学びのプラスあるふぁ:日常の気付き

人の人生、それぞれが皆オリジナル。街を歩き人に話しかけることから「なるほど」と納得できる発見がある。

「行動」は勇気と自信を与えてくれる

2023-09-08 16:16:49 | 日記
 「暑い、暑い!」と言いながらハッと気がついた。今、働き盛りの人達にとてってはそんなことを言っている暇もない。僕たちの世代も昔はなんなかんだと頑張ってきたのだから、歳をとって文句ばかり言っているのも許されていいのかな、などと自分にとって都合のいいように日々を解釈していることに気づいたのだ。外に出ないで、家でBSプレミアムの冒険系のテレビ番組を見ながら、冒険、挑戦、外に出ること、行動する、などということを考えた。冒険家、こういう生き方もあるのだなぁと感心しながら彼らはなぜ冒険に向かうのかと考えた。(余談:トイレが近くなった僕としては彼らはトイレはどうしているのだろうかなどと余計な心配をしながら…)
 人生の冒険について、世界ではたくさんの偉人と言われる人が名言を残している。見えない、聞こえない、話せない、三重苦を抱えたヘレンケラーは、冒険とは思い切って自分の本当の姿を見せること(outright exposure) だと言った。「私はどっちの道を行けばいいの」と尋ねまくって走るウサギを描いた『不思議の国のアリス』、作者のルイス・クラークにとっては、どこに行き着くのか分からない冒険が人生そのものと言いたかったのかもしれない。人生に目標があれば素晴らしい、などと伝えたかったのかもしれない。外に出ようとしないで家に閉じこもって寝たきりになった老人を知っている。動かなければ「(木のように)根が生える」と言われる。人間は意味があって足を与えられた。忙しい現代は歳をとれば外に出ることは“危険”だとも注意を促される。でも暑さや寒さで外にも出れない“退屈”には「死にそうだ」という言葉がつきまとう。

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