学びのプラスあるふぁ:日常の気付き

人の人生、それぞれが皆オリジナル。街を歩き人に話しかけることから「なるほど」と納得できる発見がある。

期待値は少し低い目に

2022-11-08 15:51:11 | 日記
 僕の家から歩いて5分、花園ラグビー場を中心に広がる東大阪市の花園中央公園で11月5、6日の2日にわたって「花園エキスポ」開かれた。キッチンカーや最新技術をリードする様々な企業が参加してなかなかの賑わいであった。僕はといえば、ラグビー場の観客席の下、入り口を入ったところに展示されていた「空飛ぶ車」がお目当てである。“くるま”と名付けられているからタクシーのようなもので、車体に何か空を飛べるような翼か、車付きのヘリコプターのようなものを想像していたのだが、それはドローンのでかい番。車体の下から突き出た7〜8本の太い棒に小さな回転体が取り付けられて、これはどう見てもドローン以外の何者でもない。
 それはそれでいいとして、僕らの世代は未来の話になるとどこか他人事のような距離感を感じることが多い。20年後、30年後、と言った話が新聞に掲載されるたびに、自分はその頃にはこの世にはいない、と言った感覚が頭をよぎる。空飛ぶ車と言われてもまず僕がその恩恵を受けることはないだろう。自分の年齢もさることながら、僕は高所恐怖症なのだ。この乗り物に乗れる機会は全くゼロである。運転は地上のリモコンで行われ、運転手もいない二人乗りだ。なぜかワクワク見に行って完全に興味がなくなってしまった。ワクワク感と期待は同じようなもの、期待し過ぎるとひどい目に遭うことは何度も経験してきたではないか。「期待しなければ落胆することはない」って誰が言ったっけ。“誰があなたを傷つける?あなた自身の期待感 Who hurts you? Your own expectations.” などという何ともガッカリする名言が英語にはある。

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