虫干し映画MEMO

映画と本の備忘録みたいなものです
映画も本もクラシックが多いです

シュレック(2001/米)

2004年06月27日 | 映画感想さ行
監督:アンドリュー・アダムソン ヴィッキー・ジェンソン
声の出演:マイク・マイヤーズ キャメロン・ディアス エディ・マーフィ ジョン・リスゴー

 緑のオーガー、シュレックは、王位を狙うファークアーク卿に火を吐く竜の守る塔に閉じ込められているフィオナ姫の救出に行かされるハメになる…

 ギャグの一つ一つがけっこうえぐいので、子どもが嫌がったりして、う~ん対象年齢は何歳?と思う。でも画面の草の質感、空の遠さなんかはきれいでため息が出そう。テレビでしか見たことがないけれど、映画館で見たらさぞかしと思う。
 でも別に見たかったなあ~とは強烈に思えないのよね~
 うちの十代少女二人も、「見終わった後、なんか釈然としない」と言います。今回は一人初見、一人再見だったけど、二人とも同じ感想。
 「人の本質は外見にあらず」はその通りですけどね、私も「醜い」フィオナ姫が、本当に醜いのか、オーガーのシュレックが何で人間の基準で自分を醜いと言っとるんじゃい?が疑問でたまらないのよね。いわゆる「美しい姿」を持ってるフィオナ姫が、悩むのはわかるけど、シュレックの持つ自分像が誰の基準をもって「醜い」になっとるのか?
 美はそれを見るものの中にあるんでしょう?