虫干し映画MEMO

映画と本の備忘録みたいなものです
映画も本もクラシックが多いです

疲労時に効くDVD

2006年03月18日 | エンタテインメント
 見込み違いって、すっごく疲れます。
 昨日はお出かけして、ある式典出席してきました。で、一応紋付着たのです。
 薄めの鶸色の一つ紋の色無地に、去年買った金とベージュの袋帯、それに金茶の帯揚げ。格調は高かったけど思いっきり地味でした。出先でそれしか持っていないので、替えるわけにもいかず、そのまま出席してきました。
 着物だけであわせたときは、とってもいいコーディネートだと思ったんですが、自分の顔と相談しなきゃいけませんでした。見込みが狂うと疲労感がどっと増します。

 今日なんとなくがっくりして家に帰ってきたら、「快傑ズバットVol.3」が届いておりました。ナイスなタイミングです。見始めたら、家中いそいそ集まって楽しく、突っ込みいれまくりで鑑賞しました。
 このシリーズはVol.6まであるので、まだ半分なのに、敵キャラの特殊技能の用心棒が凄いことになっております。虚無僧、バーテンダー、大工、独楽芸人と、どう見てもあんまり強そうではない技能ばかりで、実際独楽はさっぱり強くないです。尺八ボウガンは面白かったですが、音を出すのは無理な気もします。
 それでも、ズバット=早川健の多芸ぶりの見せ方と、必ず落ちる絶体絶命窮地のすごさのグレードアップ、それに敵やその回のエピソードの書き込み方がますます尽きぬけていくようで、見ている私たちのツッコミにも思わず熱が入ります。

 30年近く前とはいえ、その時期でもこのヒーローは他にぬきんでて目立っていたに違いない! この番組は主役ヒーローと悪役連のコスチュームの色使いがどちらも黒・白・赤の3色が基本でそんなに違わないので闘っていても区別しにくい。一応ダークなヒーローだったのか。毎回のヒロインがだんだんふっくらと素朴な女の子になるようで先が楽しみ。
 「ズバット」は私の疲れにはけっこう利きました。