虫干し映画MEMO

映画と本の備忘録みたいなものです
映画も本もクラシックが多いです

RENT/レント (2005/アメリカ)

2006年05月24日 | 映画感想ら行
RENT
監督: クリス・コロンバス 
出演: ロザリオ・ドーソン    ミミ
    テイ・ディグス    ベニー
    ジェシー・L・マーティン    コリンズ
    イディナ・メンゼル    モーリーン
    アダム・パスカル    ロジャー
    アンソニー・ラップ    マーク
    ウィルソン・ジェレマイン・ヘレディア     エンジェル
    トレイシー・トムズ     ジョアンヌ
    サラ・シルヴァーマン     アレクシ

 1989年のクリスマス・イブ。若くて貧乏で夢しかない若者たちの暮らすアパートに暮らすルームメイトのロジャーとマーク。元の仲間で今は金持ちと結婚したベニーは、再開発のために家賃滞納で彼らを追い出しにかかっている。マークの元恋人モーリーンはそれに抵抗のためのライブを計画。そしてモーリーンの今の恋人はジョアンヌ。恋人をエイズで亡くしたロジャーは階下のダンサー、ミミに心惹かれる。ロジャーたちの親友トムドラッグ・クイーンのエンジェルと恋に落ちる。そしてそれから1年…

 今年は映画館へ行くたびに予告編でさんざん

 525600ミニッツ!

 の歌声を聴かされて、名曲ですから是非見たかったのです。数年前のトニー賞の時からみたいなあ、と思いましたし。今回もご近所の劇場の公開が明後日でおしまいなので夜の回に一人で行ってきました(もう夜しかやってない)。
 曲と、ブロードウェイのオリジナルキャストの歌は素晴らしい。しみじみ見てよかった…と嬉しくなった。

 ただ~、映像に関しては「舞台が見たい」と思うところが、特に見せ場と思えるところで多かった。
 特にラストシーンでは、右手手前にミミとロジャー、左後方に仲間たち。またミミとロジャーのアップが交互もそれでいいのだが、ラストにあの奇跡が来るのであれば、絶対に舞台のほうがそれを納得させる説得力があったと思う。実は、ラストではちょっと気抜けしてしまった。

 一番どかっと来たのはエンジェルの葬儀。…私はたった一人、私の特別な人が死んだ時に自分を悼んでくれれば後はどうでもいいや。

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 雷です。TB、メールなどはすいません、明日に。