虫干し映画MEMO

映画と本の備忘録みたいなものです
映画も本もクラシックが多いです

トム・ヤム・クン! (2005/タイ)

2006年05月16日 | 映画感想た行
TOM YUM GOONG
監督: プラッチャヤー・ピンゲーオ 
アクション監督: パンナー・リットグライ
出演: トニー・ジャー     カーム
    ペットターイ・ウォンカムラオ     マーク巡査
    ボンコット・コンマライ    プラ
    チン・シン    マダム・ローズ
    ジョニー・グエン    ジョニー

 タイの小さな村。王の乗る象を守る戦士の末裔カームはが、父親と象とともに暮らしていた。父の夢は大事な象を王に献上すること。しかしある日、彼らの大事な象の親子が密輸組織に連れ去られ、父親も撃たれる。大切な象と兄弟同様の小象を探して、カームは、単身オーストラリアへと向かう…。

 行ける範囲の映画館では19日でおしまい。行って来ました。ただし何時もの様に一人じゃなくて、ひっくり返った時のための付き添い付きで。今日付き合ってくれたのは映画の間は黙って見ている人なのですが、帰りに「ジョニーは、あれで気が済んじゃったのかい?」と聞いてました。
 トニー・ジャーの前作「マッハ!!!!!!!!」よりはお金かかっていて、「今のシーンをもう一度」なしで、でもスローモーションは使ってあったけど、テンポが良くなった感じ。私の連れが感じたようなちょっと消化不良なキャラやエピソードも多かったですが、もうもう、やっぱりアクションにほくほくして見ておりました。
 格闘シーンになると自然に顔がほころんじゃいます。「マッハ!!!!!!!!」のほうがストレートな迫力は強烈だったかなとは思うものの、今回も跳ぶ・蹴る・手や肘が急所にまともに入る・骨はボキボキ・関節すっぱり、ああたまりませんねえ~~~!!
 私、自分が敏捷性とか体力ダメダメなせいか、こういう卓越した身体技にはまったく弱いのです。
 トニー・ジャーは「怒る」悲しむ」以外にはあまり感情表現とかないのだが、あれだけ動けばもう何もいいませんわ。それにその素朴で直情径行な怒りがあの超絶アクションにはあってます。拍手です。
 しっかし、最後のやられ役の皆様、関節がはずせる人たちだったのでしょうか。手や足がかなりあり得ない角度に曲がっているようでしたが…

それにしても空いた劇場内でした。横浜近辺の皆様!19日までです!新高島の109シネマズです。あの音響で見られないと惜しい映画です!