虫干し映画MEMO

映画と本の備忘録みたいなものです
映画も本もクラシックが多いです

バニシングストリート (1991/ドイツ)

2006年05月11日 | 映画感想は行
MANTA, MANTA
監督: ヴォルフガング・ビュルト
出演: ティル・シュヴァイガー
    ティナ・ルーランド
    ステファン・ゲベルホフ
    ザビーネ・バーグ

 DISCASの紹介文にいわく

 『キング・アーサー』の出演など、活躍が目覚ましいティル・シュヴァイガー主演のカーアクション。スピードに魅せられたワイルドな主人公が、対抗するグループと勝負に挑む決意をする。そんな中、彼の恋人が彼の子供を身ごもっていることがわかり…。

 とあったので、フランスのカーアクション「TAXI」の向うを張るか!とか思って予約しちゃったのでしょうね、私。リストのすっごい下にあったのが来ましたが、見てびっくり。タイトルのオペルマンタを飛ばすカーアクションもあるにはあるけど、そもそもがクルマ命の若いにーちゃんたちと、その彼女たちのあれやこれやが多くていささかかったるいコメディ。それに感心するほど出演者みんながみんなかっこよくない。時代なんでしょうかね。女の子までさほどきれいに見えないの。でもみんな軽薄じゃないのが不思議。
 主演のティル・シュヴァイガーって、「キング・アーサー」で敵役やってた人ですよね。あれ、かっこよかったのに。駆け出し時代とはこんなものかなっ、としみじみと見てました。
 ストリートレースシーンもエキサイティングというよりは、妙に行儀がいいのが面白かったりします。この映画のタイトルになんで「バニシング」「ストリート」がついたのが、それが最大の謎。

それにしても、ハーディー・クリューガーにオスカー・ウェルナーとか(ちょっと古すぎるけど)あの手のいい男はいないのか?