暇人映画

映画嫌いが映画を見まくる地獄のサーキット

ホネツギマン THE NAKED MAN

2008年11月30日 21時52分07秒 | 洋画>★★★
1998年/米/J・トッド・アンダーソン監督/マイケル・ラパポート マイケル・ジェッター アリヤ・バレイキス ジョー・クリファシ レイチェル・リー・クック
2008年11月29日 テレ東バリ・シネ

【あらすじ】
エドワード(ラパポート)は、整体師でありインディーズ団体のプロレスラー<ホネツギマン>である!コスチュームは、人体模型の全身タイツ。
父親とは長年の確執もあったが、妻キム(バレイキス)の妊娠もあって、実家のお向かいに整体院を開業することにした。店舗も買って、医療機器を買いに行ったその隙に…極悪障害者スティックス(ジェッター。ヅラ)がやってきて両親を射殺した!キムは一命をとりとめたものの、意識不明の重態。3人(+胎児)が殺されてしまったと思い込んだエディは絶望し、心神喪失状態のままプロレスの興行に乱入。圧倒的な強さで全レスラーを千切っては投げ、「悪の根源は背骨の歪みにあり!」とて演説をぶちホネツギマンのコスチュームのまま街へ繰り出した。
ホネツギマン騒動に、不摂生刑事コスキ(クリファシ)も出動。実は麻薬密売人のスティックスを、ホネツギマンは心神喪失のまま追い詰める!


B級と言うには、今一つ突き抜けるものがないんだよなー。惜しい。
ところで、妊婦のお腹はだいぶ大きかったが、ジュニアの登場はなかった。と思う。俺はてっきり、女房は死んでジュニアが残ったというパターンかと。
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ラスト・クリスマス

2008年11月29日 21時53分36秒 | 洋画>★★
The Last Night of Christmas Questo si che e amore
1980年/伊/フィリップ・オットーニ監督/スヴェン・ヴァルセッキ マウロ・クーリ クリストファー・ジョージ ゲイ・ハミルトン
2008年11月24日 日テレ月曜映画

【あらすじ】
先天的なに免疫異常のため、無菌室に入院し続けている8歳児トミー(ヴァルセッキ)。
双方共にトミーをこの上なく愛してはいるものの、不憫な息子がストレスとなり離婚を余儀なくされてしまった両親(ジョージ、ハミルトン)。
しかしトミーは両親からの愛に飢え、家族揃って<あのコテージ>で過ごすクリスマスを夢見ていた。
トミーは父親が看板を務めるテレビ番組に自作の歌を投稿し、知恵を絞って無菌室を脱走。親友ラリー(クーリ)とコテージを目指す。


あららら…ヤバイ!また泣いてしまった。「スウィート・ノベンバー」以来、涙腺が弱いなあ。
しかしこいつぁ、イタリア語に英語吹替えをしたものに、字幕付けてるのか?なんか、ミスター・ブーみたい…。←泣いたっつってるのに…。
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鳥 The Birds

2008年11月28日 22時02分29秒 | 洋画>★★★
1963年/米/アルフレッド・ヒッチコック監督/ティッピー・ヘドレン ロッド・テイラー スザンヌ・プレシェット
2008年11月27日 テレ東午後のロードショー〔ヒッチコック特集〕

【あらすじ】
サンフランシスコ新聞社社長令嬢のメラニー(ヘドレン)は、ペットショップで意地悪をされたミッチ・ブレナー(テイラー)に興味を持った。彼が欲しがった<ラブバード>(←インコの一種?)を買い求め、車のナンバーから名前と住所を突き止めサプライズプレゼント。
ミッチの元カノアーニー(プレシェット)の家に宿を借り、ミッチの妹キャシー(ヴェロニカ・カートライト)には懐かれ、母親(ジェシカ・ダンディ)からはなんかちょっと嫌な顔をされ、カモメからは突かれた…。
煙突から小鳥の大群が舞い込み、カラスは群れて小学校を襲い、街をカモメが襲撃し、メラニーは魔女扱いされつつもミッチをはじめブレナー一家と親密に。
嵐のような鳥の襲撃に、街はてんやわんや!メラニーたちの運命は…!?


鳥恐ええ~!ヒッチコックって、実は恐竜⇒鳥進化説を知っていたんじゃないだろうか。
何故鳥が凶暴化したのかも謎のまま、人々はそんな鳥に何らの解決策をも見出せず、ただ逃げ出すのみ。これぞ本物のパニックですな。
鳥に対して武力制圧しようという方向に行かなくて、本当に良かった。ヒッチコックは人間のエゴイズムを否定した。立派だ。
と言うほど、実は考えられた物でもないんだろうけどもね。
あの少女子役は、演技がとっても上手だったと思いませんか。可愛いし。と思ったら、未だに女優活動をしているようです。エイリアンにも出てた。
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オーメン The Omen

2008年11月27日 22時56分29秒 | 洋画>★★★
2006年/米/ジョン・ムーア監督/リーヴ・シュレイバー ジュリア・スタイルズ シーマス・デイヴィー=フィッツパトリック ミア・ファロー デヴィッド・シューリス ピート・ポスルスウェイト
2008年11月27日 テレ東木曜洋画劇場〔40周年記念企画〕

【あらすじ】
不吉な彗星が現れ、悪魔の子ダミアン降誕!しもべを操り在ローマ米外交官ソーン夫妻の間に産まれた新生児を殺害、戸籍上実子として育てられる。⇒在英米大使を自動車爆破事故で殺害、ロバート・ソーン(シュレイバー)を大使に昇進させる。
5年経過。お誕生日パーティーにおいて、乳母を狂気による首吊りで殺害⇒しもべたるベイロック夫人(ファロー)を新乳母として身辺に配置。
ダミアンを悪魔の子と見破ったブレナン神父(ポスルスウェイト)は、ソーン氏に忠告⇒神父串刺し事故で死亡。ソーン張り付きのカメラマンジェニングス(シューリス)は、写真に死の影が映りこむこと、そして同様の影が自分にも映りこんでいることに気付き、ソーンを焚き付けダミアン打倒に名乗りを上げる。
そんなことをしている間に、妊婦となっていたソーン夫人(スタイルズ)を転落、流産させる(後胤の削除)。
いよいよ神父の言の信憑性が高まったソーンは、ジェニングスと共にメギドのブーゲンハーゲンに助言を求めるため出発進行。墓を暴いたりしているうちに、ロンドンで入院中の夫人はベイロック夫人に殺害される。更にジェニングスも、死の影の予告通り首チョンパ。
とうとう残るはソーン氏のみ。番犬を閉じ込めベイロック夫人を跳ね飛ばし、嫌がるダミアンを教会の祭壇へ。聖なる剣は悪魔の陰謀を阻止することが出来るのか!?


昔のオーメンかと思ったが、やっぱりこないだのオーメンだった。割と忠実にリメイクしている。というか、覚えている自分が凄い。今回の観戦でダミアンの悪魔性や目的、考えオチ的な部分が、理解できた!
実はオーメンには、ちょっとした思い入れがあるのだ。他ならぬダミアンであるが。
24、5の頃訪れたビデオレンタルブームの折観た「みちのくプロレスはいかがでしょう」、これに収録されている試合に出ている。
ダミアンが!
いやあ、可愛かったなあ、ダミアン。思わずセルビデオ買っちゃいましたけどね。1万円近くしてびっくりしたなあ。
そんな訳で、オーメンのサントラも買ったし(これは名盤なので、ま普通でしょ?)映画ショップでプログラムも買ったよ。
真っ黒い無地のキャップを買ってきて、白で666のペイントもした。
あの情熱は、何だったんでしょうなあ。「オーメン」という作品自体には、別段思い入れなんてないんだがね。悪魔に取り憑かれてたのかなあ。ハーッハッハッ!
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マーニー Marnie

2008年11月26日 22時34分25秒 | 洋画>★★
1964年/米/アルフレッド・ヒッチコック監督/ティッピー・ヘドレン ショーン・コネリー
2008年11月26日 テレ東午後のロードショー〔ヒッチコック特集〕

【あらすじ】
マーニー・エドガー(ヘドレン)は、就職先の金庫から金を盗んで職を転々とする泥棒女。一方で何故か<赤>と<嵐>が弱点で、母親に愛されたい欲求が強く、男性恐怖症でもある。
そんな彼女が新たに標的にした会社の社長マーク(コネリー)は彼女に興味を持ち、先手を打って囲い込み無理矢理結婚してしまった!
欲情するチンコを押さえるコネリー君だが、マーニーはどうしても夜の夫婦生活を許してくれない…。なだめたりすかしたり。そうこうしているうちに、マーニーの母親を探らせていた探偵から報告が入った。
ママに逢いに行った二人。マーニーに、幼児期の忌まわしい記憶が蘇る…。


コネリー君の色の黒さは何だ!?それが気持ち悪く、目が釘付け。
ティッピー・ヘドレンよりも、私はダイアン・ベイカーの方が好みです。←?
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JFK JFK

2008年11月24日 21時29分25秒 | 洋画>★★★
1991年/米・仏/オリヴァー・ストーン監督/ケヴィン・コスナー トミー・リー・ジョーンズ ジョー・ペシ ゲイリー・オールドマン シシー・スペイセク ウォルター・マッソー ジャック・レモン ケヴィン・ベーコン ドナルド・サザーランド ジョン・キャンディ
2008年11月14日(前編)21日(後編) フジミッドナイト・アート・シアター

【あらすじ】
1963年11月22日。テキサス州ダラスでのパレード中、時の米大統領ジョン・F・ケネディは暗殺された。ほどなくして容疑者オズワルドは逮捕されるが、連行中野次馬ルビーによって射殺されてしまう。
と、世界的に有名なケネディ暗殺事件。この事件に疑問を持ち、独自に調査をした実在のニューオーリンズ地方検事ギャリソン(コスナー)が主人公。家庭をほったらかしにしてケネディにのめり込み、女房(スペイセク)になじられながらも証言を集め続けるギャリソン。
果たして舞台は法廷へ。豪華キャストと長丁場の、本格社会派ムービー。決してこの映画だけを信じないように!


難しくて長くて楽しめることはできないが、勉強にはなる!俳優陣も、よくぞここまで集めてくれました。って言える私も偉い!
ポップン曰く、トミー・リーは今作での助演が認められてブレイクしたんだとか。…じゃーそれ以前のトミー・リー作品は一体何だったの。白髪パンチキモいっす。ケヴィン・ベーコンはホモ役が多くないか。気のせいか!
あの脂っこいデブはジョン・キャンディだったのかー…いいのかよ、こんな社会派に出て。ジャック・レモンもピンならともかく、ウォルター・マッソーも出てるとなるとアレを思い出すよなあ。あイカん、コメディ脳が活性化してきた。こんな社会派作品なのに。キャスティングのせいだぞ。
なんだよ、このコメント…。
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リーサル・ウェポン4 Lethal Weapon 4

2008年11月22日 23時04分24秒 | 洋画>消化試合>SNL
1998年/米/リチャード・ドナー監督/メル・ギブソン ダニー・グローヴァー ジェット・リー クリス・ロック
2008年11月20日 テレ東午後のロードショー〔極めつけバディムービー特集〕

【あらすじ】
ロス市警のぶっ壊し野郎リッグス(メルギブ)とマータフ(グローヴァー)。今回は中国人不法入国者を保護。
リッグスの女ローナ(レネ・ルッソ)と、マータフの娘が妊娠。ラスボスはジェット様で、偽人民元作りが笑気ガスでマータフの家は丸焼けだ。マータフの娘婿はクリス・ロック!火責め、水責めの末に、リッグスはローナにプロポーズが出来るのか!?


クリス・ロックがSNLファミリーなので、SNLカテに入れておこう。とは言ってもクリス・ロック好きでもなけりゃ、スケッチを見たこともない!甘いかな。

ところで、リッグスは縄抜け出来るんじゃないのかよ。
というツッコミはともかく、どう考えてもあの二人じゃジェット様に勝てる気がしない!クリリンとヤムチャがベジータに挑むような趣き…。バトルバランスが悪いですな。
しかしシリーズを重ねる毎に二人の絆が強まって、最終的に<血は繋がってないけど家族>と言えるまでの仲になるそのソレはいいね。もうあの二人に限ってはオチてるから、続編を作るのであれば若手コンビを主役に、二人はご意見番としての登場くらいがよい。
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ALWAYS/続・三丁目の夕日

2008年11月21日 23時38分39秒 | 邦画>★★
2007年/邦/山崎貴監督/吉岡秀隆 小雪 須賀健太 堤真一 薬師丸ひろ子 堀北真希 浅利陽介
2008年11月21日 日テレ金曜ロードショー

【あらすじ】
淳之介(須賀)を諦めきれない川渕氏(小日向文世)は、しつこく茶川に食い下がる。更に茶川は、ヒロミ(小雪)が金持ち男に買われそうになっていることを知り一念発起!愛は金では買えないが、ある程度の幸せは金がないと成り立たない…。東大同窓生には蔑まれるし、ここで一発男を上げるため本腰入れて芥川賞を狙うことにした。
一方お向いの鈴木オートには、ダンナのイトコが娘ミカを預けて出稼ぎに行った。糞生意気なミカと、鈴木の小倅の淡い初恋。
茶川の受賞レースの結果は、淳之介とヒロミは、そしてミカと小倅、六子(堀北)と武雄(浅利)の恋の行方は!?


意外や意外。泣いてしまった!畜生!
実際問題としては、芥川賞の最終選考にでも残れば作家としてはハクがつく。原稿料も上がるだろうし、執筆依頼も増えるだろう。
十分です。
しかし、泣いてしまったこと以上に悔しいのは、吉岡をカワイイと感じてしまったことだ。あのダメな感じ、ツボですわ。ヒモ向きだと思う。
コメント (2)

ユナイテッド93 United 93

2008年11月20日 22時54分53秒 | 洋画>★★★
2006年/米/ポール・グリーングラス監督/デヴィッド・ラッシュ マイケル・J・レイノルズ
2008年11月20日 テレ東木曜洋画劇場

【あらすじ】
2001年9月11日。あの自爆テロ犯によってハイジャックされた4機のうち、唯一目標物に達せず墜落したユナイテッド航空93便内部の恐怖と、管制官、政府、軍の緊張を描く。

作品としての出来云々はともかく、歴史に残らざるを得ない映画であることは確か。ドラマっぽくもなく、ドキュメンタリーっぽくもなく、うまいとこ突いてる感じが凄くした。
この作品って、一生懸命あの時のあの機の状況をリサーチして「こんなんでした」って再現したもの。で、だから何、的な部分は欠落していると思う。遺族を慰めるメモリアルフィルムな感じで、テロ実行犯が何を考えどういう信念を持っているという部分には触れていないから、恐くて憎たらしくしか映らない。
アルカイダ側からのアプローチで、9.11を描いたものも観てみたくなったぞ。
コメント

スウィート・ノベンバー Sweet November

2008年11月19日 23時20分59秒 | 洋画>★★★
2001年/米/パット・オコナー監督/キアヌ・リーヴス シャーリーズ・セロン ジェイソン・アイザックス
2008年11月13日 テレ東午後のロードショー

【あらすじ】
広告業界でゴリゴリ働く仕事男ネルソン・モス(リーヴス)だが、一日で職とクルマとカノジョを失った。自信過剰で自尊心の強いネルソンは茫然自失、免許更新のテスト会場で出会った訳アリ美女サラ(セロン)のアパートに成り行きで転がり込んだ。サラはネルソンを<11月>と定め、一ヶ月間で価値観改革をすると宣言。早速初日からハメハメ。
当然の流れとして恋仲になる二人。まんまとサラにハマったネルソンは、月半ばでサラにプロポーズ。しかしサラには結婚できない理由があった。
いよいよ月末感謝祭。ネルソンはプレゼントの山を持って、サラの闘病を支える決意を示した。さてはて、二人の行く末は…?


ぐわ~!こんなラブロマで泣かされてしまった。悔しいいい~!
サラが病気だ、不治の病だと判った時は「ま~た死なせて泣かせようって魂胆かよ」と思いきや、死なせなかった。それどころかくっつきもせず、どっちつかずのエンディング。ニクい。俺様はグッときた。やるもんだね。邦画も見習ってほしいものだ。
と、このサラの行動はまったくのファンタジー。見知らぬ男に「一ヶ月間同棲しろ」なぞと迫ろうものなら、レイプされるやら強盗されるやら分かったものではない。よい子は真似しないように。
ところで、女装には何の意味があったのでしょうか。それ以上に、チャズ(アイザックス)こそ理想の男じゃございませんでしょうか。やっぱりホモって設定なのか???
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