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ホット・ロック The Hot Rock

2014年04月13日 22時30分26秒 | 洋画>★★
1971年/米/ピーター・イェーツ監督/ロバート・レッドフォード ジョージ・シーガル ロン・リーブマン ポール・サンド モーゼス・ガン
2014年2月17日 日テレ映画天国

【あらすじ】
ジョン・ドートマンダー(レッドフォード)が出所した。かつての相棒ケルプ(シーガル)がお出迎えして、早速お仕事の斡旋。アフリカは中央バタウィの永久国連大使であるアムーサ博士(ガン)からの依頼で、ブルックリン博物館に展示されている<サハラ・ストーン>というダイヤを盗み出すというもの。報酬は10万ドル!必要経費や日当は別払い!そういうことならと、ドートマンダーは請け負った。
仲間は、金庫破りのケルプ、メカニックドライバーのスタン(リーブマン)、爆発物担当のアランの4人。果たしてダイヤは、まんまと手に入れた…と思いきや、手にしたアランが捕まってしまう
さてここからダイヤは、ドートマンダーの手をするりするりとかわしていくのでした。アランの脱獄に手を貸して、隠した先は警察署、ところがそこには既になく、弁護士であるアラン父が隠した先は銀行の貸金庫! ドートマンダーは仕事を遂行することができるのか…!?


ん? ああ、退屈でした。
まあやってることが、<ひとつのダイヤを追っかける>というだけのことなので難解さはなかったのだが、もう我々は「ルパン三世」を散々見てきちゃってるじゃない。この程度のドロテクなんて、もはやヌルくしか感じられないのだよ。罪なことだなあ、東京ムービー新社。
ところで、アランが追い詰められた際に、ダイヤを飲み込んでその場をしのぐというエピソードがある。ドラえもんの初期エピソード<しずちゃんがママのオパールを呑んじゃった事件>も思い出すのだが、何か別の漫画で<呑んだ宝石の表面が、胃酸で溶けて光沢が失われてしまう>とかいうのも思い出すんだよなあ。パタリロだったかなあ。だからこの手の<宝石を呑むネタ>を見ると、「溶けるから呑んじゃダメーっ!!!」って思っちゃうんだよね。しかし下から出したダイヤを、「もう一回呑んで運び出せば良かったのに」というご提案は、確かにキツうございますな。
とりあえず、ロバート・レッドフォード様の可愛らしさだけは堪能いたしました。
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