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学びのプラスあるふぁ:日常の気付き

人の人生、それぞれが皆オリジナル。街を歩き人に話しかけることから「なるほど」と納得できる発見がある。

自分のしたいことに「手遅れ」はない

2018-02-05 20:18:51 | 日記

昼間からTVを観る機会が増えて、将棋の藤井聡太くんがいかにマスコミの注目を集めているかがよく分かる。中学生で注目をあびているのは他に卓球の張本智和くん。太りとも史上最年少記録で注目を浴びているのだ。
藤井君は先日の2月1日、15才と6ヶ月で5段に商談。最年少記録を調べてみると、最近テレビで活躍の加藤一二三さんが5段に昇段した時には中学校を卒業していたという。とにかく藤井君が将棋界の注目を浴びるのは理解できる。
もう一人、僕が驚いているのは卓球の張本君。両親が中国から帰化していろんな苦悩を乗り越えて日本の卓球界をリードする存在になってきた。
僕は中学生の頃には何をしていただろうか、と考えてみると特に目指すようなものはなかったと思う。英語の勉強が好きで、なぜか異文化に対する興味は漠然と持っていたようには思うが、だからと言って、特にそれ以上は何も考えていなかったように思う。とはいえ、いろんな人に聞いてみると、中学校から高校に渡るこの時期に興味を持ったことに、大人になっても携わっている人が多いのにはどこかで納得している自分がいる。
藤井君と張本くん、二人はしっかりと目指す目標のようなものを意識していたということに感銘を覚える。

  If you don't aim high, you will never hit high. (高い所を目指さない人は、高い水準には到達しない)

英和辞書で high を調べてみると、名詞と言う項目に、この単語の日本語訳がある。「高い所」、「天」、「最高記録」、などの訳がある。ヤッパリその気にならないと、本気にならないと、自分の夢は実現しないと思う。今からでも遅くない。人生にほとんど場合、「手遅れ」ということはないのだから。だって死ぬまでは生きなければならないのだから。

人生は「夢」ファースト

2018-02-02 17:20:55 | 日記

電車の中の高校生、盛んに自分のしたい将来の仕事についてやや低いめの声で話している。閉じたドアを背に一人の男子、もう一人の男子と女子学生はつり革をドアの方に引っ張りながら無理に左右に揺れている。聞き耳をたてているわけではないが、なぜか気になる会話である。「それ面白いな」と言う言葉と「それ無理やろ」と言う言葉が盛んに行きかう。近くに座っている僕を気にしてか、それとも混んでもいない電車のなかの他の客を気にしてか、高校生らしい笑いが飛び交う中での彼らの将来の“夢”の話し。聞くまいと思いながら、どうしても耳がそちらに向いてしまう。

   Dream first, plan second.(先ず夢を、計画はその次だ)

深層心理で有名な精神科医、心理学者、スイスのカール・ユング(Carl Yung)の名言だ。アメリカの大学で履修した心理学。テストはいつも〇☓問題。英語で書かれた正誤問題は僕の未熟な英語力もさることながら、とにかくどんな問題も正しいものに見えてしまうのだ。見事に成績は“D”だった。心理学は好きだったが、これでこの分野の勉強は諦めた。

電車の中の高校生には結局何も言わなかった。年寄りはとにかく知らない人に話しかける傾向があるらしい。でも、本当は一つだけ伝えたいことがあったのだ。青春の真っただ中にいる時は、自分にいつも次の問いをかけ続けて下さいねと。

  ‘Am I doing what I want to be doing?’(自分は今、自分のしたいことをしているのだろうか?)