監督:フェデリコ・フェリーニ
音楽:ニーノ・ロータ
出演:ボールドウィン・バース クララ・コロシーモ
古い教会でのオーケストラのリハーサル。そのリハーサルのテレビ局の取材中に起こるドタバタ。
ニーノ・ロータの遺作になった映画。それが音楽家のドタバタ騒ぎと何があってもやはり音楽、という映画だったところが何か感慨を催させるところがある。演奏されるのが、クラシック風のニーノ・ロータ。
出演者は、全然わからない顔ばかりで、やってることから考えると、音楽よりは役者が本職だろうとしか思えないのだけれど、実際どうなのだろう。
ストーリーはイタリアのオーケストラがドイツ人の指揮者に腹を立ててフェリーニ式に大暴れしているうちに、なぜか教会が破壊される、でやっぱりみんなには音楽しかないので瓦礫の中で元通りに演奏が、指揮者の怒鳴り声が…というもの。その破壊については説明一切ありません。
私は、楽団員それぞれの「楽器と私」のインタビューの、みんな「私の楽器こそがオーケストラのカナメ!」の主張が面白哀しくてフェリーニだなあ…なんて。
音楽:ニーノ・ロータ
出演:ボールドウィン・バース クララ・コロシーモ
古い教会でのオーケストラのリハーサル。そのリハーサルのテレビ局の取材中に起こるドタバタ。
ニーノ・ロータの遺作になった映画。それが音楽家のドタバタ騒ぎと何があってもやはり音楽、という映画だったところが何か感慨を催させるところがある。演奏されるのが、クラシック風のニーノ・ロータ。
出演者は、全然わからない顔ばかりで、やってることから考えると、音楽よりは役者が本職だろうとしか思えないのだけれど、実際どうなのだろう。
ストーリーはイタリアのオーケストラがドイツ人の指揮者に腹を立ててフェリーニ式に大暴れしているうちに、なぜか教会が破壊される、でやっぱりみんなには音楽しかないので瓦礫の中で元通りに演奏が、指揮者の怒鳴り声が…というもの。その破壊については説明一切ありません。
私は、楽団員それぞれの「楽器と私」のインタビューの、みんな「私の楽器こそがオーケストラのカナメ!」の主張が面白哀しくてフェリーニだなあ…なんて。