小1のAちゃんのレッスン中、こんなことがありました。
デジタル顕微鏡でくじゃくの羽根を見ていたAちゃんが、
「くじゃくの羽根が天の川みたい!」と言いました。
拡大された映像を見ると、確かに玉虫色の川のように見えました。
Aちゃんは、くじゃくの羽根に触れながら、「真ん中らへんがつやつやしていて
かたい」と言いました。
自分が見たり感じたりしたことをていねいに表現する
Aちゃんの言葉がすてきだったので、紙に書きとっておきました。
「Aちゃんの言葉、すてきだね。横に絵を描いて本にする?」と
たずねると、大乗り気で本を作っていました。
色を選ぶ時に、「黒っぽい青色と、薄い紫、オレンジのような黄色~」と自分の
目で感じ取っている色を口にしながら選んでいました。
そして、「私ね、大人になったら、本屋さんのお仕事がしたいの」と
教えてくれました。