昼間からTVを観る機会が増えて、将棋の藤井聡太くんがいかにマスコミの注目を集めているかがよく分かる。中学生で注目をあびているのは他に卓球の張本智和くん。太りとも史上最年少記録で注目を浴びているのだ。
藤井君は先日の2月1日、15才と6ヶ月で5段に商談。最年少記録を調べてみると、最近テレビで活躍の加藤一二三さんが5段に昇段した時には中学校を卒業していたという。とにかく藤井君が将棋界の注目を浴びるのは理解できる。
もう一人、僕が驚いているのは卓球の張本君。両親が中国から帰化していろんな苦悩を乗り越えて日本の卓球界をリードする存在になってきた。
僕は中学生の頃には何をしていただろうか、と考えてみると特に目指すようなものはなかったと思う。英語の勉強が好きで、なぜか異文化に対する興味は漠然と持っていたようには思うが、だからと言って、特にそれ以上は何も考えていなかったように思う。とはいえ、いろんな人に聞いてみると、中学校から高校に渡るこの時期に興味を持ったことに、大人になっても携わっている人が多いのにはどこかで納得している自分がいる。
藤井君と張本くん、二人はしっかりと目指す目標のようなものを意識していたということに感銘を覚える。
If you don't aim high, you will never hit high. (高い所を目指さない人は、高い水準には到達しない)
英和辞書で high を調べてみると、名詞と言う項目に、この単語の日本語訳がある。「高い所」、「天」、「最高記録」、などの訳がある。ヤッパリその気にならないと、本気にならないと、自分の夢は実現しないと思う。今からでも遅くない。人生にほとんど場合、「手遅れ」ということはないのだから。だって死ぬまでは生きなければならないのだから。