学びのプラスあるふぁ:日常の気付き

人の人生、それぞれが皆オリジナル。街を歩き人に話しかけることから「なるほど」と納得できる発見がある。

「問う人」は学ぶ人

2019-10-25 17:28:39 | 日記
ひょんなことからスマホの多種多様な機能を調べてみる事に挑戦しょうと思い立った。特にLine の便利さには本当に感心する毎日で、友人や家族とのちょっとしたやり取りのおかげで親密度がまして人間関係が変わる。若い人達には“うざい”、つまり面倒な時もあるらしいが我々高齢者には、うまく利用すれば本当にすばらしいツールである。
Line 上のチャットを長押しすると黒くハイライトされた様々な機能が画面に出てくる。その一つひとつの機能を使いこなそうというのだ。僕が特に気に入ったのはスクショ(スクリーンショット)。これを利用すると写真であれ会話文であれなんであれ‘Googleフォト’に保存できるのだ。スクショは他にも、例えば電車の乗換案内などの表示画面もアッと言う間に同じように保存できる(電源とホームボタンを同時に押す)。メモなどは不要なのだ。このあたりまでやりだすと、本当にもっと知りたいという衝動に駆られてますますはまり込んでいく。時間の経過もあっという間で、気が付けば3時間も経過していることになる。
この時点を過ぎたあたりでスマホは意地悪を始める。急に動かなくなったり変なところをタップしたりしてうまく機能しなくなって若い人に助けを求めて大騒ぎすることとなる。イライラが積り家族を巻き込むような大騒ぎである。ラインの「トーク」の友人リストが急にひとつ赤い帯になって消えてしまった。トークの履歴は残っている。しかし、最初の画面から名前が消えた。これで大騒ぎは1時間は続くことになる。ええーィめんどうとばかりに電源を切ったら元に戻った。「人をバカにしているのかこのスマホ!」
それでも再認識させられるのは「知りたい」がすべての成功への出発点ということだ。ノーベル賞の吉野彰さんも、「なぜ?」「知りたい」からの出発だったという。吉野さんの化学は化け学(ばけがく)と人は呼ぶ。物が化けるのだ。まさにそこからの先生の「なんで?」の出発である。トイレの洗浄塩酸に釘(くぎ)を入れたら水素が発生する…なんで?実験して考えてまた同じことを繰り返して試行錯誤と努力が吉野さんをノーベル賞にたどり着けさせた。「問う」ことが多い人は「学ぶ」ことが多い。