親子レッスンには、
3~5歳ののひとりめのお子さん、
0~2歳のふたりめのお子さんを連れていらっしゃる方が、
けっこういます。
親御さんの悩みを聞いてみると、
上の子に、
ブロックとか積み木を使って、
楽しく遊ばせてあげようとすると、
下の子が、ちっちゃな怪獣みたいにあらわれて、
かたっぱしから壊してしまう…
上の子はひぃひぃ泣いて訴える、
下の子は赤ちゃん用のおもちゃはそっちのけで、
上の子のすることにばかりこだわる…。
これじゃあ、素敵な幼児教育なんてできない…!!
という悩みです。
幼いふたりの子育てごくろうさまです~
こうした悩みがある場合、親御さんには見えていないこと、
盲点とも言える部分があります。
まず、私が直接こうした悩みをお持ちのお母さんにお会いすると、
その家のひとりめの子は、一般的な3~5歳児より
集中力があって、聞き分けが良いことが多いです。
だからこそ遊びに集中したいのに、邪魔が入ることにイラついて、
ひぃひぃ訴え続けるんですね。
もしこれが一般的な3~5歳児なら、
邪魔が入る前に、
(おもちゃを広げた時点で)次のおもちゃを引っ張り出しに
いこうとしたりして、それはそれで困ったことなんです。
でも、きょうだいがいる子は、
オチオチしてるといつおもちゃを奪い取られるかもしれないので、
ひとつのおもちゃにしっかり関わる子が多いです。
また、がまんしなくてはならない経験も積めるので、
聞き分けがよく、根気があります。
そこで、ひとりめの子が、そうした良い資質をさらに伸ばすように
じっくり遊ぼうとすると邪魔が入るので、
親御さんとすれば、
せっかくの学習チャンスが、泣き声やわめき声の合唱にすりかわっちゃう
ことにがっくり…してしまうのだと思います。
ただ、こうした奪い合い、おもちゃの取り合いはとても価値があることを知っておいた方がいいと思います。
オークションなんかでも、他人が欲しがるほど
価値があがり、良いものに見えますよね。
知的教材も、知的な遊びも、
邪魔が入って完全に遊べないと、
何だかすばらしく面白いものだったように感じるものです。
「二キーチンの知育遊び」の
二キーチン夫妻は、知育玩具を与える時、
簡単には与えず、子どもがやりたくてたまらない気持ちに持って行くのが
とても上手な方でした。
そして、そうした精神的なもの、人の欲望みたいなものを、
学習の原動力として重要視していたのが、
著書を読むとよくわかります。
「やりなさい」と言って与えることはまずなくて、
子どもが知育玩具を「やりたい!」「やらせて!」と言っても、
しぶって、特別なもののように演出していたんです。
たくさんやらせるよりも、やりたいという気持ちを引き出すことを
大切にしていたから、7人のお子さん全ての教育に成功したんですね。
話をきょうだいげんかに戻しますが、
きょうだいがひとつのおもちゃを取り合う時、
上の子の中では、そのおもちゃの価値があがります。
下の子は、それがすばらしいものと思い込みます。
ですから、親御さんが、知的な刺激を含んだ良い遊びを提供しよう
とした努力は、
ほんの数分しかできなかったとしても、
子供たちふたりともに、とてもよい影響を与えた…
と喜んでいていいと思います。
たくさんきょうだいげんかをすると、
集団生活では、柔軟で、積極的で、打たれ強い性質を
発揮してくれます。
ただ、どうせけんかしてぐちゃぐちゃになるからと、
幼児の生活から、知的な刺激を与える遊びをなくしてしまうと、
けんかそのものが楽しくてしょうがない子に
なってしまうかもしれません…
3~5歳ののひとりめのお子さん、
0~2歳のふたりめのお子さんを連れていらっしゃる方が、
けっこういます。
親御さんの悩みを聞いてみると、
上の子に、
ブロックとか積み木を使って、
楽しく遊ばせてあげようとすると、
下の子が、ちっちゃな怪獣みたいにあらわれて、
かたっぱしから壊してしまう…
上の子はひぃひぃ泣いて訴える、
下の子は赤ちゃん用のおもちゃはそっちのけで、
上の子のすることにばかりこだわる…。
これじゃあ、素敵な幼児教育なんてできない…!!
という悩みです。
幼いふたりの子育てごくろうさまです~
こうした悩みがある場合、親御さんには見えていないこと、
盲点とも言える部分があります。
まず、私が直接こうした悩みをお持ちのお母さんにお会いすると、
その家のひとりめの子は、一般的な3~5歳児より
集中力があって、聞き分けが良いことが多いです。
だからこそ遊びに集中したいのに、邪魔が入ることにイラついて、
ひぃひぃ訴え続けるんですね。
もしこれが一般的な3~5歳児なら、
邪魔が入る前に、
(おもちゃを広げた時点で)次のおもちゃを引っ張り出しに
いこうとしたりして、それはそれで困ったことなんです。
でも、きょうだいがいる子は、
オチオチしてるといつおもちゃを奪い取られるかもしれないので、
ひとつのおもちゃにしっかり関わる子が多いです。
また、がまんしなくてはならない経験も積めるので、
聞き分けがよく、根気があります。
そこで、ひとりめの子が、そうした良い資質をさらに伸ばすように
じっくり遊ぼうとすると邪魔が入るので、
親御さんとすれば、
せっかくの学習チャンスが、泣き声やわめき声の合唱にすりかわっちゃう
ことにがっくり…してしまうのだと思います。
ただ、こうした奪い合い、おもちゃの取り合いはとても価値があることを知っておいた方がいいと思います。
オークションなんかでも、他人が欲しがるほど
価値があがり、良いものに見えますよね。
知的教材も、知的な遊びも、
邪魔が入って完全に遊べないと、
何だかすばらしく面白いものだったように感じるものです。
「二キーチンの知育遊び」の
二キーチン夫妻は、知育玩具を与える時、
簡単には与えず、子どもがやりたくてたまらない気持ちに持って行くのが
とても上手な方でした。
そして、そうした精神的なもの、人の欲望みたいなものを、
学習の原動力として重要視していたのが、
著書を読むとよくわかります。
「やりなさい」と言って与えることはまずなくて、
子どもが知育玩具を「やりたい!」「やらせて!」と言っても、
しぶって、特別なもののように演出していたんです。
たくさんやらせるよりも、やりたいという気持ちを引き出すことを
大切にしていたから、7人のお子さん全ての教育に成功したんですね。
話をきょうだいげんかに戻しますが、
きょうだいがひとつのおもちゃを取り合う時、
上の子の中では、そのおもちゃの価値があがります。
下の子は、それがすばらしいものと思い込みます。
ですから、親御さんが、知的な刺激を含んだ良い遊びを提供しよう
とした努力は、
ほんの数分しかできなかったとしても、
子供たちふたりともに、とてもよい影響を与えた…
と喜んでいていいと思います。
たくさんきょうだいげんかをすると、
集団生活では、柔軟で、積極的で、打たれ強い性質を
発揮してくれます。
ただ、どうせけんかしてぐちゃぐちゃになるからと、
幼児の生活から、知的な刺激を与える遊びをなくしてしまうと、
けんかそのものが楽しくてしょうがない子に
なってしまうかもしれません…
子供に喧嘩されると
「あ~うるさい!」
と思うだけなのですが、いい要素もあるのですね!
またか~、とちょっとがっかりだったのですが
この記事を読むと兄弟げんかにもメリットがあるんですね。
勉強になりました。ありがとうございました。
そして、アタフタしたいなぁ~(笑)
今でさえじっくり学習出来てませんから、どうなるんでしょう??
なんて、ぜんぜん心配していません♪
知的な刺激を与えつつ、この辺は自然体で行きたいな~。
オモチャの取り合いとかけんかとか憧れちゃいます。
なんせ私が一人っ子だったものですから(笑)
二キーチンの知育遊びは内的世界を読み終わったら読みたいです。