学びのプラスあるふぁ:日常の気付き

人の人生、それぞれが皆オリジナル。街を歩き人に話しかけることから「なるほど」と納得できる発見がある。

百貨店:北海道フェアのイートイン

2019-10-08 18:44:07 | 日記
昨日は大阪の百貨店で催されている「北海道フェア」で何か面白い気づきはないかと足を運んでみた。大阪を代表する三大デパート(阪急、阪神、高島屋)の催しが、前段階の打ち合わせなく偶然「北海道フェア」に決まったということをテレビで報道していたからである。北海道をテーマにすると必ず当たる、盛況を期待できる、ということでこの時期にはこの種のフェアがデパートの宣伝広報部では常識ということらしい。この時期を逃すと次は歳末商戦が始まって百貨店は出遅れてしまうということらしい。
高島屋デパートでは女性を中心にたくさんの人々が詰めかけて最も活況を呈していたように思った。イートインのコーナーには丸い高テーブルがいくつも用意されていて、ビール片手に立ち飲みよろしく、皆さん楽しんでいる様子が自分も仲間に誘われているようだ。缶ビール1缶225円をテーブルに大きな牡蠣3個(税込¥1200-)などを楽しんだ。周りの活気を観察してみるとこのフェアに足を踏み入れたみなさんは、各店を担当されている売り子さんの表情、所作、元気の良さや服装の楽しさ(ノンバーバルメッセージNonverbal Message)でついつい財布に手が届くようだ。フレンドリーな声掛けは客の話しかけに繋がって、会話が成立しているように思った。
店員さんと客の会話が弾んだ人が、消費税8%で支払ったなどと聞いた(ホンマかいな)。
まぁ人間関係がいろんな場面で影響し合うというのはどんな場所でも同じだということか。
英語では Send strong nonverbal messages.(言葉に頼らない強いメッセージを送れ)という表現がある。人間関係は9割以上は目の動き、表情、などに左右されて構築されていくという。「文化人類学」という学問から学んだ簡単で誰にでもできる最重要項目である。
立ち飲みのイートインのコーナーの雰囲気が隣の人達の声が聞こえて客の一体感が抜群であった。