暇人映画

映画嫌いが映画を見まくる地獄のサーキット

ファイナル・デッドブリッジ Final Destination 5

2015年10月31日 18時51分38秒 | 洋画>★★
2011年/米/スティーヴン・クエイル監督/ニコラス・ダゴスト エマ・ベル マイルズ・フィッシャー エレン・ロー ジャクリーン・マッキネス・ウッド P・J・バーン アーレン・エスカーペタ コートニー・B・バンス デヴィッド・ケックナー トニー・トッド
2015年10月29日 テレ東午後のロードショー〔10月の木曜日は「ファイナル・デッド」〕

【あらすじ】
社員研修旅行のバスが、工事中の橋の崩壊事故に巻き込まれた。料理人を夢見る営業マンのサム(ダゴスト)が白昼予知夢を見たおかげで、辛くも事故から逃れた8人。彼らに待ち受ける<逃れられない死の運命>。その死にざまや如何に…!?

いい加減シリーズも5作目ともなるとマンネリ化は避けられず、どうやら今作で打ち止めにしようという意図が働いたか時系列としては<1作目の前>。最終局面で1作目に繋がるという、スターウォーズシステムが導入された。
白昼夢の事故もかなり工夫を凝らした死にざまぶりで、死にざまを2度楽しめるお得な作品となっております。
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アイ・アム・ナンバー4  I Am Number Four

2015年10月28日 22時15分42秒 | 洋画>★★
2011年/米/D・J・カルーソー監督/アレックス・ペティファー ティモシー・オリファント ダイアナ・アグロン カラン・マッコーリフ ジェイク・アベル テリーサ・パーマー
2015年10月23日 テレ朝深夜

【あらすじ】
ジョン(ペティファー)とヘンリー(オリファント)はロリエン星人。モガドリアンに追われ逃亡生活を送っている。昨夜ロリエンのナンバー3が殺された。次に狙われるのは、ナンバー4であるジョンの番。
ところで、地球に逃れたロリエン星人の能力者は9人。成熟して覚醒すると<レガシー>という能力が使えるようになるらしいが、ジョンはまだその時が来ていなかった。ヘンリーは能力者ではなく、お供の戦士とのこと。
さてオハイオ州はパラダイスに逃れたジョンは、ヘンリーの制止もきかずにパラ高に編入した。父がUFOオタクというのび太的なサム(マッコーリフ)と親しくなり、アメフト花形選手のマーク(アベル)からはイジメられる。それからサラ(アグロン)というカメコと恋をして、その子がたまたまマークの元カノだってんでまたいじめられて、そしたらレガシーが覚醒した。
迫りくるモガドリアン、謎の美少女戦士、怪物化するトカゲと犬…。果たしてナンバー4、ジョンの運命は…!?


放送時間が80分程度しかないと思ってナメてたら、トンデモプロットによるハズカしいジュヴナイル作品で意外と体力を消耗した。まあこれで大人が主人公になると「アウトランダー」になるわけで、イイ歳コイてないだけ許せるっちゃー許せる…か。
ジョンに発動したレガシーたらいう能力が<手のひらからなんか念力が出る>とかいうもので、懐中電灯替わりにもなったりして便利。でも街灯は公共物だから、よい子は意味もなく壊してはいけません。
パラダイスといえば、ニコケイ、ジョン・ロヴィッツ、ダナ・カーヴィの3兄弟がおじゃました街として有名だが、そこはまた違う州のことらしい。←?
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ラストキング・オブ・スコットランド The Last King of Scotland

2015年10月27日 22時25分20秒 | 洋画>★★
2006年/英/ケヴィン・マクドナルド監督/ジェームズ・マカヴォイ フォレスト・ウィテカー ケリー・ワシントン ジリアン・アンダーソン
2015年10月26日 日テレ映画天国

【あらすじ】
時は1970年、スコットランドで医師の免許を取得したニコラス(マカヴォイ)は、辺境での医療活動を求めてウガンダはムガンボ村へ赴任した。時まさにクーデターによりオボテからアミンに政権が渡った直後のこと。たまたまアミン(ウィテカー)の治療にあたったニコラスは彼に見初められ、大統領の主治医にとスカウトされた。
アミンはニコラスに全幅の信頼を寄せ、医者である以上に政治顧問として重用した。ベンツまでもらったりして、嬉しいやら怖いやら。
オボテの勢力から命を狙われるようになったアミンは、反逆分子をことごとく処分していくようになる。その攻撃はとどまることを知らず、遂にはニコラスよりも前からアミンをサポートしていた側近までもを<怪しい>というだけで処刑した。こりゃちょっとヤバい。俺帰るわ。というニコラスの意向はもちろん通るはずもなく。
とかなんとかやってるうちに、アミンの第三夫人ケイ(ワシントン)との間に不倫騒動。妊娠したケイをもアミンは処刑した。次は俺の番か!?という時にサウジアラビアのテロリストによる旅客機ハイジャック事件、いわゆる<エンテベ事件>が発生する。果たしてニコラスの運命は…!?


スコットランドのラスト・エンペラー的なおハナシかと思いきや、欧米コンプレックスのウガンダ独裁者を描いたものでした。エンテベ事件とか、懐かしい~…わけない。
今作でフォレスト・ウィテカーはオスカー他主要な主演男優賞を総ナメにしたということで、天国のアミンさんもお喜びのことでしょう。←?
映画によるとアミンが殺した国民は30万人にも及ぶとか。遺体は川に捨てられたとかで、こうして「カニング・キラー」に繋がるのでした。嘘。
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噂のギャンブラー Lay the Favorite

2015年10月26日 21時59分27秒 | 洋画>★★
2012年/米/スティーヴン・フリアーズ監督/レベッカ・ホール ブルース・ウィリス ヴィンス・ヴォーン ジョシュア・ジャクソン キャサリン・ゼタ=ジョーンズ
2015年10月25日 TOKYO MXキネマ麹町〔ノンフィクションMX/息をのむ衝撃の真実〕

【あらすじ】
ベス(ホール)は<やりがいのある仕事>を求めて、ラスベガスへやってきた。そこで出会ったのは、スポーツ賭博で事務所を開いているオッサンディング(ウィリス)だった。
出張ダンサーなんつーバカな仕事をしてはいたが、根は真面目で頭も良いベスはたちまち賭場に魅せられた! ついでにディングにも魅せられた! ディングも悪い気はしなかったが、奥さん(ゼタ=ジョーンズ)に操を立ててベスを遠ざける。
解雇されて意気消沈のベスは、ジェレミー(ジャクソン)を逆ナンしてなんだかんだの末ニューヨークで一緒に暮らすことに。しかし賭場のエキサイトが忘れられず、ディングの博打仲間ロージー(ヴォーン)の事務所で働くことになった。
賭博が違法なNYから、合法の土地キュラソー島に拠点を移したロージー。ところが現地スタッフは出来損ないばかりで、ベスは運気が下り気味。更にNYの顧客が賭け金を滞納して赤字必至、ベスはディングに泣きついた。
果たしてベスは金を回収することができるのか。そしてディング夫妻、ジェレミーとの関係の行方は…!?


原作はベス・レイマーの自叙伝ということで、〔ノンフィクションMX〕のラインナップに加えられたが。「いのちをつくる」と同列に扱っていいの?という気がしないでもない。
折しも巷では野球賭博問題でプロ野球界が揺れているさなか。どんなスポーツも賭けの対象となっている今作を見ると、日本でもどっかで似たようなことやってんだろうなという想像はできるし、裏社会の勉強にもなりました。
しかし「メダル落としはバカのやるゲーム」とかズバリ言われると、ゲーセンでメダル落としに夢中になっていた身としては痛いものがありますな。
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エアフォースワン・ダウン Air Force One is Down

2015年10月25日 21時50分55秒 | 洋画>★
2013年/米/シーラ・ウェア監督/ジェレミー・シスト エミリー・デ・レイビン ジェイミー・トーマス・キング ルパート・グレイブス ケン・デュケン ジェイミー・トリーチャー リンダ・ハミルトン カーステン・ノルガード アマンダ・ドノホー カミラ・アーフウェドソン ゲイリー・マクドナルド/TVM
2015年10月20日(前編)21日(後編) テレ東午後のロードショー〔2日連続放送!〕

【あらすじ】
大セルビアの将軍ドラグティン(グレイブス)が、航空機システムにハッキング。アメリカ大統領専用機やロシアのステルス戦闘機なんかを乗っ取り、大統領(ハミルトン)を誘拐したりサーモバリックミサイルでバチカンを吹っ飛ばしたりしようとするのを、NATOの国際戦犯法廷所属大尉マーキー(シスト)とイギリスの外交官フェザーストン(キング)、そしてアメリカの報道キャスターフランチェスカ(レイビン)が阻止するぞ!

よくわからないが、アリステア・マクリーンの小説が原作のようです。まあ<誰それ>なわけだけども、「ナヴァロンの要塞」シリーズだのを書いてる人なので映画ツウにはちょいと名の知れた人かもしれん。
ていうか、長い!
観戦メモも、何が何だか真っ黒になるほど書き込んではみたが。振り返ってみれば、あらすじは2行で収まった。ほんとはもっと凄いよ!?うん。アメリカ、ロシア、セルビア、イギリス、イタリアなんかを巻き込んで、舞台があっちに行ったりこっちに行ったり。…だけどまあ、許してください。
しかし登場人物がどこの国のなんて組織に所属する配役は誰それってのを、いちいち一時停止したり巻き戻したりしながら通常の倍かけてメモしながら…糞詰まらない作品にお付き合いしたわけです。前篇後編合わせて4時間の映画(ほんとは182分)に、もう休憩入れたり昼寝挟んだりしながらで一日がかりよ。日曜が丸潰れよ。何がエアフォースワン・ダウンだ。飛行機が離陸するまでに30分、乗っ取られて大統領を回収して再離陸させて墜落させて1時間、大統領が救出されて2時間、残りの半分はエアフォースワン関係ないからね!?
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ファイナル・デッドサーキット The Final Destination

2015年10月24日 22時05分50秒 | 洋画>★★
2009年/米/デヴィッド・R・エリス監督/ボビー・カンポ シャンテル・バンサンテン ニック・ザーノ ヘイリー・ウェブ ミケルティ・ウィリアムソン クリスタ・アレン
2015年10月22日 テレ東午後のロードショー〔10月の木曜日は、「ファイナル・デッド」〕

【あらすじ】
今回の惨劇は、オートサーキット! ニック(カンポ)の白昼予知夢によって命拾いした、ニックのカノジョローリ(バンサンテン)、友人ハント(ザーノ)とそのカノジョジャネット(ウェブ)、黒人警備員のジョージ(ウィリアムソン)、子連れの奥様サマンサ(アレン)、カウボーイハット男、整備士男、妻は事故に巻き込まれた偏見男ダニエルズの9人。
果たして死神は、彼らにどんな死にざまを与えるのか。生き残るのは誰だ…!?


監督が「デッドコースター」のデヴィッド・R・エリスということもあってか、オープニングタイトルから<ファイナルデッド愛>に溢れた非常に心温まる作品。
作品そのものの尺が84分ということもあってか、CMロスの多い午後ロード枠をもってしても時間が余ってしまったらしくCM明けごとに死にざまリプレイしてくれるというのも楽しかった。しかしサマンサのケースは、あんなことで死ぬかなあというものだった。目ン玉に当たったらそりゃ事故だけど、「痛って~」で済みそうな気もするが。
シリーズ4作目にして遂に、<二度目の白昼夢>が登場。シネコンの客たち全員を相手に、死神さんが一人ひとりを血祭りにあげていったりしてるかもと想像すると応援したくなります。
ちなみに吹き替えは、主人公ニックがココリコ田中であった。誰だったか分からんがはるな愛も出てたらしいし、吹き替え劇場公開でデートムービーに昇格していたことが想像される。…なんでココリコ?
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アザー・ガイズ/俺たち踊るハイパー刑事! The Other Guys

2015年10月22日 22時27分30秒 | 洋画>消化試合>SNL
2010年/米/アダム・マッケイ監督/ウィル・フェレル マーク・ウォールバーグ エヴァ・メンデス マイケル・キートン スティーヴ・クーガン 
2015年10月20日 フジミッドナイト・アート・シアター

【あらすじ】
N.Y.P.D.のボンクラバディ、テリー(ウォールバーグ)とアレン(フェレル)が、なんだかんだで投資詐欺の大物デヴィッド・アーション(クーガン)を召し捕って年金基金を守り切りましたとさ!?

ダンディ映画研究所で紹介された、サミュエル・L・ジャクソンとロック様のスーパースター刑事コンビが、犯人を追ってビルから飛び降りただ死ぬだけ、という衝撃のギャグ。ようやく拝見することができました。
制作にも関わっているウィル・フェレルの魅力全開な作品なので、この人を受け付けないと不快なだけかも。以前は自分もウィルさん嫌いだったのだが、ベン・スティラーのお蔭で好印象にギアチェンジ済み。内容が若干難しくはあったが、そんなウィルさんに楽しませてもらいました。相棒のマークも、3日前に「ハプニング」を観てすぐのこのコレなのだが、やっぱりマークはこっち側の人だよなあ。
監督のアダム・マッケイはSNLのライター出身ということで、さすがにウィルさんの扱いが上手い。というかこの二人絶対デキてる!←腐
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いのちをつくる Stem Cell Revolutions

2015年10月20日 21時29分45秒 | 洋画>★★★
2011年/英/アミー・ハーディー監督/ドキュメンタリー
2015年10月18日 TOKYO MXキネマ麹町〔ノンフィクションMX/息をのむ衝撃の真実〕

【内容】
幹細胞研究って何だ!? 作家のマーガレット・アトウッドさんのナレーションで、アニメーションを使って中学生にも解りやすく解説してくれるよ!

研究の発端が原爆による放射線障害だったり、2011年当時の最先端ヒーローが京大の山中伸弥教授だったりとかで、日本人として親近感の湧く作品。
幹細胞とES細胞、そしてiPS細胞の違いなんかも分かりやすく説明してくれるし、それによる医療上の功績も実例を交えて紹介してくれる。また倫理上の問題点にも触れてくれたり、将来的な可能性も示唆してくれた。悪い奴は、もう既に何かやらかしてるかも? というSFな妄想も膨らみました。
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ハプニング The Happening

2015年10月19日 22時02分35秒 | 洋画>★★
2008年/米/M・ナイト・シャマラン監督/マーク・ウォールバーグ ズーイー・デシャネル アシュリー・サンチェス ジョン・レグイザモ フランク・コリソン ベティ・バックリー
2015年10月17日 テレ東サタ☆シネ

【あらすじ】
セントラル・パークを皮切りに、人々が突如自殺しだす事件が発生した。毒ガスによるテロ行為とみなされ、ニューヨークをはじめ東部の都市部では避難命令が出された。
フィラデルフィアの高校でも、自宅待機命令が言い渡される。生物教師のエリオット(ウォールバーグ)は、親友の数学教師ジュリアン(レグイザモ)の好意で郊外の彼の実家を妻アルマ(デシャネル)と目指す。ジュリアンの奥様とはあとで合流することになっていて、エリオット夫婦、ジュリアンとその娘ジェス(サンチェス)での四人旅。しかし被害域はどんどん拡大し、遂には乗っていた列車も止まってしまった。
ペンシルバニアのクソ田舎で足止めを食らってしまったご一行。しかしジュリアンは、奥様が心配でプリンストン行きの別行動を取ることに。
さて三人は、苗木百姓(コリソン)のご厚意でクルマに乗っけてもらう。苗木屋の言うことには、今回のこのこれは植物による人間への攻撃じゃないかというハナシ。そういうことなら、固まってるより少人数で行動するか。徐々に追い詰められていくホモサピたち。植物相手に、どこまで逃げ切ることができるのか…!?


<蜂群崩壊症候群>が元ネタなんだそうな。というよりもむしろ、『もし、地球の表面からミツバチが消え去ったら、人間は4年も生きてはいけないでしょう。どのようなミツバチも、どのような受粉も、どのような植物も、どのような動物も、どのような人も』という都市伝説のほうがネタ元として濃厚か。<アインシュタインの言葉>というのは、ガセもいいとこらしい。
クソ映画の誉れは高いが、都市部でホモサピだけが死にまくるという設定は大好きなので、怖くないスリラーではあるが印象はいい。
ただ、タイトルはちょっと…。邦題だけでも、なんとかならなかったものでしょうか。
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96時間/リベンジ Taken 2

2015年10月18日 21時54分06秒 | 洋画>★★
2012年/仏/オリヴィエ・メガトン監督/リーアム・ニーソン ファムケ・ヤンセン マギー・グレイス ラデ・シェルベッジア
2015年10月16日 日テレ金曜ロードSHOW

【あらすじ】
前作で人身売買の息子をブライアン(ニーソン)に殺されたムラド(シェルベッジア)は、復讐のため彼を家族ごと殺すことを誓った。
そんなこともツユ知らず、イスタンブールにやってきたご一行。あの一件でなんとなくヨリも戻りつつあるところだったが、ブライアンと元妻レノーア(ヤンセン)が拉致られた。ブライアンは自力で脱出するが、さすがにレノーアはただの主婦、何とかして助け出さなければ命がない。独り魔手を逃れたキム(グレイス)と力を合わせ、ブライアンはイスタンブールを駆け巡る!


まあこう書いてしまえば簡単だが、実際やってることは<無免許のムスメっこに異国でカーチェイスさせる>だからね。9回くらい死んだ上に、国際指名手配されるレベル。
それにしてもイスタンブールという街は、どの作品を観ても屋根の上を走り回っている。
そういうもんなんだろうか…。
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