
虹色教室では、2時間のレッスンのうち1時間半は、ゲームをしたり、工作をしたり、ごっこ遊びをしたりして、
子どものその日の気分の流れにそって遊びます。
私はその間、遊びを通して、個性、発想力、創造性、根気、語彙力、手先の器用さ、熟考力、自発性、問題解決能力、空間認知力、コミュニケーション能力等をさまざまな視点から観察しています。
遊ぶことが上手で、遊びのなかで自分の頭をよく使っている子が、
勉強でつまずいている場合、
勉強が得意になるように導いていくのは簡単です。
遊びの場面ではなかなか知恵が働くのに
勉強は苦手という子は、
★ めんどくさい訓練を避けるうちに基礎堅めが怪しいまま来た
★ 自分に得意な分野があることに気づかないうちに勉強嫌いになってしまった
★ 親との心理的なぶつかりあいから、素直に勉強できない
★ 勉強は苦手という思いこみ
★ コツがつかめていない
などが勉強ができなくなった理由で、周囲の大人が悪い働きかけ方を改めて、
本人の得意が生かせる形で勉強に取り組む方法を教えると、
いっきに数年分の遅れを取り戻すことも可能です。
また、9歳の壁の時期に、
良い学習との関わり方をすれば、高学年になるにつれ
学習が得意になりやすいです。
一方、何をして遊べばいいかわからない、遊びが受動的、ワンパターン、
遊びのなかで頭や体をフルに使おうとしない……
という子は、9歳くらいまで、とても成績がよくても、
それからは、がんばるほど学習が苦手になっていくようです。
何とか持ちこたえて
小学校は良い成績で過ごしても、中学になると、突然落ちこぼれて
しまうケースもよく聞きます。
9歳の壁を越えて、それまでよりできるようになる子と、
そこでつまずく子というのは、
読み書き計算が素早くできるか、ミスが少ないかよりも、
日常の場面で、自分で考えたり、会話したり、
遊びを豊かに展開したり、友だちと上手にコミュニケーションを取ることができるかの方にかかっているように感じています。
日常の場面で、人の指示でばかり動いている子は、
たとえ勉強ができていても、実際は丸暗記して答えているだけで、
ほとんど意味を理解していない場合があるのです。
遊ぶことが上手な小学生に、「1時間で100円のお金がもらえるアルバイトで、
午前10時から、午後3時まで休まず働いたとき、
その日のお給料はいくらもらえると思う?」とたずねると、
さっと答えが返ってきます。
けれど、勉強はするけど遊ぶことが苦手という同年代の子にたずねると、
「時計はよめるけど、そんなの習っていないからできない」という答えが返ってきます。
子どもにさまざまな体験をさせて賢くしようとすれば、
良いかというと、ちょっと問題があります。
「はさみが上手に使えるようになる」「~ができるようになる」という
何か習得させる体験をさせようとして、
親が何でもお膳立てするので、お料理や工作やゲームという本来大きく子どもが伸びる体験でも、
結局、子どもは頭を少しも使っていない
場合があるのです。
子どもの自由な発想や、今やりたいと感じていること、
今楽しくてたまらない遊びを大事にしてあげる必要があるのです。
大人が自分の頭の中でばかり、子どもを泳がせようとすることが、
9歳の壁を作る元凶といえるのではないでしょうか。

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子どものその日の気分の流れにそって遊びます。
私はその間、遊びを通して、個性、発想力、創造性、根気、語彙力、手先の器用さ、熟考力、自発性、問題解決能力、空間認知力、コミュニケーション能力等をさまざまな視点から観察しています。
遊ぶことが上手で、遊びのなかで自分の頭をよく使っている子が、
勉強でつまずいている場合、
勉強が得意になるように導いていくのは簡単です。
遊びの場面ではなかなか知恵が働くのに
勉強は苦手という子は、
★ めんどくさい訓練を避けるうちに基礎堅めが怪しいまま来た
★ 自分に得意な分野があることに気づかないうちに勉強嫌いになってしまった
★ 親との心理的なぶつかりあいから、素直に勉強できない
★ 勉強は苦手という思いこみ
★ コツがつかめていない
などが勉強ができなくなった理由で、周囲の大人が悪い働きかけ方を改めて、
本人の得意が生かせる形で勉強に取り組む方法を教えると、
いっきに数年分の遅れを取り戻すことも可能です。
また、9歳の壁の時期に、
良い学習との関わり方をすれば、高学年になるにつれ
学習が得意になりやすいです。
一方、何をして遊べばいいかわからない、遊びが受動的、ワンパターン、
遊びのなかで頭や体をフルに使おうとしない……
という子は、9歳くらいまで、とても成績がよくても、
それからは、がんばるほど学習が苦手になっていくようです。
何とか持ちこたえて
小学校は良い成績で過ごしても、中学になると、突然落ちこぼれて
しまうケースもよく聞きます。
9歳の壁を越えて、それまでよりできるようになる子と、
そこでつまずく子というのは、
読み書き計算が素早くできるか、ミスが少ないかよりも、
日常の場面で、自分で考えたり、会話したり、
遊びを豊かに展開したり、友だちと上手にコミュニケーションを取ることができるかの方にかかっているように感じています。
日常の場面で、人の指示でばかり動いている子は、
たとえ勉強ができていても、実際は丸暗記して答えているだけで、
ほとんど意味を理解していない場合があるのです。
遊ぶことが上手な小学生に、「1時間で100円のお金がもらえるアルバイトで、
午前10時から、午後3時まで休まず働いたとき、
その日のお給料はいくらもらえると思う?」とたずねると、
さっと答えが返ってきます。
けれど、勉強はするけど遊ぶことが苦手という同年代の子にたずねると、
「時計はよめるけど、そんなの習っていないからできない」という答えが返ってきます。
子どもにさまざまな体験をさせて賢くしようとすれば、
良いかというと、ちょっと問題があります。
「はさみが上手に使えるようになる」「~ができるようになる」という
何か習得させる体験をさせようとして、
親が何でもお膳立てするので、お料理や工作やゲームという本来大きく子どもが伸びる体験でも、
結局、子どもは頭を少しも使っていない
場合があるのです。
子どもの自由な発想や、今やりたいと感じていること、
今楽しくてたまらない遊びを大事にしてあげる必要があるのです。
大人が自分の頭の中でばかり、子どもを泳がせようとすることが、
9歳の壁を作る元凶といえるのではないでしょうか。

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子供には自発的に動いて欲しいと願いながらも、ついつい口を出す回数が多くなり、自分の思い通りに事が進まないとイライラしてしまう・・・ そんな毎日の繰り返しです
子育てって、親も一緒に成長していかないといけないんだな~と・・・ 気づかされた今日この頃・・・ ^^;