暇人映画

映画嫌いが映画を見まくる地獄のサーキット

恋は突然に。 Catch and Release

2018年05月30日 21時39分10秒 | 洋画>★★
2006年/米/スザンナ・グラント監督/ジェニファー・ガーナー ティモシー・オリファント サム・ジェーガー ケヴィン・スミス ジュリエット・ルイス
2018年4月16日 日テレ映画天国

【あらすじ】
結婚直前に喧嘩したまま、婚約者グラディが事故死してしまったグレイ(ガーナー)。ジモティ親友のサミー(スミス)、デニス(ジェーガー)に支えられ、カメラマンになるためロサンゼルスに出ていたフリッツ(オリファント)も葬儀に合わせて帰省した。
遺産の整理をしているとなんと、彼には100万ドルの預金があってそれを相続することに。しかし彼にはまた、ロスに隠し子がいて養育費を支払っていたことも判明。そのことを唯一知っていたのはフリッツで、なんとか「出会う前のことだし」となだめてもらうがそこへ隠し子とその母モーリーン(ルイス)登場。モーリーンはグラディの死を知らなかったが、隠し子マティはまだ4歳。どう考えたって自分と付き合ってる最中に仕込んでる子供だった。
フリッツとは惹かれ合う、グラディの母親とは微妙になる、サミーは自殺未遂する、デニスには告られる、モーリーンは意外といいヤツだ。田舎町で起こるアラサー男女夏物語、死んだ男が恋のキューピッド!?


グラディ、サミー、デニス、フリッツが地元の幼馴染集団てことらしい。でグレイは5、6年前にやってきて、グラディと恋仲になるもデニスにも好かれてたわけだから、グラディとデニスの友情に多少なりとも影響を与えていたと思われる。フリッツだってそのこと知らないわけじゃないだろうに、ふらりと現れてかっさらっていくんだから酷いヤツだ。デニス可哀そう。こんな女に惚れたばっかりに。婚約者の浮気に激怒しながらも、婚約者が死んだ直後だっていうのにもう次の男にふらふらしてるようなそんな女に。
こんなビッチが主人公で、ロケーションはいいのにちっとも爽やかじゃありません。デニス、幸せになってね。
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リピーテッド Before I Go to Sleep

2018年05月28日 21時58分33秒 | 洋画>★★
2014年/英・米・仏・スウェーデン/ローワン・ジョフィ監督/ニコール・キッドマン コリン・ファース マーク・ストロング アンヌ=マリー・ダフ ディーン=チャールズ・チャップマン
2018年4月14日 テレ東サタ☆シネ

【あらすじ】
クリスティーン(キッドマン)は、寝ると記憶が消える記憶障害である。40歳。一緒に寝ている夫ベン(ファース)のことも分からない。で、毎朝ベンは、クリスティーンに状況を説明してくれているらしい。10年以上も!
ベンが仕事に出た後、ドクター・ナッシュ(ストロング)という医者から電話がかかってきた。彼は彼女の症例を研究するため、無料で診療しているそうな。どうやら彼女は、ドクターの指示によってビデオ日記を付けているらしい。夫に内緒で。
事故に遭ったと言われているが実は襲われていたのだとか、クレアという親友(ダフ)のことを内緒にされていたりだとか、8歳で死んだ息子がいたんだとか、誰の言うことが真実で誰を信用したらいいのやら。でも朝になったら覚えてないんだ。このハナシ、ほんとに先に進むの…!?


出たな、「探偵ポーグ」モノ。忘れ続ける障害を持った人が生活し続けたらどうなるか、というifを、サスペンスフルに真面目に、コメディなしで作られた。
本来深刻な障害プロットなのだが、そういえば「ポーグ」にしろ「50回目のファーストキス」にしろ「パコと魔法の絵本」にしろ、コメディタッチで描かれることが多かったのは何故だろう。
ニコール・キッドマンだから朝起きて老けててもたいしてショックじゃないのかもしれないけど、もしこれが自分だったら「わーっ!!」てなるよなあ。とかそんなことからストーリーとは別のこと考えてしまって、集中できませんでした。ベンは悪い奴だったのかもしれないけど、考えようによってはとてつもなくイイ奴だよ。
なんてことを思っていたので、最後もうひと捻りどんでん返しが来ることを期待してしまった。
それにしてもクリスティーンさんは、素直に<寝る>よね。忘れることに抵抗して<寝ない>という選択肢を取らないというのも、不自然だった。
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パーフェクト・ヒート Java Heat

2018年05月27日 21時01分14秒 | 洋画>★
2013年/米/コナー・アリン監督/ケラン・ラッツ アリオ・バーユ アティカ・ハシホラン ミッキー・ローク
2018年4月12日 テレ東午後のロードショー〔春のアクションウィーク!〕

【あらすじ】
インドネシアはジャワ島で、爆破テロにより王女(ハンホラン)が殺害された。ハシム中尉(バーユ)は容疑者として現場にいた大学院講師ジェイク(ラッツ)を取り調べるがこれがクセモノ。しかも王女の遺体も替玉だった。
替玉にされたのは<タイガーレディ>と呼ばれる中国人娼婦組織の女で、ジェイクはFBIの誘拐対策班、海兵隊の憲兵さんなんだそうな。じゃあ本物の王女はどこいった?ハシム中尉とジェイクは協力体制を取り、犯罪組織のボスマリク(ローク)に立ち向かう…!!!


こんな邦題じゃ、3日後には何のハナシだったか忘れちゃう。そのまま「ジャワ・ヒート」にでもしとけばまだしも…まあ面白くなるわけではないのだけど。
アリオ・バーユは東南アジア系ハンサムだからいいが、ケラン・ラッツはもう、いかんともしがたい。
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幸せの始まりは How Do You Know

2018年05月26日 20時48分55秒 | 洋画>★★
2010年/米/ジェームズ・L・ブルックス監督/リース・ウィザースプーン ポール・ラッド オーウェン・ウィルソン ジャック・ニコルソン キャスリン・ハーン 
2018年4月9日 日テレ映画天国

【あらすじ】
リサ(ウィザースプーン)はプロソフトボーラーだが、31歳ということもあってか代表からもれ現役引退を余儀なくされた。「恋人でも作んなさいよ」と友人リーヴァからジョージ・マディソン(ラッド)という実業家二世を紹介されるも、機を同じくして年棒1400万ドルのメジャーリーグ投手マティ(ウィルソン)と同棲することになる。ところがマティは尻軽で、価値観についていけないというかなんというか。するとジョージも気になる存在に急浮上。
女三十路の一大転換期、二人の男性の間で揺れる乙女心…!?


メジャーリーガーと価値観が合わないなんていう設定にするならば、別にソフトボール選手にすることなかったんじゃなかろうか。
なんのかんのいっても、金髪美女は引く手あまたで羨ましいこってす。
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サボタージュ Sabotage

2018年05月24日 21時42分40秒 | 洋画>★
2014年/米/デヴィッド・エアー監督/アーノルド・シュワルツェネッガー サム・ワーシントン オリヴィア・ウィリアムズ ミレイユ・イーノス マックス・マーティーニ ジョー・マンガニエロ ジョシュ・ホロウェイ ハロルド・ペリノー 
2018年4月9日 テレ東午後のロードショー〔春のアクションウィーク!〕

【あらすじ】
麻薬取締局の捜査官であるジョン・ウォートン(シュワルツェネッガー)は、アメリカ国内外での麻薬戦争において数多くの功績を挙げ、「ブリーチャー(破壊屋)」という異名で恐れられていた。また、ジョンが指揮する特殊部隊は荒くれ者揃いの野蛮なチームだったが、どんな危険な任務でも成功に導く凄腕のチームでもあった。
ジョンのチームは、その日もとある麻薬組織を摘発するために要塞と化した危険なアジトに踏み込むが、その裏には2億ドルの闇資金から1000万ドルを持ち逃げするという目的があった。摘発の際に仲間の一人を失うも、闇資金の一部を隠すことに成功したジョンたちであったが、その夜回収に向かった時にはすでに1000万ドルは何者かの手によって持ち逃げされた後だった。また、闇資金が足りないことから持ち逃げを疑われたジョンたちは、内務調査局の取り調べを受け、麻薬取締局内での信用を完全に失ってしまうのだった。
それから半年後、事務職に追いやられていたジョンは、ようやく現場復帰を果たす。ジョンは再びチームを結集し、厳しいトレーニングの末にチームが失いかけていた結束力を取り戻すことに成功する。しかし、その夜、チームの一員であるパイロ(マーティーニ)が何者かによって無残に殺害されてしまう。怒りに震えるジョンだったが、その後も次々にチームのメンバーが殺害されていく。この事件を追うアトランタ市警察の女刑事キャロライン(ウィリアムズ)は、ジョンのチームが何かを隠していることを見抜き、彼らを調べ上げていくうち、ジョンが抱えている痛ましい過去を知ることになる。そして事件は、意外な結末を迎えるのであった。

<ウィキペディア様より引用>

麻薬捜査組織の活劇かと思いきや、メンバーが一人ずつ惨殺されていくというサスペンススリラー。と思ったらなんと原作は「そして誰もいなくなった」なのだそうな。原作っていうのかな、こういうのも。
シュワルツェネッガーがいい加減年寄り度を増していて、もうこういう役はやらなきゃいいのにと思う。
クライムでサスペンスでスリラーなのはいいとして、リベンジが余計だったかなあ。後半わけ分からん。
ところで、主演は「ヘラクレス」のシュワルツェネッガー、共演は「タイタン」でペルセウスだったサム・ワーシントンというカミサマ共演でした。ていうかワーシントン!?ちなみに吹替は、高田延彦でした。出てこいやー!!!
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ニューヨーク、アイラブユー New York, I Love You

2018年05月23日 21時25分50秒 | 洋画>★★
2009年/仏・米/チアン・ウェン ミーラー・ナーイル 岩井俊二 イヴァン・アタル ブレット・ラトナー アレン・ヒューズ シェカール・カプール ナタリー・ポートマン ファティ・アキン ジョシュア・マーストン ランディ・バルスマイヤー監督/ヘイデン・クリステンセン イルファーン・カーン ナタリー・ポートマン オーランド・ブルーム クリスティーナ・リッチ マギー・Q イーサン・ホーク アントン・イェルチン オリヴィア・サールビー ドレア・ド・マッテオ ブラッドレイ・クーパー シャイア・ラブーフ ジュリー・クリスティ カルロス・アコスタ ウグル・ユーセル スー・チー ロビン・ライト・ペン イーライ・ウォラック クロリス・リーチマン エミリー・オハナ
2018年4月8日 TOKYO MXキネマ麹町〔夜キネマ〕

【あらすじ】
中年紳士ギャリーから財布をすったスリのベン(クリステンセン)は、財布の中にあった写真の美女モリーを街で偶然見かける…。
47丁目ダイヤモンド取引所のジャイナ教徒のインド人ダイヤモンド商マンスークバイ(カーン)のもとへ、結婚間近の厳格なハシディズム系ユダヤ教徒の仲買人リフカ(ポートマン)が訪れる…。
アパートにこもって映画音楽を作曲する作曲家デヴィッド(ブルーム)は、顔も知らない監督アシスタントのカミーユ(リッチ)から、電話で監督の奇妙な指示を伝えられる…。
レストランの前で、男(ホーク)は魅惑的な女(マギーQ)にタバコの火を貸し、それをきっかけに女を口説き始める…。
最近失恋した17歳の若者(イェルチン)は、近所の薬剤師リッコリから卒業プロムに一緒に行くようにと美しい娘(サールビー)の写真を見せられる…。
数日前に一夜限りのつもりで愛を交わしたリディア(マッテオ)とガス(B・クーパー)は再会のためバーへと向かう…。
元オペラ歌手イザベル(クリスティ)は5番街にあるホテルにチェックインし、腰に障害のある外国訛りの若いホテルマン・ジェイコブ(ラブーフ)と出会う…。
セントラル・パークで黒人青年ダンテ(アコスタ)が、幼い白人の少女テヤの遊び相手をしている…。
チャイナタウンで働く若い中国人女性(スー・チー)にインスピレーションを得た画家(ユーセル)は、記憶をもとに彼女の顔を描き始めるがどうしても目だけが描けない…。
レストランの前で中年ビジネスマンのアレックス(C・クーパー)がタバコを吸っていると、魅力的な女性アンナ(ペン)がタバコの火を借りに来る…。
せっかちで心配性の妻ミツィー(リーチマン)と夫のエイブ(ウォラック)の老夫婦は、歩きながらいつまでも延々と口げんかを続ける…。
ビデオアーティストのゾーイ(オハナ)はそんな様々な人々の様々な愛が生まれる街ニューヨークを撮影していく…。

<ウィキペディア様より引用>

群像劇的短編作品群で、えーと、監督12人? 打倒ウディ・アレンなのか? だからどうした、だよなあ。
サカリのついた作品より、老夫婦のハナシでほっとする。
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ライジング・ドラゴン Chinese Zodiac(十二生肖)

2018年05月22日 22時21分00秒 | 洋画>★★
2012年/香・中/ジャッキー・チェン監督/ジャッキー・チェン ヤオ・シントン クォン・サンウ ジャン・ランシン リアオ・ファン ローラ・ワイスベッカー アラー・サフィ オリヴァー・プラット ロザリオ・アメデオ
2018年4月8日 TOKYO MXキネマ麹町〔ジャッキー誕生日おめでとう!カンフー祭り!〕

【あらすじ】
19世紀におけるイギリス軍やフランス軍の中国侵攻により、清朝時代の国宝が国外へと持ち出されて行った。その中で「十二生肖」と呼ばれる十二支にまつわる動物頭部のブロンズ像も、人から人へと渡り世界各地へと散っていった。
時は現代となり、アンティーク・ディーラーのマックス・プロフィット社は行方不明の頭部を求め、世界を股にかけ「アジアの鷹」と呼ばれるトレジャー・ハンターのJC(ジャッキー)を雇う。JCが結成した特殊チームは、「十二生肖」の頭部を求めてパリ、南太平洋、中国など、世界各国を駆け巡り、レプリカとすり替えながら本物を手に入れて行く。しかしJCやアンティーク・ディーラーの狙いは必ずしも国宝奪還だけではなかった…。

<ウィキペディア様より引用>

〔誕生日おめでとう〕って、別にキリのいい年齢でもないのに一日遅れで放送されてもね。まあどうでもいいんだけど。
「プロジェクトA」的な軽快アクションの流れであり、二人のヒロインとかみょうちきりんな意味なし軍団が登場したりで楽に観られました。とかいいつつ、やっぱりラスト付近の山転がりは、スロー長回しで痛々しさを演出。
アクションは今作で引退と言ったとか言わないとかだが、そう言っとけば見納めボーナスで集客もあるからね。実際のとこはどうですか?「ドラゴン・ブレイド」は<本格>アクションではなかったのかどうか、観てないから分かりません。
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映画クレヨンしんちゃん/襲来!!宇宙人シリリ

2018年05月20日 21時10分34秒 | 邦画>★★
2017年/邦アニメ/橋本昌和監督/矢島晶子 ならはしみき 森川智之 こおろぎさとみ 沢城みゆき 真柴摩利 小西克幸 宮迫博之 蛍原徹
2018年4月6日 テレ朝春だ!映画だ!3時間アニメ祭り第2弾

【あらすじ】
野原家に宇宙船不時着、乗っていたのは子供宇宙人シリリ(沢城)だった。シリリは最終兵器<バブバブパワー>で、ひろし(森川)とみさえ(ならはし)を25歳若返らせてしまう。もとに戻すには、父親の持つ<スクスクパワー>が必要だという。じゃあいっちょ行きますか、シリリ父(宮迫)のいる種子島へ。
とはいうものの、宇宙人連れ、ひろしは10歳、みさえは5歳とあって思うように行動できない。なんとか新幹線には乗ったものの、車中で置き引きに遭い静岡で途中下車。無一文のためヒッチハイクをすればピックアップしてくれた人はオカルト男八尾(小西)で、一宿一飯のもてなしも監禁に形が変わる。なんとか脱出したものの、しんちゃん(矢島)、シリリ、シロが分断されて長崎行きのトラックに転がり落ちてしまい、ひろしたちは八尾のクルマで後を追うことに。
果たしてひろしたちはしんちゃんに追いつけるのか。そして種子島で待ち受けるシリリの父と、彼の思惑とは。遅ればせながらかすかべぼうえいたいもシリリ船で援護するゾ!


藤原啓治病気療養のため、ひろしが森川智之の代演となっている。いや、あんまし違和感ないのはさすが。
クレしん映画ではたびたび用いられる、<大人vs.子ども>の構造。今回はひろしとみさえが初っ端から子どもに変えられてしまい、大人パワーが封印されてしまう。
シリリの父は「みんな大人が悪い」とのたまい<人類バブバブ化計画>を目論んでいるが、個人的な見解を申し述べますと「その通り」と激しく同意してしまいました。バブバブ化してしまえばよかったのに。敢えて書くなら、シリリしか持たない<バブバブパワー>を頼みにするより、<スクスクパワー>を最大照射することで<人類ヨボヨボ化>にしたほうが簡単だったはずなのだ。そこがなんというか、若返りへの潜在欲求の現れとでも言いましょうか。八尾のエピソードといいシリリ父の子への押し付けといい、大人への恨み満載の一作。
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インパクト・アース Impact Earth

2018年05月19日 21時02分48秒 | 洋画>★★
2015年/米/レックス・ピアノ監督/バーナード・カリー ケイトリン・カーバー ブルック・ラングトン ペイトン・ウィッチ トム・ベレンジャー コリン・ウォーカー ルー・テンプル
2018年4月5日 テレ東午後のロードショー

【あらすじ】
小惑星衝突の危機!? 地球近傍天体監視追跡所、通称<NEO>のティム・ハリソン(カリー)は、全米に避難勧告を発信。しかし小惑星は地球到達前に分解し、小規模な破片群の落下で事なきを得るに終わる。だが警告のおかげで終末パニック、暴動や火事場泥棒が各地で発生したのだった。空振り警告で世間をお騒がせする結果となったティムはNEOを辞職し、奥さんステラ(ラングトン)ともぎくしゃくするように。
そんな事件から8年経過。籍は入れたままだが家族とは別居し、大学で教鞭をとっているティムでした。助手のジュリア(カーバー)が計算したところによると、また8年前のような小惑星が接近しているらしい。衝突推定時刻は17時間後、今度はほんとに危ないっぽい!? ティムはジュリアを連れて、ステラと息子のニック(ウィッチ)の元へ。かつての兄貴分ハーバート(ベレンジャー)を頼り、彼のシェルターを4人で目指した。ティムを巡って女同士の火花は散る、隕石群は雨あられと降ってくる、クルマがダメになって30キロの山道を歩かねばならなくなる、強盗に付け狙われる、ハーバートが襲われる、政府は小惑星に核攻撃をしようとする、大丈夫か、地球…!?


こういうのはカナダの専売特許かと思いきや、まだアメリカでも作ってたか。しかもさしたるヒネリもなく、特徴といえば<トム・ベレンジャーが出てる>ってくらい。事態は世界的危機なのに、描かれているのが一家族の避難行脚というのも毎度のパターン。そして核攻撃作戦を発動させる前に<インパクターのビリヤード作戦>が成功して、小惑星の軌道を逸らしてめでたしめでたし。いや、簡単だなあ。
でも意外と、こういう下らない映画に真実は隠されているものです。皆さん、来る小惑星衝突の危機に備えて、シェルターは用意しておきましょう! シェルターの用意ができない貧乏人は、火事場泥棒をしても使う暇なく死ぬ運命です。潔く諦めましょう!
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チェンジ・アップ/オレはどっちでアイツもどっち!? The Change-Up

2018年05月16日 21時10分05秒 | 洋画>★★
2011年/米/デヴィッド・ドブキン監督/ライアン・レイノルズ ジェイソン・ベイトマン レスリー・マン オリヴィア・ワイルド アラン・アーキン 
2018年4月2日 日テレ映画天国

【あらすじ】
デイヴ・ロックウッド(ベイトマン)は優秀で多忙な弁護士。結婚もして三児のパパであり、日夜仕事に育児にと忙しい。
ミッチ・プランコ(レイノルズ)はデイヴの幼馴染で、ちゃらんぽらんの代表選手。売れない俳優活動をしつつ、独身生活を送っている。
そんな二人がある夜、互いの立場を羨んだ。俺はオマエになりたい。酔った勢いでそんな戯言を叫びつつ、女神像が見守る中公園の泉にオシッコをしたらあら不思議。翌朝二人は入れ替わっていた…!?


日本ではよくある<入れ替わりモノ>だが、アメリカ映画では「ホット・チック」か「フォーチュン・クッキー」くらいしか思いつかん。ホット・チック~! やだ!思い出させないで!
主演二人ともおなじみの面構えなのだが誰だか思い出せず、見終わってからライアン・レイノルズと判明。グリーン・ランタンをやりながらオマエ、こんなことやってたのかよ。そりゃランタンが不発に終わってデッドプールに続編ができるわけだよ。
もう一人の主演ジェイソン・ベイトマンも、ベン・スティラー作品の常連選手。名前は覚えていないが、そりゃ見覚えあるわけだ。
冒頭からうんこかぶったり立ちションしたりと下品極まりないトラック野郎な作品なのだが、脚本が「ハングオーバー!」と聞けばなるほど納得である。
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