虫干し映画MEMO

映画と本の備忘録みたいなものです
映画も本もクラシックが多いです

ビートルジュース (1988/アメリカ)

2006年03月09日 | 映画感想は行
BEETLEJUICE
監督: ティム・バートン
出演: マイケル・キートン 
    アレック・ボールドウィン 
    ジーナ・デイヴィス 
    ウィノナ・ライダー 

 お気に入りの家で、幸せな生活を送っていた若い夫婦がある日突然事故で死んでしまった。彼らはその家に125年いなくてはならないのに、引っ越してきたのは金儲けが趣味の夫にアーティスト気取りの妻、いじけ気味で陰気な娘の家族で、彼らの大事な家を悪趣味に変え始める。

 ティム・バートンの出世作なんだそうです。
 私は「シザー・ハンズ」→「バットマン」→「マーズアタック」の順で彼の作品を見ていったので、やっぱり映画としては「シザーハンズ」が良いなあ、と思いつつも、この映画特に好き。元気つけたい時には見てしまう映画の一つ。
 設定も、クリーチャーも特に新しいとか画期的とは思えないのだけれど、「デ~オ!」はいつも待ち構えて笑っちゃう。エンディングは踊っちゃう。エンディングのウィノナ・ライダーはもっと派手に踊っても良いのに、と思う。マイケル・キートンは「バットマン」よりこっちが好き。
 映画紹介で「ティム・バートンのエド・ウッド調悪趣味」「ブラック・ユーモア」なんて書いてあったりするけど、さほど悪趣味でもなく、かわいらしいくらいのものじゃないでしょうか。
 幽霊夫婦の悪意の無さ、初々しさ、素朴さと、ウィノナ・ライダーの少し不健康な健全さがとっても好き。幽霊のらしくなさと、この黒白スタイルの女の子の持ってるかげりが好対照で、私の思春期の記憶とやらにも響いて、はまってしまうのだろうと思う。
 ともかく、いつでも変わらずに楽しめる私的定番。

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 最近の体調不良と、昨秋の定期健診で要再検査3項目だったのでこれから明日昼まで検査入院してきます。バージニア・ウルフ持って行って来ます。でも、夜の時間抜け出して近くのシネコンで「ライオンと魔女」見られるんじゃないか、と思ってます。
 わーい、一日雑用無しで本が読めるぞ。