どこ吹く風

旅のことを主に書く。

体風被害

2007年07月16日 09時54分19秒 | 能登
 墓参旅行から帰ってきました。こんかいのメインはやなり体風になってしまった。
4号が接近することは予想されたので対策をして出かけた。ベランダの落ち葉が流されて排水口を詰まらせることが無いように掃除をした。数年前の台風では落ち葉が排水口が塞いでタイヘンな目にあったので体風前には気を付けている。

 万全な対策をしたツモリだったのに、予想外のことが勃発した。屋根に取り付けてあるトップライト吹き飛ばされたと連絡が入った。その連絡を指宿で受けた。私としてはブルーシートを被せてトップライトの口を塞ぎ、ブルーシートが飛ばないようにロープで縛り付けることしか頭に浮かばず、息子に指示した。ブルーシートもロープも私の工房にあるので場所を教えて後は任せた。
 
 婿も駆けつけて、工房にあった90cm角のセメントボードで蓋をしてブロックやレンガをその上において錘にして応急措置を取ったと連絡があった。何にせよ雨風が吹き込むのが止まって良かった。
 私たちが旅行へ行っている間はバアチャンが独りで留守番していたので、雨風が吹き込むのを見てビックリしただろう。体風災害に遭うのはもう何十年も無かったし、しかも昔の家とは違い鉄筋コンクリート造なのに天井・屋上から雨が打ち込んでくるなんて想像だにしなかっただろう。明け方に独りで吹き込んだ水を始末したそうだ。

 息子曰く「普段から役に立たないオヤジなのに、必要な時も居ない。本当の役立たずだ。」
いやいや”オヤジが居ればな~”と息子に思わせただけでも私の存在感があるというものだ。これ以上言うと益々立場が悪くなるので止めておきます。

 一方私たちは指宿で閉じ込められた状態になった。台風の目に入るほど接近し窓から見える金錦湾の波は長く高くうねっていた。不埒な考えで墓参したバチが当たったのかな。
トップライトが吹き飛ぶとは思いもよらぬ出来事でした。