学びのプラスあるふぁ:日常の気付き

人の人生、それぞれが皆オリジナル。街を歩き人に話しかけることから「なるほど」と納得できる発見がある。

台風の中で考えたこと

2018-10-02 20:05:17 | 日記

9月30日の日曜日、日本列島を台風24号が縦断した。和歌山県の田辺市に上陸後はずっと北東に向かって日本総舐めの状態で各地に被害をもたらした。テレビでは一日中NHKが台風情報を伝えていた。「大型で強い台風24号は…」で始まり、「不要な外出を控え身の安全を確保してください」というアナウンサーの言葉で終わる情報を本当に何十回も耳にした。一夜明けて床上浸水で泥土に覆われた床を前に途方に暮れている人々の姿をみると、慰めの言葉も浮かばない。
生きるということは本当に厳しくて、個人的なストレスや病気などの不幸にみまわれることもあるし、世界では経済的な不況や戦争で苦しんでいる人々もいる。結局、どこかに“希望”という名の光をひとりひとり個人で見つけなければならないのだろう。
Hope can get us through all the hardships of life.
(希望は人生のあらゆる辛苦を乗り切らせてくれる)

和歌山に台風が上陸した頃の夜には、家の外では風がヒューヒュー、ごーごーと唸りをあげていた。昔、若かりし頃(?)の台風の経験や、なぜか苦しかった頃のことなどいろいろ思い出していた。どれもこれも何とか乗り切って今がある。人生、なんとかなるもんだ、などと考えているとやっぱり諦めてはいけないのだなぁと思った。
罹災された人々にこんな話しか送れない。でも、「あの角(かど)をまがったら…」という英語の表現(turn the corner)があって、「あの角をうまくまわれたら…」、つまり、ひとつひとつ山を越えることが出来たなら、という感じで理解して時々思い出す価値がある表現だとおもっている。英語の表現には又keep up という熟語がある。“(元気などを)落ち込ませない”という趣旨の表現なのだが“Keep it up!(頑張れ!)”などと使われている。