虫干し映画MEMO

映画と本の備忘録みたいなものです
映画も本もクラシックが多いです

アンドロメダ・・・(1971/米)

2004年06月06日 | 映画感想あ行
THE ANDROMEDA STRAIN
監督:ロバート・ワイズ
出演:アーサー・ヒル デヴィット・ウェイン ジェームズ・オルソン ケイト・リード

マイケル・クライトン原作「アンドロメダ病原体」の映画化。
人工衛星が墜落した田舎町が全滅した。生き残ったのは赤ん坊と老人の二人だけ。人工衛星を回収して、瞬時に人間の血液を凝固させる未知の細菌を4人の科学者が追い詰めていく。

これまた「サウンド・オブ・ミュージック」のワイズ監督です。
でも、静かで音楽ほとんど鳴り響かない。
それがまた効果的。ドキュメンタリードラマみたいで手に汗握っちゃう、って感じ。
最初の死滅した街で衛星を回収するシーンはダスティン・ホフマン主演の「アウトブレイク」どうしたって思い出しますが、こっちのほうが変に悪役が出ないだけ、サスペンスがだれないように思える。
研究所がまたメタルキューブみたいで無機質の極みで、細かく描写される消毒手続きも気分を高めてくれる。この描写の細密さがいい!
ラストのサスペンス感もアナウンスの声と共に動悸が刻々高まりそう。

猿が名演技です。不思議に思うほど。


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