算数が得意になる 幼児のくらしのヒントはまだまだあるのですが、
またの機会に続きを書いていくことにしますね。
3歳までの子の「ママ、やって」なら、
気にせず手助けもできるけれど、
5歳ともなると、「ママ、やって」が多いと、どう対応していいものか
悩んでしまいますよね。
4歳を過ぎて、何かするたびに、「ママ、やって」という場合
いくつかの理由が考えられます。
★0~3歳の頃、歩き回って自由にいたずらをする量が少なかった。
この時期に、自由に探索する体験が少なかった子は、好奇心が希薄で、
何ごとも面白くなさそうに他人事のように取り組みがちです。
★0~3歳の頃、何でも大人が手を出して、手伝ってしまっていた。
下手でも「自分で」いろんなことをした経験が少ないと、年齢が上るに連れて、
めんどくさがってやろうとしなくなります。
★自由遊びが少ない。
遊びが少ないと内面に怒りをためがちで、それが短気となって、
すぐに頼ることにつながりやすいです。
★0~3歳の頃、手を使って、集中して何かを繰り返す経験が少なかった。
同じ作業をいつまでもやりたがるこの時期に手作業をさせないと、不器用になって、思うようにできないので、すぐ大人に頼るようになりがちです。
★幼い頃から、評価を取り込む暮らしをしていた。
「できる できないを意識する活動」「他の子と比べる場面」が多いと、
失敗を恐れて、すぐ他人に頼るようになります。
たくさん回数をこなせば、上達してくるし、
失敗を恐れない子は、何にでもチャレンジしようとし、根気があります。
★活動の内容が、難しい
子どもと何かするとき、その子がどのくらいのレベルのものなら
楽しめるか、大人が把握していることが大事です。
★フローの状態をあまり体験したことがない。
★神経質で完ぺき主義な性質
★自分という感覚や エネルギーが乏しい
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
他にもさまざまな理由があるでしょうが、
自分の中から湧き上がるようにやりたいことがたくさんある子は
あまり「やって」とは言わないものです。
けれど、最近は、やる気はあるけれど、
不器用すぎて、「やって」と大人に頼らないと
先にすすめない子も多いです。
今日も年長~小2の科学クラブだったのですが、
みんな積極的で、どの取り組みも熱心だったにもかかわらず、
紙コップに開けた穴に、毛糸を通す作業を自分でできる子は、ひとりもおらず、
工夫したり、根気よく取り組んだりせず、
すぐすぐ「やって!」と言う姿がありました。
そこで、
「チンパンジーのように賢い動物は、困ったときに
あることをするのよ。どうするのだと思う?」とたずねて、
「困ったら、工夫したり、道具を使うの!」と説明しました。
それから、「毛糸の先を少しとがらせる」とか、えんぴつなどで、上から毛糸
を押し込む」とか、「穴を少し大きくする」とか、「困っている対象を
よく観察して、対策を考える」とか、
うまくいかないとき、「やって」の前に、何をすればよいのかと、頭の
使い方を教えました。
現代っ子の苦手こそもっていますが、
大きな段ボールを利用して、お友達と協力し合って
さまざまな物を作り出す姿は、とても頼もしいものもありました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「やって」が多い子には、「やりなさい」と突っぱねるよりも、
手伝ってあげながら、
できることを増やし、
できそうな易しい課題をたくさん与えて、
自信をつけていくことが大事です。
自立心を育てるため、
決めたり、選んだりすることは、できるだけ本人にさせて、
ミスに注目せず、
楽しい体験をたくさんさせてあげることが大事だと思います。
自己肯定感が向上するように、
励ましたり認めたりする言葉かけを増やすことも重要ですね。

web拍手を送る)
またの機会に続きを書いていくことにしますね。
3歳までの子の「ママ、やって」なら、
気にせず手助けもできるけれど、
5歳ともなると、「ママ、やって」が多いと、どう対応していいものか
悩んでしまいますよね。
4歳を過ぎて、何かするたびに、「ママ、やって」という場合
いくつかの理由が考えられます。
★0~3歳の頃、歩き回って自由にいたずらをする量が少なかった。
この時期に、自由に探索する体験が少なかった子は、好奇心が希薄で、
何ごとも面白くなさそうに他人事のように取り組みがちです。
★0~3歳の頃、何でも大人が手を出して、手伝ってしまっていた。
下手でも「自分で」いろんなことをした経験が少ないと、年齢が上るに連れて、
めんどくさがってやろうとしなくなります。
★自由遊びが少ない。
遊びが少ないと内面に怒りをためがちで、それが短気となって、
すぐに頼ることにつながりやすいです。
★0~3歳の頃、手を使って、集中して何かを繰り返す経験が少なかった。
同じ作業をいつまでもやりたがるこの時期に手作業をさせないと、不器用になって、思うようにできないので、すぐ大人に頼るようになりがちです。
★幼い頃から、評価を取り込む暮らしをしていた。
「できる できないを意識する活動」「他の子と比べる場面」が多いと、
失敗を恐れて、すぐ他人に頼るようになります。
たくさん回数をこなせば、上達してくるし、
失敗を恐れない子は、何にでもチャレンジしようとし、根気があります。
★活動の内容が、難しい
子どもと何かするとき、その子がどのくらいのレベルのものなら
楽しめるか、大人が把握していることが大事です。
★フローの状態をあまり体験したことがない。
★神経質で完ぺき主義な性質
★自分という感覚や エネルギーが乏しい
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
他にもさまざまな理由があるでしょうが、
自分の中から湧き上がるようにやりたいことがたくさんある子は
あまり「やって」とは言わないものです。
けれど、最近は、やる気はあるけれど、
不器用すぎて、「やって」と大人に頼らないと
先にすすめない子も多いです。
今日も年長~小2の科学クラブだったのですが、
みんな積極的で、どの取り組みも熱心だったにもかかわらず、
紙コップに開けた穴に、毛糸を通す作業を自分でできる子は、ひとりもおらず、
工夫したり、根気よく取り組んだりせず、
すぐすぐ「やって!」と言う姿がありました。
そこで、
「チンパンジーのように賢い動物は、困ったときに
あることをするのよ。どうするのだと思う?」とたずねて、
「困ったら、工夫したり、道具を使うの!」と説明しました。
それから、「毛糸の先を少しとがらせる」とか、えんぴつなどで、上から毛糸
を押し込む」とか、「穴を少し大きくする」とか、「困っている対象を
よく観察して、対策を考える」とか、
うまくいかないとき、「やって」の前に、何をすればよいのかと、頭の
使い方を教えました。
現代っ子の苦手こそもっていますが、
大きな段ボールを利用して、お友達と協力し合って
さまざまな物を作り出す姿は、とても頼もしいものもありました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「やって」が多い子には、「やりなさい」と突っぱねるよりも、
手伝ってあげながら、
できることを増やし、
できそうな易しい課題をたくさん与えて、
自信をつけていくことが大事です。
自立心を育てるため、
決めたり、選んだりすることは、できるだけ本人にさせて、
ミスに注目せず、
楽しい体験をたくさんさせてあげることが大事だと思います。
自己肯定感が向上するように、
励ましたり認めたりする言葉かけを増やすことも重要ですね。

web拍手を送る)
気になっていたところでした。
今日も、3つがパックになっているプリンを食べるのに、
「開けて!」
「どうしても食べたかったら、どうやったら開けられるか考えるのよ!」
と返しましたが、私の気持ち的には「やりなさい」と同意。
長女が鉛筆を持ってきて、開ける事ができましたが、
記事を読んで、微妙な対応だったかな~と思いました。
おさるのジョージが大好きな娘たちなので、
チンパンジーのかわりに、ジョージをひきあいに、
今度は話をしてみようと思います。
(ご存知と思いますが、ジョージは、とっても考えて、
工夫をするおさるなので)
私は記事の中で書かれているように、
自由遊びが少なかったり、大人が手をだしすぎていたと思います。
ウチの息子もおさるのジョージが大好きなので、つるサンのように、お話して認めたりする言葉かけを心がけたいな~と思いました。
少しやってできないと泣きながら「できない」と言ったり、やる前から「できない、やって!」ということもあります。
原因は今まで私が先回りしてやってしまっていたことにあると思います。
先生のおっしゃる通り「大丈夫、できるよ。」などと手伝わないでいると、余計に泣いてぐずぐずです。
「一緒にやろう。」というと落ち着いてきて、実際は手伝わなくても一人で出来ています。
今回の記事を読んで納得しました。
自分のやり方は甘いのかと迷っていたので、私も自信がつきました。