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どこ吹く風

旅のことを主に書く。

調査続行中

2009年04月26日 10時30分32秒 | 旅への想い
オキナワ発 19:30  19:55 台北着 
台北発   23:15  06:50 フランクフルト着

フランクフルト発 11:20  06:25 台北着
台北初      08:15  10:45 那覇着

台北発   23:10  07:15 ウィーン着
ウィーン発 11:05  06:30 台北着

那覇  11:45  12:10 台北 
台北  13:25  10:25 ローマ着
ローマ 13:40  11:25 台北着
台北  16:10  18:30 那覇着

ただしウィーンおよびローマ便は毎日運行ではないようなので帰る日に注意が必要だ。
それとヨーロッパから昼前に飛び立つので前泊が必要になる。

HISでミラノを調べてもらったら、134.400円プラス諸々で合計152350円とのこと。それでこれはダメなので詳しい経路・時間は省略する。

 香港で格安チケットを手配する場合もありうるので中華航空で香港までの接続を調べたら
那覇発 11:45  12:10 台北着 
台北発 13:50  15:35 香港着 

香港発 13:25  15:15 台北着
台北発 16:10  18:30 那覇着

 香港ーミラノを例に取ると料金は4千香港ドル足らずである。フランクフルトならもっと安い。オキナワから香港の4万円ちょっとを加えても10万円足らず、諸々の諸経費を含めてもその程度の金額でヨーロッパまで飛べるチケットがありそうだ。

 久々の旅を楽しむのは何処をどのように廻るかに因る。
最初アルプスをイタリア側からも見るということ、それもエギュー・ド・ミディからラでエルブロンネルまでゴンドラで空中散歩を楽しむ程度のことだった。それとサースフェーからイタリアへ抜ける、サンモリッツからルガーノへ行く途中でほんの少しイタリアへはみ出る程度のツモリだった。

それが中華航空の路線の関係でウィーンやフランクフルトの名前が出てきたので、それならいっその事チロルとドロミテ観光もと欲が出てきている。選択肢が色々出てきたので整理する意味で旅行社の窓口で問い合わせ。各ルートの問題点が分かり、見たい箇所も検索で調べているのでアタマの中では固まりつつある。

 あと暫らくで案を二つ三つに纏めて、妻におよび同行予定者ー何故か旅行に関してのある部分に強力な影響を及ぼすのです、そのお方はーに提示できるでしょう。

アシアナ航空

2009年04月24日 14時07分56秒 | 旅への想い
 中華航空を思い出したついでにと言うと失礼になるかもしれないけど、アシアナ航空がソウルへ飛んでいることを思い出し支店を訪ねた。
支店だけあって旅行社とは趣が違い、オフィスは小さいながらも立派に内装されている。
 ヨーロッパ便について尋ねると、オキナワからインチョン乗換でフランクフルト、ロンドンそれにパリへ就航しているとのこと。出発時間が昼間なのでオキナワからその日に乗り継ぎすることはできない。前泊の1日分のホテルはアシアナ航空が負担するが帰りの分については負担しないとのことであった。インチョン経由にすると前・後泊の二日間余分に日程を組まねばならない。中華航空よりも大幅なプライスダウンがあるか、帰りに二三日ソウル見物を組まねばインチョン経由で飛ぶメリットが無い。
これらのことが確認できただけでもヨシとすべきだろう。

 チケットの金額については、支店なのでノーマル料金でしか提示できない、代理店つまり旅行社に相談するように言われた。せっかく足を運んだのにタイムテーブルを貰っただけの事で終わってしまった。

 スイスへ行くのにどのルートが安くつくかと検討し、まず成田発着を調べ次に香港、さらに台北にソウルと安いチケットを求めて探した。大都市、成田や関空からは信じられないような格安便が世界へ飛んでいる。羨ましい、地方空港からはそれが無い。無いどころか成田近郊での前泊まで強要される状況だ。地方都市の悲哀を強く感じる。
それでもオキナワは台北・香港それにソウルと直接結ばれているので恵まれているとも考えられる。無いものネダリは止めて与えられた状況の範囲内で考えよう。

 考えられるヨーロッパまでのルートは、①中華航空を利用する、②香港の旅行社でヨーロッパ便の手配をし、台北経由で香港まで飛ぶ、の2ルートに絞られそうだ。
台北からだと4都市に限定されるけど、香港からだとほぼ全ての地域に飛べる。
どちらのルートにするかはスイスをどのように廻るかと関連する。

 ウィーン経由だとチロルへ足を運ぶだろうし、さらにドロミテまでいける可能性が大きくなる。しかしその分他の地域に割く時間が少なくなる。観光する場所と航空便とは密接に関連する。
今のところ航空会社の選択と観光する場所は多元連立方程式になっているので、分かり易く整理するどうすべきか。
まずは訪問地を絞ることかな。
それとも安く飛べる処から出発ルートを決めるべきか。

中華空航

2009年04月20日 07時05分44秒 | 旅への想い
 タルチョー旗めく梅里雪山の風景から心はもうスイス、雪を被った山々を見ながらお花畑を歩くハイジジイになってしまった。
 どの経路でスイスへ行くか。これまではオキナワ発着14万円プラス諸税で行けたJALの悟空スイス便は廃止になっている。九塞溝へ行ったとき香港の安売りチケットを知り、香港経由でヨーロッパへ行くのも一つの手だと気づいた。成田や関空発でも前泊若しくは後泊しなければならない。どうせ宿泊するなら香港でもいい、それに香港からだと4千香港ドル程度でヨーロッパまで飛べる便がある。
 ただオキナワー香港に就航している香港エクスプレスはその先、ヨーロッパまで飛んでいない。同じ航空会社に乗り継ぎできれば料金面でもっと融通が利くだろうに。今のところ10日間を越える期間の場合はノーマル料金となり8万5千円もかかる。

 同じ航空会社・・と考え中華航空を思い出した。台湾まで毎日2便も飛んでいるし、ヨーロッパ便もあったはずだと代理店で話を聞いてきた。

 その概要は、中華航空のヨーロッパ便はフランクフルト、アムステルダム、ローマにウィーンの4都市のみで、何処の料金も \126.000であり、別に燃油サーチャージ及び出入国税が8千~1万円ほどかかるとのことであった。
それにヨーロッパへ夜間出発でお昼頃到着なので前泊・後泊が要らない。それに4都市の何処でも乗降できる。考え方によってはおもしろい日程が組めそうだ。

 ウィーンからまずチロル地方でハイキングをしてサンモリッツに入る。あるいはフランクフルトからロマンチック街道を抜けてスイスのエンガディン地方に入ることも可能だ。スイスとモンブランを見た後にイタリアに抜けてベネチア、フィレンチェを通ってローマから帰途に着くルートも可能になる。

 しかしあちらこちら歩くと日数が足りなくなりそうだ、スイスバスは15日間のものを買う予定だったが8日間になりそうだ。そうなるとスイスの観光日数が足りない。
アイディアとしては、そのようなルートも考えられるけれど、実際問題としてはどうなのだろう。

 スイス主体で日程を組立て、どの都市から入るのがいいのか考えよう。
中華航空で台北にて乗り継ぎし香港まで飛ぶ場合は、6万円ちょっとしかかからないとも話していた。となると、香港からチューリッヒまで直接飛ぶ便を探すこともできる。

 中華航空に気づいたので選択肢が格段に広がった。まずはスイスで何処を何日見るか計画を立ててから飛ぶルートを決めよう。

写真は、廃線となったフルカ峠越えの鉄道跡です。

アルプスのハイジジイ

2009年04月18日 08時27分50秒 | 旅への想い
 妻たちの九塞溝行きがお流れとなり、それではと私を含めた日蝕ツアーも七月は雨が多く、せっかく麗江や梅里雪山へ行っても景色が楽しめないのではないかとの懸念を払拭できず、この計画もオジャンになった。

 残された場所はスイス、消去法で残ったとはいえスイスはそれなりに素晴らしいところだ。いや一番行きたいところである。
妻たちが九塞溝へ行ったなら、この夏私は何処へも行けなかった。それが紆余曲折の末スイスへ行けそうだ。アルプスまで待たずこの場でバンザ~イとなった。
日蝕見物に引っ掛けて昆明から梅里雪山も魅力があったが中国は近いのでチャンスはこれから幾らでもある。まずはスイスだ。チャンスを逃さず行けるときに行っておかねば後で後悔することになる。
タナボタ・・もいいものです。

 アルプスの峰々を間近に眺めながらお花畑をハイキングする光景を思い浮かべるだけで心が弾んでくる。前回行き損じたエギーユ・ドゥ・ミディからイタリア側、エルブロンネへのゴンドラは絶対に乗りたい、それにフルカ峠へも行きたい。サースフェーも落とせないし、ホームズ終焉の地ライフェンバッハ滝にアーレシェルフトなども見たい。
行きたい場所が脈絡も無くバラバラだ、それらを繋ぐ尤もらしいテーマをまず決めたほうが良さそうだ。

 前回は峠と氷河をテーマにした、今回はイタリアと絡めて[太陽と雪」はどうだろう。
サンモリッツからルガーノへ行きサースフェーへ廻るルートも考えられる。その前に遠くナポリまで足を伸ばしポンペイ遺跡と青の洞窟を見てからスイス入りしてもいい。
となると入口はチューリッヒと限らずミラノでもいい。

 ヨーロッパへ行くのも香港を経由すれば格安チケットがある。ただオキナワー香港は往復の期間が1週間を越えるとノーマル料金になり8万5千円ほどになり割高となるのがいたい。なにか良い方法、ルートはないものだろうか。調べてみよう。

 棚ボタのスイス、出発まではプランを練る楽しみがある。スポンサーが満足でき、かつ私もお零れ以上の楽しみができるように精力をつぎ込もう。
はい、ハイになりつつあります。

梅里雪山は雲の彼方に

2009年04月15日 14時30分12秒 | 旅への想い
 梅里雪山は魅力的な山のようで写真を見るだけで胸が躍る。旅行とくに山岳地方へ出かけるには天候が一番気になる。
残念なことに6月から9月にかけて降雨量が多い。晴天率とか日照時間の統計を探せないので、今のところ月別降雨量からしか晴天の確率を予想できない。しかし天気は気まぐれ、雲南を旅した人たちの記録を見ると、何月に行こうと晴れる人には晴れて、乾季に訪れたと書きつつ雨や曇りでチラッとしか見えなかった人もいる。

 そこで迷っている、この6月から7月にかけて梅里雪山を見る拠点の徳欽へ行くのは、秋より雨に降られる確率は高くなる。それを押してまで行くべきか。ただ秋は私が参加する予定の西安語学研修旅行と間が近すぎる。私は一向に構わないのだが、財務金融を司る妻がナンと言うか・・

 これまで調べた経過を話した。
「1週間ほど徳欽に滞在するツモリで行けば晴れる日もあるだろう。」
”わざわざ雨の多い時期に行くことはないでしょう。”
要約すると以上の会話の通りで中国行きはほぼ取り止めになった。

 日蝕を契機に7月22日は上海近郊で、その前後に雲南および成都周辺という夏の旅行は中国から遠のいた。梅里雪山は調べるにつれて魅力が出てきて神々しいであろう姿を見たい気持ちが強くなってきていた。少々心残りはするけど又の機会にしよう。
梅里雪山見物を先送りするとなると、カイラース(カン・リンポチェ)とエベレストBCへの旅は何時になるやら。

梅里雪山

2009年04月11日 08時10分35秒 | 旅への想い
 日蝕と引っ掛けた中国の旅、我ながら良い着想である。観測場所については前回書いたサイトをよく読むと中国科学院天文台の推奨地が記載されている。都市地区に近い地点なのでその場所へ行くにも交通の便は良いだろう。それに日蝕は当然昼間起きるので交通手段も選択肢が増える分容易になるだろう。

しかし問題は天候だ。
2008年オリンピック開催中に起きた日蝕のとき、西安と延安の中間に位置する銅川(だったと思う)のその日の晴天率が発表されていた。過去のデータからの確率が分かれば大いに参考になる。天気は100Km も離れれば違っても当たり前だ。できれば候補地別の晴天率が見たい。

 今回は晴天率が記載されたサイトに未だ巡り合いが無い。それで降雨量から推測した、中国では6月から9月は降雨量が増える時期に当たる。問題だな~
天文マニアではないので、雨とか曇りで日蝕の様子が見えないのは諦められる。しかし山へ行ってまで降られたり雲がかかって雄大な景色が見えないとなると大ショックを受ける。相当な文句が来ることは間違いない。
 
 天気の責任は負えない、しかし降雨量が多い月を選んだという責任はある。たった数時間の日蝕を名目に2週間の観光日程を組むのだから、それなりの責任が生じる。どう判断するか迷うナ~

 一応梅里雪山行きのことを調べている。その中で分かったことは中国では旅行社のテリトリーが決められていて省内が主体となっているようだ。行きたい所は雲南省にあるのでそこの旅行社を探さねばならない。
しかし日本語サイトから入っていくと日本人向けのツアーが組まれている。ただ料金も日本人価格なのでどうしても現地旅行社を探し出さなければならない。用語を替えて検索するけどヒットするのは日本語で書かれた中国の旅行社のみ。

 そこで中国語の旅行社用語を加えて検索すると上手く行き、昆明の旅行社のサイトが分かった。「大理、丽江、香格里拉」ツアーはあるが梅里雪山まで行くツアーが無い。
 別の会社を探す。そこに「昆明、丽江、香格里拉、梅里雪山、明永冰川朝圣之旅双飞6天5晚游」があり、3380元、約5万円のツアーである。
ちょっと高い気もするけど昆明ー麗江まで飛行機利用だから納得できる。日本語版ツアーに比べれば三分の一以下の金額だろう。日本語のできるツアーガイドが付くか付かないかの差と、ホテルの梅の数の違いだろう。

 山を見るのが目的だから説明が聞けなくてもいい。言葉は通じなくてもなんとかなる、これまでナンとかなった。
ニーハオトイレでなく平常心で用を足せるトイレは欲しいけど。値段の分は我慢せざるを得ないのか。(笑)

日蝕

2009年04月04日 06時54分50秒 | 旅への想い
 スイスと中国どちらも魅力のある国だ。さて現実問題としてこの七月には何処に行こうか迷う。私は9月に西安へ行くことになっているのでスイスがいいかなと漠然と考えたり、近いし物価も安い中国にして浮いた費用で回数を稼ごうと考えたりして心は揺れる。。
 今年(2009年)の7月22日に月蝕があることを思い出した。国内ではトカラ列島が皆既日蝕となるだけで、あとは部分蝕となる。ちなみに我がウチナー島では92%ほど欠けるようだ。
しかし中国では上海から重慶・成都を通りチベットのラインが皆既日蝕帯となる。この世紀の天文ショーを見に行くのも一つの選択肢だ。日蝕については昨年情報を得ていたが、見に行くという現実味のある話ではなく、ただの話として見るなら何処が良いかと想像を楽しんでいた。ところがその気なれば行けるかも知れない。僅かこの2~3週間で状況が変化した。

 実は実際に行けるとも思わないのに、中国の旅のmlに観測地点のアドバイスを貰う書き込みもしていた。想像の世界なら当日雨が降ろうが曇ろうが構わないけど、実際行くとなると晴れの確率が高い地域を選びたいのが人情だ。
そこで中国で月蝕を見る最適の場所はどこか、と考え始めた。最大の関心事は天候である。皆既日蝕帯に位置するところの晴天率とか月間降雨量などのデータがあるサイトを探すが見つからない。”神のみぞ知る”とかナンとかで逃げることも出来ない。

 できることなら風光明媚な土地が良い、九塞溝や黄龍はどうだろう。でも日蝕帯ギリギリに位置するようだから観測条件としては良くない。時間が短い、やはり東部の上海に近いところが良いみたいだ。

 観測地点を探していてふと気づいたのは、ニッポンから中国へ多数の観測ツアーが組まれている、それらがどの地点で観測するのかを調べればいいのだと。大手旅行会社のことだから晴天率をはじめ諸条件を調べてから観測ポイントを決めているだろう。
旅行社のサイトからツアーの観測地を拾い出してみると平湖、湖州太湖湖畔、余山月湖彫塑公園それに武漢となっている。やはり上海に近いところだ。

 色々考えていると、これまた名案が浮かんだ。中国の天文台はどの地点で観測するのだろうか?
それこそあらゆるデータを斟酌して位置決めするだろう。中国のことだから国家の威信をかけた観測になるに違いない。その情報が分かれば其処へ行けばいいのだ。しかしどうやってこの情報を知ることができるのか・・言葉の壁がある。

 日蝕帯と照らし合わせながら自分で探すとしようか。

参考サイト
http://home.cc.umanitoba.ca/~jander/tot2009/09maps.htm

Maps of the Eclipse Track 2009 July 22

http://d.hatena.ne.jp/xiaojun/20090213/1234526642

地名と日蝕の時間

スイスと中国

2009年03月31日 22時21分09秒 | 旅への想い
 妻が”代わりにスイスへ行こうか”と言い出したときは、私にとって願ったり叶ったりの棚から牡丹餅なので、しめしめと思うもさり気なく「それもいいね」と軽めに返事をした。前々から今度はミラノ経由とし、1週間ほどナポリを中心に見て廻ってからアルプスへ行こう、エギュー・ド・ミディではイタリア側に渡り損ねたので今度こそ渡ろう、などなど大筋は固まっているのだ。

 私としてはヨーロッパはスイスだけでいい。あのように国全体が美しいところは世界でも珍しいと思う。アルプスの風景、雪を被った山々・・よその国行けなくてもいい、スイスだけでいい。思い出すだけで頬が緩んでくる。また行けるぞ~。
 ♪ ラ~リレリホ・・歌いだしたい気分だ。
気持ちが高ぶる、アルプスのハイ・ジジイになってしまう。

しかしこれほど好きなスイスへ行くのに異存は無い。無いツモリだ。
でも昨秋(08年)九塞溝・ミニヤコンガへ行ったのはスイスの代わりを求めるという側面もあった。スイスは遠いうえ物価が高いので近い中国に目を向けたのである。
中国の山は低い緯度に位置しているが高い山々連なり、そこから流れ出る氷河もある。樹林帯より低いところを氷河が流れているのもアルプスとは違う。
中国の山を見るキッカケはアルプスの代替としても中国であったが、中国の山は中国の山として素晴らしいことが分かった。

 それでアルプスを止めて中国の山にしようかとも考える。中国にも山は数多くある。その中でねらい目は・・梅里雪山(6740m)。神々のいる山としてチベット仏教の信仰の対象となっている。遠めにでも眺めたい。
成都からバスに何日も揺られて楽しいだろな。ニーハオトイレもナンのその、ひたすら前進あるのみ。

 モンブランと梅里雪山、どちらを選ぶか。ムツカシイところだ。

めぐり廻って・・・

2009年03月28日 07時07分55秒 | 旅への想い
 前々から義妹は九塞溝へ行きたいとの希望を持っていた。それを昨秋(08年)私たち夫婦だけで行ったものだから、益々ムキになるのもしょうがない。別に我々が無視して出かけたのではなく彼女の日程が合わなかっただけなのだ。しかしあの美しい風景は見せたかった、旅の様子を話すと益々憧れにも似た気持ちが高ぶってくるようだ。

 先日阪急交通公社からパンフレットが送られてきたので捲ると九塞溝ツアーが載っている。トラピックスは中国ツアーが少ない、少ないというよりこの数ヶ月中国へのツアーが丸っきり載らない月が続いていたので珍しいことだ。

 内容を見ると黄龍は勿論行くが蛾眉山も廻るようだ。九塞溝に3泊もするのでまるまる二日間あの池々の彩りや滝をたっぷり楽しめる。この企画は良いので「二人で出かけたら!」と勧めた。
九塞溝へのツアーは2泊して一日だけの入園が多い、総天然色の墨絵(?)の世界は眺めて良し、歩いて良し建った一日では勿体無い。二日間ゆっくり見て廻るべきだろう。
九塞溝とは趣が違う黄龍へも勿論行く、そのほか蛾眉山も含まれている。この1週間の旅はお勧めだと妻に話した。

 すると早速大阪の妹と何回かやり取りし4月18日発となった。内金を送って申込手続は終わった、後は人員が集まるのを待つだけ。ところがというか一抹の不安が現実となり、催行人員に達しなかったようで取り止めにするとの連絡がきた。催行が確定している他の出発日はザンネンながら仕事や雑事で諦めざるを得ない。
 せっかく旅行する気になったのだからとヨーロッパに目を転じ、イタリア12日間のツアーに参加する方向で検討していたが、これも二人の日程のズレでダメになってしまった。
 今回は彼女たち二人旅ということなので、私は勧めはしたものの一歩引いて様子見をしていた。九塞溝もイタリア旅行もオジャンになったので「ザンネンだったね~」と心の籠らない調子で妻に言うた。ヤッカミの心情がありありと出ていたかな。(笑)

 すると四月の旅行がダメになったので六月の末から七月にかけてスイスへ行こうと突然言い出した。無論この私に異存があるハズが無い。今度はミラノから入りナポリを見てからスイスに入るのもいい。ただスイスは費用が嵩むので中国にしようか。シャングリラとか四姑娘山とか、あの辺りでもいいな。
タナボタで嬉しい話が転がり込んできた。
さ~て何処へ行くか。

写真:本文とは関係が無いけど黄龍の写真です。

インターネット カフェ

2009年03月06日 12時38分28秒 | 旅への想い
 私のパソコンの知識は、自分でブログを開いているがハードやソフト面の知識は殆んど無く、ただ書いたり検索して楽しんでいるだけです。何か事あらば全て息子任せです。画面のアイコンを叩けばメールソフトが立ち上がりメールの送受信が出来る。それが普通だと思っていました。

 一昨年西安で4週間滞在していたときのことです。家族に近況を知らせようとインターネットカフェに入りました。言葉は丸っきり通じないので、店員さんに日本語環境にしてくれと伝えたかったので”日語日語”と繰り返したら、分かってもらった。

 案内されたパソコンを日本語入力ができるようにしてもらい、メールを書こうとしたけどメールソフトが何処にあるのか分からない。店員を呼んで”メールを出したいが方法が分からない”ことを伝えようとしたが、私は中国を話せないので伝わらない。
すると店員は私と隣のパソコン2台に翻訳ソフトを立ち上げた、そこで翻訳ソフトを介した会話が始まった。

”何をしたいのか?”
「メールを出したい。」
”gooかyahooのアドレスを持っているか?”
「持っていない」

店員はアレコレ弄くってメールのフォームを画面に出して席を離れた。
謝謝
gooまたはyahooのアドレスを持っていたらラクにメール送信ができたのだろうか。

 日本語でメールを書き始めた、しかし指使いやキーの割当などが私のと違うので、使い勝手が悪い。四苦八苦しながらメールを書いて送信した。ところが何故か届いていなかった。

 昨秋の成都の宿には無料で使えるPCが数10台ほど置いてあった。ちょっと触ったがメールソフトを出し切れず諦めた。隣の若者が自分のノートパソコンで電話を掛けている。附属のカメラで館内の様子を写しながら、いまこのような場所に居るのだと話している様子だった。

 そうか自分のパソコンを持ち歩けば無線ランでメールや写真が送れるのだ。成都の宿であの光景を見て以来PCを持ち歩こうと考えるようになった。ノートPCも安くなっていることだし、購入を考えよう。機種選定からソフト導入や諸々の設定も又息子にさせれば良い。さらに無線ランへの接続方法についても実地訓練してもらえば良い。たぶん我が家は無線ランが出きる仕組みになっているはずだ、息子はノートPCをケーブルで繋ぐこと無しにあの部屋この部屋でインターネットに接続している。

 自前のPCを持ち歩けば日記もその日にパソコンで書ける。これまでは写した写真を2千枚も一括でPCに落としていたので時間がかかりタイヘンだった。それも解消される。あわよくばブログも旅先から更新できるかもしれない。良い事尽くめだ。
取らぬタヌキの皮算用、予算10万円でノートパソコンを買うことにした。
息子が来たら早速オヤジのノートパソコンを買うよう指示しよう。

ちょっと前進

2008年03月05日 10時00分44秒 | 旅への想い
> 事前調査・情報収集を楽しみながら心の準備をしよう。
>九塞溝・黄龍それに青蔵鉄道を組み合わせて・・・当分はアタマの中の旅行を楽しもう

 前回このような言葉で締めくくった。
あれから毎日成都から九塞溝への路線バスはどうなっている、黄龍は九塞溝からの日帰り観光なのか、帰りは飛行機便がいいのか、等など脈絡も無く跳んだ日々を過ごしている。又そろそろこの旅について書くときの名前を考える時になっている。

 チベットへも行きたいので単に中国旅行でもいいのだが、具体性を持たせたネーミングが欲しい。チベットというも青蔵鉄道に乗るのが目的なのでチベットという語は入れたくない。四川省とチベットでは範囲が広すぎるので片方の名前を入れるのは片手落ちだし迷う。

 あれこれ考えた、青蔵鉄道のことを天空列車と表現したツアーがあり黄龍も4000メートルの高地にあるし九塞溝も高地と呼べる、それなら「中国天空への旅」とでもしようか。漠然とした名称なので四川・青蔵を並べても不自然ではないだろう。

 青蔵鉄道に乗ろうと考えた頃はせっかくチベットまで行くのだから西のカイラース巡礼もしたいと思った。しかし妻は九塞溝を見たいだろうから両方行くのは無理だろう、それに高地での行動に自信がもてない。それで今回は高地で動き回ることができるかどうかのテストと位置づけることにした。ただラサまで行って帰ってくるだけにする。ポタラ宮に入れればラッキー、ダメならダメで良しとするぐらいの気持ちで行くことにする。
と考えると日程の組み立て方も違ってくる。

 漠然とした日程は、まず成都へ行き青蔵鉄道のキップ入域許可証などを手配して九塞溝へ出かける、戻って来る頃には全てが整っているだろうから次いでラサへ出発という感じだ。
ラサからは陸路で茶馬古道を通り成都まで、と行きたいがこれはあくまでもアタマの中での考えだけ。再び青蔵鉄道に乗るというのもある、せっかくだから往復乗っても良いのでないだろうか。それとも飛行機で一旦西安へ出て上海に戻る手もある。

 成都にもっと滞在して四姑娘山方面も見たい。ラサから陸路で成都へ戻るのが難しければ成都-シャングリラ観光でもいい。多くの旅人の旅行記を読むと場所も分からないのに行きたくなる。
地図で場所や所要時間を確認もせずやたらアチラこちらと飛びまわっている。アタマの中だからできるだろうけど。

 旅のテーマ・名称が浮かんだだけでも前に進んでいる現れでしょう。

九塞溝とさんぴん茶です
沖縄でよく飲まれているさんぴん茶です。ジャスミン茶を指す中国語(香片茶 シャンピェンツァー)から転じたものだそうです。

一歩目はアタマの中の旅

2008年02月26日 08時09分06秒 | 旅への想い
 旅行は行ってよし、振り返ってよし、それに計画する時も楽しい。実現するかどうかを別にして行きたいところのことを調べて勉強するのも楽しいひと時だ。
さて今度は何処へ行こうか、と場所探しに余念が無い。妻はゴールデンウィークにカンボジア旅行に誘われている、しかし末娘の出産がその直前なので迷っているようだ。私はアンコールワットに魅力を感じるものの行かない。わざわざクソ暑い時期に行かなくてもいいだろう、とは表向きでホンネは優先順位の問題です。そんなに度々あちらこちらへ物見遊山の旅ができる実入りも無いので行く先を絞らざるを得ない、私にとってカンボジアは優先度が低いということです。

 では何処にするか。行けるなら何処へでも行きたいのだが、何時もいつもオジャマ虫の如くくっ付きっ放しというのも気が引ける。プライドなんて当の昔に捨てたつもりでもやはり引っかかるものがある。世話をかけるにも程ほどにしておかないと後々の事に影響するという打算がある。(笑)

12月にイエローストンまで出かけてオーロラを見て、年が明けてから香港へ行ったので未だ旅行から帰ったばかりと言えるのに旅行虫が蠢いている。
この次行くならやはり九塞溝か。しかし妻がカンボジアへ行くなら少し間を置かねばならない。すると中国はオリンピックに突入し旅行には不向きとなるだろう。
秋ごろにはオリンピック余波は収まっているだろうか。

 事前調査・情報収集を楽しみながら心の準備をしよう。
九塞溝・黄龍それに青蔵鉄道を組み合わせて・・・当分はアタマの中の旅行を楽しもう。

餃子パーティ

2008年02月18日 09時08分02秒 | 旅への想い
 昨年西安へ行った時の世話役のお一人から王先生の自宅で餃子パーティが開かれた。王老師は私たちの西安交通大学語学研修旅行の際に、沖縄大学の学生を引率なさった方です。現地では九塞溝・黄龍の旅をコーディネートした方でもあります。料理にも詳しくて県の補助を得て共著でパンフレットを製作したとのことです。その先生の自宅での餃子パーティなので期待して出かけました。

 先生の家族は京都在住で単身赴任です、我が家から徒歩10分の場所だが妻に送ってもらった。着いたのが6時過ぎなのに女性陣は既に餃子を包み終えようとしていた。西安での餃子パーティは餃子主体であったが、今回は茄子、モヤシ、豚の三枚肉など盛り沢山の皿が卓を覆った。三枚肉を包むのは饅頭ではなくてナンだった。シルクロードの出発点・終着地の西安なのでナンが中華料理になっていても不思議ではないと勝手に考えた。

参加者は先日新年会で顔を合わせたばかりだが、こういう会合は何回あっても楽しいものである。メンバーの集まりはこれで3回目だが毎回欠席者がいたけどこの日は珍しく全員が顔をそろえたのが嬉しい。
私以外の皆さんは中国語会話の教室で、あるいは太極拳の練習で顔を合わせているようである。私もそれらの会に来るように誘われているけど曜日と地理的な問題で未だ見合わせている。

 留学中のこと、向うでの餃子パーティのことなど話題は尽きない。そうこうするうちに友好協会の支部長さんもお見えになり、次回の研修旅行の話となった。
今年は北京オリンピックが開催されるので旅費や宿泊費が高騰しているだろうから、来年実施したいとのお話があった。そして語学研修だけでは苦痛だろうから今年と同じく物見遊山の旅も組み合わせる、敦煌辺りはどうかと具体的な提案があった。時期は敦煌見物が暑くも無く寒くも無く、砂嵐も無く快適な時期に行ないたいとも付け加えられた。

 西安か・・・また行きたい、、今度は妻も一緒なら尚楽しく過ごせる。時期は国慶節を外した10月中旬とか、9月にしたいようだが私としてはできるだけ早い方がいい、楽しい事は早い方が良いという単純な考えからです。


餃子はウイキョウやセロリ餃子でフツーでは考えられない具材でした。イーチョーバー(ういきょう)餃子は香りも味も気にならないものでした。

二階建てバス

2008年02月01日 14時06分52秒 | 旅への想い
 香港では二階建てバスが普通に走っている、我が島ウチナーでは観光バスとして走っているのを見かける程度なので保有台数も数台でしょう。それが香港では一般路線で普通に走っているのが珍しい。運行している大半が二階建てバスのように見えた。

 孫は二階建てバスを見るたびに”あっ二回バスだ~”と言う、子供にはもっとインパクトが強かったのだろう。そこでせっかくなので二階建てに乗ろうということになった。しかし路線が分からないのでネイザン通りをモンコック近辺まで乗り、地下鉄乗り場を探せばホテルまで戻れるだろうと考えた次第です。

 尖沙咀のビル街から二階建てバスに乗った。運賃前払い制で一人2.5ドルだが小銭の区別が付かずにマゴマゴして運転手に掌の小銭を見せて指示してもらう。5ドル硬貨は分厚く、2ドルは八角形のような感じなので判別しやすいけど1ドルが混じると分かりづらかった。それに0.5や0.1が入っていると尚混乱する。

 目的の二階への階段を登る。急階段を登ると二階でやはり目線が高いだけ見晴らしが良い。夜の街のバスからの眺めは趣がある。オプションの天井無し二階建てバスは更に面白いだろう。
孫は大喜びしていた。二階建てバスに乗っているのにすれ違う二階建てバスを見て、二階バスだとはしゃぐ、よほど気に入ったようだ。

 二階建てバスには最終日も乗った、今度はホテルから旺角(モンコック)まで乗った。一人4.5ドル也。地下鉄とは風景がまるっきり違うのでバスが楽しい。ただ地理に不案内なので、ネイザンロードで地下鉄の駅近辺で降りるようにした。地下鉄はネイザンロードに沿って走っているようなので迷っても地下鉄の駅さえ見つければどうにかなるという自信があった。ただバス停と駅の名称が違うので見晴らしの利く二階からキョロキョロ地名や駅のマークを中止ながら乗っていた。

 ただバスに乗るだけでも旅の楽しい想い出になった。時間に余裕があるならバス路線図を持って乗り回すだろう。それほど二階建てバスは魅力がある。


地図

2008年01月10日 16時34分30秒 | 旅への想い
 旅の基本は地図であると考える。行きたい場所が何処にあるのかをまず目で確かめたい。私が行くところは名が通っている場所が多い、それでも地図で何処にあるのか正確には分からない。それをこの位置にあると分かるだけでイメージがさらに膨らむ。
中国の地名で知っている所は多い、三国志などの読み物からの知識だろうしかしその地を地図で探すとなるとムツカシイ、そこまでは知らない。
それで「中国まるごと百科事典」というサイトから行きたい場所をピクアップして印刷した。とても参考になりましす、非常感謝。
http://www.allchinainfo.com/

 このサイトは西安へ行く時もお世話になったのにすっかり忘れて中国の地図を探し回っていた。鉄道路線図を見て思い出した次第です。適当な地図が無い無いと騒いでいる自分の不明さを恥じるのみ。
最終目標をチベットにしているので隣接している四川・雲南省を印刷した。出来ることなら成都からラサまで陸路で旅をしたい、それが茶馬古道と思うが・・。そのルートでラサまでバスが出ているようだ、4日間の行程だが面白そう。帰りは青蔵鉄道を利用すればよい。上手く行くかどうかは今後の調査次第、気力次第といういところ。気を大きく持って張りきろう。

 ここ当分は印刷した地図を眺めて一人楽しみます。

写真はカイラース付近です、特に意味はありません。以前何処かのサイトで見つけたものを保存していただけです。