学びのプラスあるふぁ:日常の気付き

人の人生、それぞれが皆オリジナル。街を歩き人に話しかけることから「なるほど」と納得できる発見がある。

“自然”に学ぶ

2019-09-13 18:06:37 | 日記
スーパーに足を踏み入れるとイチジクが果物売り場で目立っている。またその季節が巡って来たのかと思わせる。花を付けないのに果実を付けるイチジクを漢字で書くと「無花果」なることに妙な納得を覚えた。自然が生み出す様々な果物や野菜など“自然の産物”に注意を払うと観察力が養える、と同時にいろんな知恵を授けてくれる。
“自然”という言葉はいろんな状況や場面で使われて、地震や台風も自然現象。日本での里山の風情、アメリカではグランドキャニオンを始めとする広大な大自然のいとなみが営々と続いている。ところが、ひとつ間違えれば恐ろしい力で人間の営みに襲いかかる。自然の力は人間に間違いなく人生とは何かを教えてくれるとは思うが、それは大抵の場合過酷で冷徹な方法にることが度々あって我々人間にとっては厳しく残酷なものとなる。
それでも“人は自然から学びながら前進する”(We learn a lesson from nature and make progress.)
今年の夏休み期間中も自然を楽しむ川遊びで悲劇が何件も起きた。自然現象では先日の台風は関東地方に襲いかかった。昨年の西日本豪雨の河川の氾濫による甚大な被害がすぐに頭をよぎった。なぜ思い出したかというと、電柱のてっぺんに引っかかっている洗濯機の写真が僕の収集している新聞切り抜きの中にあるからである。この豪雨から立ち直るために、人々はいまも一歩一歩前を向いて歩を進めている。
今回の台風15号は千葉県で荒れ狂い、停電を引き起こして残暑に苦しむ人々や死者も出ているほどである。屋根が吹き飛ばされて部屋の中から空が見える被害を受けた人もいる。水の供給が遮断されて風呂にも入れない。本当に自然は残酷なものである。前を向いて前進するためには、ここから学ぶものがなければならない。それは“忍耐”というものなのだろうか?「すべての不幸は忍耐によってのみ征服できる」と言う諺がある。
早朝にコオロギの鳴き声を耳にした。自然が巡ってうら寂しくもある秋がすぐそばにきていることを実感する。

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