虫干し映画MEMO

映画と本の備忘録みたいなものです
映画も本もクラシックが多いです

ファンタスティック・フォー [超能力ユニット] (2005/アメリカ)

2006年03月27日 | 映画感想は行
FANTASTIC FOUR
監督: ティム・ストーリー
出演: ヨアン・グリフィズ    リード・リチャーズ/Mr.ファンタスティック
ジェシカ・アルバ    スー・ストーム/インビジブル・ウーマン
クリス・エヴァンス    ジョニー・ストーム/ヒューマン・トーチ
マイケル・チクリス   ベン・グリム/ザ・シング
ジュリアン・マクマホン    ビクター・バン・ドゥーム/Dr.ドゥーム

 科学者リードは元恋人で女性科学者のスー、彼女の弟でパイロットのジョニー、そしてリードの親友ベンと共に、スーの今の恋人でもある実業家ビクターの援助て宇宙実験を実施。だがその最中、5人は計算外に早くやってきた宇宙嵐の放射線に晒されてしまう。それは彼らのDNAに変化をもたらし、4人はそれぞれ独特の超能力を授かるのだった。

 これだけ「ファンタスティック」の特撮を面白く見せてくれれば十分OKですね。「Xメン」などの先行作品と比較されちゃうは仕方がないです。でも岩石人間にゴム手足ぐるぐる巻きみたいなシーン、個人的にすごく受けます。
 おまけに悪役はほとんどダース・ベイダーだし、(私でもわかるような)駄洒落は多いし、楽しい。
 超能力、身体の変化のための世間からのデメリットのほとんどを背負っちゃったようなベンが再び岩石人間になるのも泣かせるし、いささか安易な、でも惜しげの無い屋台崩し、大クラッシュも好き。
 ラストバトルも笑えるところもあって面白かった。
 ああ、劇場で見られなくて損したなあ!!

 リード役、ヨアン・グリフィズは「キング・アーサー」以外見ていないと思うけど、雰囲気変わりますね。リードもいい男には違いないけど、またランスロット役みたいな雄々しいムードの役を見てみたい。