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学びのプラスあるふぁ:日常の気付き

人の人生、それぞれが皆オリジナル。街を歩き人に話しかけることから「なるほど」と納得できる発見がある。

一歩、一歩、人は遠くを目指す

2018-02-16 17:04:54 | 日記

夕方のニュースは平昌オリンピックのフィギュア男子、羽生結弦選手の活躍で賑わっている。リンクいっぱいをところ狭しと躍動する彼の演技にみとれてしまった。右足首靱帯損傷から、まだ3ヶ月しか経っていないという。
練習の積み重ねからくる自信、その上に立ったプライド、障害は乗り越えて見せる、執念のようなものを氷の上で舞う彼の姿に見てとれた。一歩、一歩の積み重ねで人は夢をつかむことができるという英語の格言のようなものがある。昔、現役の時、次の英文を黒板に書いて、一言付け加えて授業に入ったことを覚えている。細かいコメントは付け加えず、黒板の右端上部に、その時間中消さずに残しておいたことを思い出す。

  Taking one step at a time, you will achieve your dream.(一歩、一歩、人は夢を達成する)
  Just keep going. You will get there. (ただただ続けなさい。君はそこ――目標、に到達するでしょう)

アメリカのワシントン州に留学した教え子のS君、この英文を大学の寮の壁に貼りつけて頑張ったということを誇らしげに話してくれたことがあった。ちょっとした一言に人の心は反応する。羽生選手の活躍が、日本のどこかで、誰かを刺激して、また一人“そこ”を目指す人が出てくるのが楽しみだ。




  

待ち合わせは本屋の前で

2018-02-14 20:18:02 | 日記
本屋さんで40分ほど時間を過ごした。待ち合わせの時間より早く着き過ぎたのである。近くに本屋さんがあるかどうかを必ず調べてから場所を設定するのが僕の常である。つまり、人と待ち合わせをする時は、本屋さんのある場所を指定するのが僕のやり方である。相手にとっても不都合でなく、僕にとっては最良の場所を決めさせていただく。約束する時は、必ずお願いする。「本屋さんがある近くで会いたいのですが、それでもいいですか」と言うと、相手の人は必ず本屋のある場所を指定してくれる。時間より早めに出かけて、本屋さんでのブラブラを楽しむのである。

もう一つ、僕が心がけていることがある。「思い立ったら吉日」である。何かやろうと思った時が、その時。つまりできる限り先に延ばさないことである。「先延ばし」をして、何か上手く行ったことがない。人に迷惑をかけない程度に、先延ばしをしないように心がけているのである。人生を左右するような大事なことはあまり急いで決めると失敗することが多い。もっと気楽な事柄では、やっぱりすぐに行動に起こす方がよい。

本屋さんを歩いてみると、「即行動」的な本がたくさん並んでいることに気が付いた。グズグズするより、すぐに行動に移せとそれらの本は教えているのだ。日常では、やっぱり思い立ったら即行動が毎日を充実したものにしてくれるような気がする。

僕の「積極思考ノート」には、Better today than tomorrow morning.(明日の朝より、今日がよい)というのがある。つまるところ、‘今日できることは明日に延ばすな’といことだ。適当な弁解をして、「明日でもいいや」と思わないことが大切なのだ。

本屋さんの前で待ち合わせをすると、焦ることもイライラすることも、時間の経過すらも忘れてしまう。

健康と快活は共存する

2018-02-12 20:36:56 | 日記

昨夜、大阪の町に雪が降った。早朝、その雪が庭に1~2cm積もっていた。久しぶりの雪だ。ギュッと冷気が身体を緊張させる。風が冷たい。

そんな今日、お葬式に参列した。子供のときからよく知っている近所の食料品店のおじさんさんが亡くなった。自分もおじいさんになったので‘おお爺さん’になるのだろう。なんと95歳の大往生である。とにかく健康で元気、明るい人だった。魚釣りが好きで、ぼくの弟などはときどき近くの池に魚釣りに連れて行ってもらったと言っていた。近所の皆に好かれた人だった。
人間はいつかは人生を終えて死を迎える。断捨離もさることながら、やはり準備は必要だ。あまり周りに迷惑をかけずに人生を終えることができれば最高である。
どんな人も、若いときは好き放題、興味の向くままの行動で、年を取るにしたがって、振り返ってみると恥ずかしいことすら平気でやっている。人を傷つけたりしない限りはこの「やってみよう」精神は大切だ。僕もなりふり構わずアメリカ留学に走ったものだ。必死になってお金を貯めて、人の助けを借りながらなんとかやり遂げて今日がある。
人生、毎日、毎日、最後の日むかっての歩みである。この‘おお爺さん’、10年も前だろうか「やっぱり、健康第一やで」と言っていたことを思い出す。健康で、明るく、元気であるということの大切さを考えながら葬儀のお経を聞いていた。

   Health and cheerfulness mutually produce each other. (健康と快活はそれぞれがお互いを生み出す)

健康と快活は共存共栄、と言う意味だ。必ずしもこの爺さんの影響だとは思わないけれど、健康、そして特に「快活」でいたいと真剣に心に言い聞かせている今日この頃である。

明日のワクワク感は今日の行動から

2018-02-09 21:13:42 | 日記

退職してときどき昨日と今日を、一週間前と今週を、ふと比べてみる時がある。ぼくの不思議な習性は「今日は昨日とおんなじやったな」とか、「今週も先週とおんなじや」と思うのがなぜか気分が悪いというか、好きではない。出来る限り明日の計画を立てながら今日を終えると気分がいい。明日の計画がないこともだいじなことであるけれど、やっぱり明日はこれをして、あれをして、と何かワクワクするものがある方がいいような気がする。自分に休憩を与えるというか、自分に何も課すことがない日がときどきあることはとても大切なことである。それでも日々の暮らしにワクワク感を持つことは何よりも大切なことだと僕は思っている。

今日は朝からワクワク感があった。久しぶりに僕が教えた大学に出向くということ、そして、同僚の先生と会うこと、などなど。なつかしいキャンパスである。ワクワク感は何か自分が行動を起こすことで実現できる。日本語で表現するのはなかなか難しい。英語でこれを表現してみるとあ~ら不思議、す~と表現できるではないか。

   If you don't change what you are doing today, all of your tomorrow will look like yesterday.
            (今日の行動を変えないと、明日のすべてが昨日と同じになる)

ワクワクする今日、明日。毎日にワクワク感を持たせるために僕たちは何を工夫すればいいのだろうか。難しいことを考えるのは止めにして、結局は明日につながるように今日を過ごせばいいのかな。

”人の振り”見てなんとやら

2018-02-07 15:43:32 | 日記

モールやスーパーをブラブラ歩きしながら女房のお付き合いをするのが大好きだ。とにかくいろんな情報がはいってくる。モノの値段や衣服の流行などである。でも一番面白いのは人の観察、ピープル・ウオッチングである。積極的に楽しんで働いている人とそうでない人の差は、その人の接客にたいする情熱のような何か、伝わるものがあるかないかであると思う。
僕が大好きな英語の単語がある。それは willing という形容詞だ。その意味は「自分の意志で進んで何かをする」、とか「自発的に何かを行う」というものだ。昔、受験勉強のときに (the + 形容詞 =人)などと教えてもらった時に学んだのが the willing
つまり「喜んで物事をする人」という意味だ。

一生懸命に暗記した文章二つ。
     Nothing is impossible to a willing mind.(喜んでする人には不可能はない) 
     Nothing is easy to the unwilling.(イヤイヤする人にはやさしい仕事はない)

仕事をするのなら、楽しんでした方がよいに決まっている。ニコニコして接客して損なことはまずない。相手は肯定的な何かを必ず感じとるものだ。「あの子、なんか感じ悪いな」と言って若いカップルが店に入ろうとしている僕とすれ違った。僕はくるっと店を一周して
外の広い通路のブラブラ歩きの人々に合流した。さて、次はどんな店がフードコートに入っているか見てまわろう。とにかく「観察」は楽しいし、歩くことは足を鍛えてくれることにもなる。