学びのプラスあるふぁ:日常の気付き

人の人生、それぞれが皆オリジナル。街を歩き人に話しかけることから「なるほど」と納得できる発見がある。

失敗?気にしない

2019-10-11 15:43:52 | 日記
僕は昔から『メモの取り方』、『メモの技術』、『メモ学』などのハウツウ本を暇を見つけては読むのが好きだった。この種の本はかなりの数になっていて今でもすぐに取り出せるほど手近にある。現在は退職して暇があるのでテレビの情報をメモをとりながら、世間に置いてきぼりされないように心掛けている。メモ取りとその整理は案外楽しい作業なのだ。
先日の火曜日NHKの「ニュース7」でラグビーW杯の盛り上がりを伝えていた。台風19号が週末に近づいてくる。楽しみにしているラグビーの試合はどうなるのだろうか。そんな状況の中で若い男性アナウンサーが競技場の前でインタビュー、「台風にはどうなってほしいですか?」という質問だ。女性が一瞬の戸惑いがあったような気がしたが「それてほしいです」と答えた(このやり取りはメモをとっているので一字一句再現したもの)。なんというバカげた質問だろうかと耳をうたぐった。先日も取り上げた誘導質問にうんざりする。テレビでは他に答えようのない質問、いわゆる愚問が最近は目立つようにおもう。
誰でも失敗はするものである。このアナウンサーもきっと後で反省していると思うとやや可哀想な気もする。僕も何十回という恥をかきながら、また失敗を重ねながら歳をとってきた。いまだに失敗をしながら生きているのだから落ち込んでしまう。先日は昔の仲間が集まって同窓会をやった。僕が代表幹事(?)。うまく思うように運営できなかった。アメリカ留学中のことだが、授業中に先生が‘人が犯す失敗’について話していた時に言った言葉だとおもうが僕のノートに英語でメモされている。
“自分に聞いてみなさい「一年後にこの失敗をどう思っているか?」
Ask yourself, “How will I feel about this a year from now?”
人が生きるということは失敗をするということ、と言っても過言ではない。気にしない、気にしない…と自分に言い聞かせよう。一年後には誰もそんな失敗を覚えていないことが多いのだから。