悪になってしまう。

これを踏まえる現代人の生き方だ。

*。
理性も感情も、ベクトルとなった。

これが構造理性だ。

環境問題の本質 二酸化炭素回路は発振した

2008-12-31 05:56:15 | Weblog
絶対のない時代といわれるが、
絶対で完全な真理が存在する。

ハワイのマウナロア山頂の二酸化炭素濃度計は、
五十年以上にわたり、
一度も減ることなく上がり続けている。

即ち、地球上の二酸化炭素は発振状態にある。
これは産業活動以外に原因が考えられない。

*。
この濃度上昇を止めないと、
即ち負帰還を掛けないと、
二酸化炭素バブルは崩壊し、致命的損害を人類に与える。

   *。
環境問題は存在しないというものがいる。

これは悪魔のささやき以外のなにものでもない。

*。
その手口は、妨害情報・錯乱情報を持って、
正常な情報を隠蔽することだ。

これは単に注意を他所に向けさせているだけで、
完全で絶対の情報は存在している。

  *。
一方、権力が金儲けに悪用しているだけで、
環境問題は存在しないというものがいる。

*。
完全で絶対の事実を、
権力の悪用で抹殺することは、
こっちの方がよほど権力の悪用だ。

*。
権力が、金儲けに環境問題を悪用していることは事実だ。

環境問題に権力が関係してはならない。
これは地球市民の問題。

新世界に権力は有害となった。
権力のないNPOの問題となったことだ。

  *。
環境問題は、法治国家産業文明に対処できない問題だ。

すなわた国家と文明のリセットが必要になり、
即ち国家と文明の建て替え問題となった。

*。
法治国家産業文明は、システムを発振させた。

ある段階までは必要だった。

だが今システムは負帰還にならなければならなくなった。

*。
正帰還文明、即ち爆発の時代は終わった。

これからは負帰還文明、
即ちまとまり力=安心・安定・安全の時代となった。
これが地球社会である。

法治国家産業文明は発振した

2008-12-31 05:15:46 | Weblog
法治国家産業文明は、金と権力を追求し、発振した。

従って安心・安定・安全を失った。

成長と安定が両立するためには、
システムは負帰還でなければならない。

   *。
人類は負帰還社会を作らねばならなかった。

成長だけを追って、産業国家を発振してしまった。
安定を放棄し、そのエネルギーを成長に使った。

*。
成長させることは無矛盾である。
従って、成長させることで成長は実現しない。
これがGoedelの不完全性定理だ。

*。
産業を成長させる戦略は、
世界を不安定にする戦略である。
これがナッシュの均衡理論だ。

   *。
人が夢と希望を追って、
それが白昼夢と妄想であることを理解しなかった。

*。
世界はGoedelの不完全性定理やナッシュの均衡理論の仕組みで動いている。

世界は負帰還システムとして動いている。

*。
この仕組みに整合しない行動は自然世界に弾き飛ばされる。
それは自然への犯罪だからだ。

世界は人の欲望追求のために出来ていない。

  *。
政治も経済も、国家も組織も、人も社会も、
それが作られた仕組みで動かないと弾き飛ばされる。

*。
法治国家産業文明は、自然への犯罪により、糾弾されている。

*。
自由と正義は略奪と殺戮である。

構造理性にしかこの現実は理解できない。

   *。
悪徳白人権力を生きさせる戦略は、
なんら責任のない無力有色人種を死に廃棄する戦略である。

無力には無力白人も当然含まれる。

*。
これが新自由主義グローバリゼーションであった。

*。
これが構造理性の認識と理解である。

感動は偽の感動である

2008-12-30 07:26:05 | Weblog
感動とか幸福自体、贋物であった。

幸福産業は、自我の主体性を抹消し、
人を産業組織の歯車とすることに成功した。

幸福産業に取り込まれた人は、
最早葛藤を覚えることなく、
自分自身の間化、
即ち自己破壊を、
人間的なことと思って、
成功と幸福に感動と癒しをもって、楽しむのである。

これがアドルノ・シミュレーションである。

    *。
幸福や感動は、自己や社会を破壊する武器だった。

幸福産業に取り込まれた人は、
自己をモノとして記号化し、
その楽しい消費を持って、
自己や現実を模造品として、
現実や自己を消滅させた。

*。
幸福や感動はなかったのである。

それを実行したのは我々だが、
それを望んでやらせたのは、
幸福産業だったのだ。

*。
幸福産業は我々が考えたいるようなものではない。

幸福産業は人に反省を促すために、
人をおちょくってくるのだ。

*。
我々が幸福産業に感動する以上、
それは幸福産業が我々に抱いている感動の反映以外のなにものでもない。

幸福産業は悪魔の産業であり、
我々の不幸を心底喜んでいるのだ。

*。
これがボードリヤール・シミュレーションだ。

    *。
幸福と感動こそは、悪魔のお菓子だった。

このお菓子に噛み付いたとたん、
我々の持っていた本当の幸福と感動はなくしたのだ。

*。
即ち、我々の幸福と感動は贋物だった。

人間人類地球社会の構造

2008-12-30 06:53:29 | Weblog
人間世界の運動空間に、三つの不動点があることが分かった。
Goedelの不完全性定理とナッシュのい機構理論と負帰還理論だ。

これらを三次元として世界空間を設定できる。

*。
一方三つの不動点は、等価同型だ。
それをまとめると紫式部の普通哲学となる。

これらの観測装置として、西田哲学がある。

   *。
紫式部の言う普通は、
ダイヤモンド構造や球体構造という。

これは完全だ。

*。
だが世界がダイヤモンドだけで出来たいたら、
それは砂利や砂粒と変わらない。

ごちゃごちゃしたものから、ダイヤモンドを作る。
これが人の生き方だ。

*。
普通、実は貧乏のことだ。

貧乏ほど完全なものはない。
だから日本人は飢餓と餓死の世界を生きたのだろうか。

対偶理論から言っても、
貧乏の対偶はよき人間世界だ。

これは悪の世界ではない。
悪の支配の結果であっても、悪ではない。

*。
貧乏はよき世界の作り方であることが分かる。

貧乏の作る普通、これが桃源郷だ。

これが紫式部思想だ。

  *。
紫式部は言う。

光源氏をやるのは止めなさい。

いいこともあるが、悪いこともある。
決算すれば、普通でない歪んだ世界となる。

決算して普通になるには、
貧乏の生むよき人生でなければならない。

*。
これが東洋思想の無に帰ることだろう。

  *。
現代は、いろいろの文化の重ね合わせの世界だ。

いろいろの文化の運動世界だ。

ここに不動点を取る、
それは戦争放棄と幸福放棄を消点として実現する。

*。
人間人類理想として、戦争放棄と幸福放棄が現れた。

地球世界に出しゃばりが現われたのは、日本だった。

それが戦争放棄と幸福放棄だ。

これを消点に、不動点を作る。

これが人の生き方だ。

*。
不動点として、職業や結婚、恋愛や勉強、
そういう新しい世界への切り替えが、
文明の破産に成り立つ。

  *。
現代文明は破産してくれた。

人類が同じスタートラインに立った。

人は不動点作りの旅に立った。

ケインズ理論は 繰り込み&発振理論である

2008-12-30 05:56:04 | Weblog
大恐慌は政治経済の発振であった。

これへの対策がケインズ理論であった。
それは大恐慌をゼロに戻す繰り込み理論であった。

即ち、大恐慌の解体と経済の再構築を行うものであった。
大恐慌をゼロに戻すために、
その逆成分を加えることだ。

*。
今起きている経済のメルトダウンは、
実は現代文明の崩壊であって、
経済だけの問題ではない。

だから文明の再構築が必要だ。

*。
つまり消費型文明から、
リサイクル型環境産業への切り替えが必要になった。

これは江戸文明がやったことだ。

  *。
だから先ず、人類の最低生活の保証を行う。

これは基本所得理論として知られている。
これを地球規模で行う。

これに逆らうのが国家権力だ。
これで悪魔の正体が分かった。

*。
次に行うのが、新しい文明形態への切り替えだ。

これは既に行われているリサイクル文明だ。

  *。
経済のメルトダウンに見えたのは、文明のメルトダウンだ。

これは悪徳権力を生きさせ、
そのために無力を死に廃棄するシステムだ。

無力を生きさせ、
悪徳権力を死に廃棄することだ。

*。
これは人類の基本所得政策で切り替えられる。

これは世界を負帰還システムに切り替えることだ。

これを実現する産業形式が、リサイクル産業だ。

   *。
現在の公的資金の注入は、
国家権力のやる第二次ねずみ講だ。

その最大の犠牲者である、有色世界までこれに従う。

*。
つまり地球社会は、無力の自立を求めている。

雇われて生きることを止めることだ。

国家に依存することを止めることだ。

*。
それは基本所得政策の実現だ。

これは自動的に負帰還システムを創造する。

  *。
俺はジャンク・ジャック、
恐れなき冒険。

俺はジャンク・ジャック、
自由の精神。

俺はジャンク・ジャック、
打ち負かされない力。

俺はジャンクジャック、
神に栄光あれ。

バブル判別式 正帰還は犯罪である

2008-12-30 05:15:22 | Weblog
現代文明はメルトダウンした。

それは政治経済に正帰還を掛けたからだ。

かくして文明原理が明らかになった。

1.
政治経済にまつわるシステムには正帰還を掛けること犯罪である。
システムを破壊するから。
2.
政治経済や人の存在にまつわるシステムは負帰還でなければならない。
ここに成長と安定は同時に実現するから。
3.
政治経済を負帰還した事例が、
自民党増幅器に社会党負帰還装置であった。
ここに日本は成長と安定を同時に達成した。
これが地球社会存在原理だ。

  *。
帰還理論を説明しよう。

世界中に無数にある電子装置が、
安定に動作しているのは負帰還が使われているからだ。

生体や生態系も負帰還の集積だ。
ここに安定が存在する。

*。
システムが出力と入力からなる場合、
出力の一部を入力に帰還することが出来る。

この帰還を、
出力が大きくなるようにすることが正帰還だ。
出力が小さくなるようにすることが負帰還だ。

負帰還によりシステムの動作を安定に出来る。
この理論は本ブログで前に説明した。
どの電子工学の教科書には出ている。

*。
経済においても非常事態で正帰還を使う。

これがケインズ理論だ。

大恐慌の清算に、繰り込み理論を使い、
経済の解体再構築を図った訳だ。

    *。
バブルの判定は、出力の一部が入力に帰還される時、
出力を増やすように働けば、正帰還だ。

大きく正帰還するとシステムは発振する。

これがバブルだ。
スタッグフレーションは、部分的発振だ。

*。
インフレは物価の発振、
デフレは生産の発振と考えられる。

  *。
安定に必要なシステムは、負帰還でなければならない。

正帰還で稼ぐことは、略奪を殺戮であり、
崩壊するが、一時的に権力だけが稼ぐことが出来る。

これは犯罪として許してはならない。

*。
これが現在の経済の破壊で得られた教訓だ。

社会は成長だけでなく、
安心・安定・安全が必要だ。

即ち、負帰還でなければならない。

*。
正帰還は安心・安定・安全の破壊である。
即ち、社会や世界への犯罪だ。

現代世界で、個人の犯罪ばかりが問題にする法治国家主義で、
国家や権力の社会や世界に対する犯罪が抜け落ちた。

*。
現代文明の破壊は、
法に規制されていない権力の社会への犯罪であった。

人間人類地球社会は、負帰還システムでなければならない。

     *。
負帰還を掛けることが、今の文明崩壊への対処である。

悪徳権力は市場から抹殺する。
即ち、国家を社会から抹殺する。

それは出来ないから、
それは国家がやらせないから、
これを近似的に行うしかない。

*。
即ち、世界を負帰還システムにし、
国家権力を消去する。

ここに新世界が立ち上がる。

文明の崩壊はこの切り替え作業を求めている。

一人称衝動は殺人破壊衝動である

2008-12-29 07:59:59 | Weblog
一人称衝動は、
思わず泣く、
心の底から喜びがこみ上げてくる、
皆で抱き合い暖め合う、
世の中は放っておいて感動と癒しに耽る…ことだ。

この世界の対偶は、殺人と破壊だ。

だがら文明化した民族はここを脱出した。

だがガラパゴス日本にこれが生きていた。

   *。
日本民族は世界の民族のように殺し合いをしていない。

同じ民族同士で殺し合いをした。

*。
これでは持たないので、
お上を絶対者とし、下々はその言いなりになることとした。

これがお上体制であり、人情世間体だ。

*。
お上に従わないものは殺される。

これが民族秩序だ。

世界はこれを理解しない。
市民秩序と同一化する。

  *。
ここに下々の殺人で作るお上体制ができた。

この極悪非道のお上体制の対偶が、
清らかで美しい日本文化だ。

*。
日本文化は先史時代の文化だ。

クールジャパンは人類を驚かす。
何しろマンモスやティラノザウルスやプロントザウルスだからだ。

人類は唖然とし、恐怖し、興奮が爆発する。

   *。
だが人類文明は行き詰った。

殺し合いをしない殺し合いをしているからだ。

*。
この人類の行き止まりを打開できるのは日本文化だ。

何せ絶対矛盾を自己同一化できる。

人類文明の統一文明を作れるのだ。

*。
そのために、神が日本一つを、ガラパゴスに温存していたのだ。

日本が世界に提案する戦争放棄と幸福放棄だ。

    *。
戦争放棄は日本がアメリカに言わせた。

従って、これは妄想ではない。
日本が言い出したなら妄想だ。

*。
幸福放棄も、日本が作った世界の惨状を見て、
そうせざると得ないことを思い知ったからだ。

*。
そして戦争放棄と幸福放棄こそ、
人類の統一理論である。

人間人類地球社会の不動点だ。
これを消点にして、世界はまとまる。

    *。
日本はこの仕事をすることで、
お上体制を脱出、世界の一員となる。

お上体制はそのために神が温存していたのだ。

*。
これがガラパゴス日本の謎が解けた。

人々が殺されても殺されても我慢していたのは、このためだった。

*。
すると太平洋戦争は、
旧人類秩序を新人類秩序にする清算の儀式だったのかも知れない。

日本の犠牲になった人はこれで弔うことが出来るかも知れない。

21世紀の立ち位置 正義から最適へ

2008-12-29 07:02:50 | Weblog
イギリスの経験哲学は、
世界の両義性に立ち、それを最適化することだ。

フランスのポストモダンは、
構造理性に立ち、対偶文を最適化することだ。

日本の西田哲学は、日本のイマジネーションに立ち、
善悪といった絶対矛盾を、自己同一化することだ。
これも最適化だ。

  *。
現代哲学は、人間運動空間の最適化を求めている。

最適化は不動点を作ることであることが分かってきた。

それがGoedelの不完全性定理であり、
ナッシュの均衡理論であり、
負帰還システムの展開だ。

この三つの理論は、同じシステムの見方の違いだ。

*。
地球社会の不動点を展開し、そこに最適を作る。

これが21世紀の立ち位置だ。

21世紀の朝焼けが始まった。
今の時間東京も朝焼けが始まり、何分か経った時だ。

   *。
地球は経済崩壊とイラクやアフガン戦争だ。

イスラエルがまたもろくでもないことをしでかした。

*。
この混乱の中に、不動点を作らなくてはならない。

アメリカとイスラエルの凶悪少年団が強盗殺人に耽っている。

この状況に不動点を作る。

*。
アメリカが神から授かった自由と正義、
神に選ばれがユダヤ人の正義、
それが単なる略奪と殺戮であることが、
現実に証明された。

最適化理論はそれを認識した。

  *。
自由と正義というまやかし、これをどう清算するか。

正義とは、
それを言うものを神として、
それに対立するるモノを、断罪リンチすることだ。

*。
自由と正義は、
人間や世界をモノ化し、
それを記号として消費することであり、
ここに現実が消滅し、
偽の現実が創造される。

イラク戦争やイスラエル戦争、
これをやったのは彼らであるが、
それを望みやらせたのは正義だ。

*。
自由と正義の文化産業は、
民族の差異を消滅させ、
自己を神の機能に作り変えてしまう。

その結果、正義産業に取り組まれた人々は、
最早葛藤を覚えることなく、
彼らが反正義とするものを抹消することを、
人間的なことと思って、
暖かい幸福として楽しむのだ。

   *。
アメリカやイスラエルの正義は、
その犯罪と狂気を認識できず、
異物の削除を大いなる喜びとして遂行する。

それはかってナチや大日本帝国がやったことだ。

*。
これは理論理性のなせ得る技であり、
理論理性は清算期に入ったことを意味する。

*。
構造理性で認識すれば、
略奪と殺戮を自由と正義と認識し理解することはない。

*。
理論理性は略奪と殺戮を最適手続きと認識する。

構造理性はこの罠に落ちず、
これで20世紀の泥沼から抜け出せる。