暇人映画

映画嫌いが映画を見まくる地獄のサーキット

燃えよデブゴン4/ピックポケット! CARRY ON A PICK POCKET(堤防小手)

2017年05月31日 21時55分16秒 | 洋画>★
1981年/香/サモ・ハン・キンポー監督/サモ・ハン・キンポー フランキー・チェン ディニー・イップ ラウ・ハクスン ディディ・パン リチャード・ウン
2017年5月22日 日テレ映画天国

【あらすじ】
今回のデブゴン・マイケル(サモはん)は、スリのプロ。師父キム・ミン(ラウ)を親分とし、弟分であるチムニー(チェン)、チムニーの恋人でキムの娘であるアン(パン)とともに、チームプレイをしていた。ちなみにセレブから現金しか盗まないというのが流儀である。
そんなマイケルが、ディスコでリン(イップ)に一目ぼれ。しかししっぽりしたのもつかの間、彼女はシングルマザーの婦警さんだったのでした。リンはマイケルたちに、盗品売買の取引を押さえることを依頼。かくして取引されていたブツを手に入れると、それは大粒ダイヤのネックレスだったのです。
ダイヤを取り返そうとする組織に追われるマイケルたち。リンが用意した偽ダイヤを持って、取引場所である貨物船へ…!!!


「おじいちゃんはデブゴン」公開に先駆けての、デブゴン放送…というわけではないらしい。どうやら次回の金曜ロードSHOW!(笑)で放送される「ベスト・キッド(ジェイデンくん版)」に合わせての、<ジャッキーの盟友>としてのデブゴンチョイスだったもよう。へー、デブゴンて「4」まであったのか…と思いきや、マイケル・ホイにおける「Mr.Boo!」同様シリーズではないらしく、しかも「4」どころか20本以上の作品(邦題ベース)が存在した。因みに「デブゴン」で検索すると、「女デブゴン」と冠されたドニー・イェン(ヤン・チータン名義)の初主演映画作品もヒットします。
で、サモはんは可愛かったのだがハナシが詰まらなくて★1つ。アクションもちょっと…サウンドエフェクトで誤魔化しすぎ。ていうかやはりドニー様祭りの影響か。
しかしこういう作品を観ると、如何に「Mr.Boo!」が偉大だったかがよく分かる。
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ガチンコ/喧嘩上等

2017年05月28日 21時56分24秒 | 邦画>★
2010年/邦/広瀬陽監督/久保田悠来 渡辺大輔 桜野裕己 平野良 熊井幸平 桃瀬美咲 藤川のぞみ やべきょうすけ 池田百合
2017年5月21日 TOKYO MXキネマ麹町〔ガチンコ!3番勝負!〕

【あらすじ】
佐伯(久保田)はやんちゃ坊主。喧嘩三昧で高校を退学となり、18歳になったのを機にクルマの免許を取り、アニキ分金本(やべ)のキモイリで西高へ編入した。金本との約束もあり、喧嘩は卒業。おとなしく残りの高校生活を過ごすつもり。
だが、西高のやんちゃ坊主たちはそれを許さなかった。テッペンを決めるとかなんかくだらないことで、またしても喧嘩に巻き込まれてゆく…!?


漫画やアニメなら「かっこいい」と思える高校生の喧嘩抗争も、実写になると途端にダサくなる。なぜだろう。誰か科学的に解明していないだろうか。
なので、どうせコミック原作のVシネなんだろうなと思っていたらさに非ず。なんと劇場公開のオリジナルストーリーなんだそうな。勉学無視して喧嘩とクルマ三昧のハイスクールライフは、ひょっとして少年の憧れなんだろうか。バイトすらしていないところが潔いっちゃ潔い。
で、こんなくだらない作品がシリーズ化しているらしく、MX様は律儀にも〔3番勝負〕と銘打って連続放送してくれるそうな。
もちろんスルー決定。
あ、久保田くんはかっこよかったです。ハイ。
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バグダッド・カフェ/ニューディレクターズカット版 Bagdad Café(Out of Rosenheim)

2017年05月27日 22時06分04秒 | 洋画>★★
2008年/西独・米/パーシー・アドロン監督/マリアンネ・ゼーゲブレヒト CCH・パウンダー ジャック・パランス
2017年5月20日 TOKYO MXキネマ麹町〔夜キネマ「不朽の名作」〕

【あらすじ】
モハーヴェ砂漠で、ドイツから来たジャスミン(ゼーゲブレヒト)は夫婦喧嘩の末置き去りにされてしまう。ガスストップ兼モテル兼カフェである<バグダッド・カフェ>に流れ着いたジャスミンは、店主ブレンダ(パウンダー)や従業員、トレーラーハウス暮らしで店に通う絵描きルディ(パランス)らと馴染んでいく。
手品をマスターしたジャスミンは、カフェで働きながらこれを披露。次第に口コミで人気となり、トラック野郎たちで賑わうようになるが…。


ニューディレクターズカット版は2008年の制作だが、オリジナルは1987年に作られた。
とにかく「コーリング・ユー」が耳について離れなくなる作品。
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映画かいけつゾロリ/うちゅうの勇者たち

2017年05月26日 20時40分19秒 | 邦画>★★
2015年/邦アニメ/岩崎知子監督/山寺宏一 愛河里花子 くまいもとこ 関智一 茅野愛衣
2017年5月20日 Eテレ

【あらすじ】
地球は今まさに隕石ブーム。ならばと海に狙いを定めたゾロリ(山寺)たちは、潜水艇で隕石探し。しかしお宝を守るタコたちの逆襲に遭い、なんだかんだで宇宙に放っぽり出されてしまった。
そして到着したのがムムーン星。ゾロリはイッシー・ノッシーの他に、イケメンのタコまで連れてきてしまっていた。ムムーン星では謎の怪物に悩まされており、ゾロリたちは伝説の勇者として怪物退治をすることに。
無事怪物を鎮めることに成功したゾロリは、伝説の勇者が乗ってきたという宇宙船に乗って地球に還ることになった。お姫様クララ(茅野)を嫁にするつもりになってしまったゾロリ。燃料石をセットして、5人で地球に向かうが…。


チビッコ向け作品なので別に観なくても良かったのだが、なにしろ「かいけつゾロリ」未体験なためこれを機にどんなものなのかを認識しておくつもりで観戦。しかしなぜゾロリに「股旅スタイル」と「怪傑スタイル」が存在するのかは不明のままに終わる。
今作の主人公「イケメンのタコ」が関智一で、にわかに山ちゃん×関ちゃんのカップリングが持ち上がる。(←腐。「昭和元禄落語心中」を観た直後のため。)
エンディングテーマがやたらかっこいいマキタスポーツ似のボイスだと思ったら、本人だった。マキタ出世したなあ。
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美女と野獣 La Belle et la Bête

2017年05月25日 22時14分52秒 | 洋画>★★
2014年/仏・独/クリストフ・ガンズ監督/レア・セドゥ ヴァンサン・カッセル アンドレ・デュソリエ エドゥアルド・ノリエガ ミリアム・シャルラン オドレ・ラミー サラ・ジロドー ジョナサン・ドマルジェ ニコラ・ゴブ ルーカ・メリアヴァ イボンヌ・カッターフェルト
2017年5月19日 日テレ金曜ロードSHOW!

【あらすじ】
<美女>ジル(セドゥ)が野獣(カッセル)の屋敷へ行ってどうしたこうした。

ド・ボーモン夫人による超有名な児童文学のため、あらすじは割愛。といっても原作は読んだことないし、唯一ディズニーのあのアニメくらいでしか知識がなかったりして。
画面が絵画的で美麗であると同時に、王子がヴァンサン・カッセルというのがこれ実にフランス的。日本で作ったら大沢たかおになりかねない。
ところで、社会から隔絶されて何不自由のない生活っつーのがほれ。なんとも理想的空間ではないですか。いいなあ、ジル。
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス Guardians of the Galaxy Vol. 2

2017年05月24日 11時40分24秒 | 洋画>★★
2017年/米/ジェームズ・ガン監督/クリス・プラット ゾーイ・サルダナ デイヴ・バウティスタ ブラッドリー・クーパー(声) ヴィン・ディーゼル(声) マイケル・ルーカー カレン・ギラン ポム・クレメンティエフ エリザベス・デビッキ クリス・サリヴァン ショーン・ガン カート・ラッセル シルベスター・スタローン
MOVIXさいたま

【あらすじ】
親父(ラッセル)が現れたと思ったら神様で、宇宙を書き換えようと企んでいた!?

原作はおろか、前作も観ないまま挑んだのは無謀だったな。
今作の主人公はグルートなのだが(嘘)、声がヴィン・ディーゼルってのが笑える。ディーゼルってこういうオファーも受けるんだ。見直したかも。
80年代に対するオマージュ作品で、神様があの髪型のカート・ラッセルってのがイイ。
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バトルランナー The Running Man

2017年05月22日 21時43分23秒 | 洋画>★★
1987年/米/ポール・マイケル・グレイザー監督/アーノルド・シュワルツェネッガー マリア・コンチータ・アロンゾ リチャード・ドーソン ヤフェット・コットー マービン・J・マッキンタイア
2017年5月17日 テレ東午後のロードショー〔5月の“アクション・レジェンドたち”!!〕

【あらすじ】
舞台は2017年。地球は食料と資源が枯渇し、警察国家によって支配されていた。国家はメディアを巧みに利用し、テレビ番組「ランニング・マン」によって国民の暴動を抑え、洗脳していた。
ベン・リチャーズ(シュワ)は支配側である有能な警察官だったが、暴動に対する民間人への攻撃命令を拒否して投獄された。しかし反政府組織と協力して18か月後には脱獄に成功、弟の元に身を寄せるつもりだった。
弟のマンションには、何故か知らない女アンバー(アロンゾ)が住んでいた。まあしょうがないかってんで、彼女を脅してハワイに高飛びしようとした。ところがリチャーズのカリスマボディと運動神経に目を付けた、テレビ局プロデューサーで「ランニング・マン」の人気司会者キリアン(ドーソン)は、権力を駆使してリチャーズを確保。彼を極悪人に仕立てあげ、強引にチャレンジャーとして参加させた。
説明しよう!「ランニング・マン」とは、巨大セットを使用した鬼ごっこ番組である。ただし鬼である「ハンター」は様々な武器を繰り出すし、乗り物にも乗ってチャレンジャーを追い詰め殺すリアル殺戮ショー生中継番組なのだ。一方のチャレンジャーはまったくの丸腰だが、逃げ切れば無罪放免と高額賞金が約束されている。因みに、過去に逃げ切れたチャレンジャーは3人だけなんだそうな。視聴率は紅白歌合戦よりも高く、ハンターはスーパースターであるもよう。
嫌々参加させられたリチャーズだが、脱獄仲間のラフリン(コットー)とワイス(マッキンタイア)も同時参加させられ、ハンディキャップを背負う羽目に。リチャーズとメディアの裏を探ってとっ捕まったアンバーも途中参加させられ、4人のチャレンジャーは死の鬼ごっこを逃げ回る。果たしてリチャーズたちはゲームをクリアすることができるのか…!?


シュワモノはほとんど見つくした(そりゃもうデビュー作「ヘラクレス・イン・ニューヨーク」すら)と思っていたのに、今作はお初であった。しかし「そりゃまーそうか」と納得できるほどのB級臭ぷんぷんたる作品で、ある種「デス・レース2000年」におけるスタローンに対抗すべく作られた感も見受けられる。そんなことないか。
原作はスティーヴン・キングによるものらしく、作風こそB級だがテレビメディアとそれに浴する大衆に対する批判がメインテーマとなっている。
因みに舞台となった<2017年>はまさに現代。社会情勢は異なるものの、大衆のあり方は似たり寄ったりである。まあ別に<予言的>なわけではなく、当時からバカな大衆がちっとも進歩していない証拠。サバイバル鬼ごっこを中継するという内容の作品は、洋の東西を問わず今も作られ続けております。
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沈黙の傭兵 Mercenary for Justice

2017年05月17日 22時12分07秒 | 洋画>★
2006年/米/ドン・E・ファンルロイ監督/スティーヴン・セガール ジャクリーン・ロード ザア・ネクエタ フェイ・ピーターズ トゥミ・モゴジェ エイドリアン・ギャリー ロジャー・グーンヴァー・スミス ルーク・ゴス マイケル・ケネス・ウィリアムズ ラングレー・カークウッド ビビアン・ビールド ブルーズ・ヤング
2017年5月16日 テレ東午後のロードショー〔5月の“アクション・レジェンドたち”!!〕

【あらすじ】
ジョン・ドレシャム(ゴス)はCIAの汚職捜査官、アンソニー・チャペル(スミス)は闇のフィクサー。二人は湾岸戦争の英雄であるジョン・シーガー(セガール)を傭兵として雇い、アフリカの島国ガルモラルの戦闘において、捨て駒として利用した。この戦闘でシーガーが戦友ラジオ・ジョーンズ(ネクエタ)を失った。
帰国後、ジョーンズの妻ションドラ(ピーターズ)と坊ちゃんエディ(モゴジェ)を見舞ったシーガーだが、その足でチャペルに身柄を拘束される。再び集められた傭兵仲間と共に、南アの武器商人ダサンからの依頼を遂行するべく強要される。チャペルはジョーンズの妻子を人質に取り、シーガーは請けざるを得なかった。さてそのミッションとは、南アケープタウンはランドベルト刑務所に収監中であるダサンの息子を脱獄させることであった。
どっこいまんまと悪事に手を貸すセガールじゃない。恋仲手駒のマキシン・バーノル(ロード)、ハッキングスペシャリストのサミュエル(ウィリアムズ)、謎男ブルドッグ(ギャリー)らと共に、チャペルやドレシャムをケムに巻きつつ人質救出を試みる…!?


ドン・E・ファンルロイでセガールだし、別に観なくても良かったのだが暇だから観た。午後ロード様も暇なのか、要らんキャスティングにいちいち字幕紹介を付けてくれていた。こっちも暇だからそれを全部拾ってみました。
ドニー・イェンの後でセガールは以下略。
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マリー・アントワネットに別れをつげて Les Adieux à la reine

2017年05月16日 22時08分17秒 | 洋画>★★
2002年/仏・スペイン/ブノワ・ジャコ監督/レア・セドゥ ダイアン・クルーガー ヴィルジニー・ルドワイヤン
2017年5月15日 日テレ映画天国

【あらすじ】
舞台は1789年のヴェルサイユ。シドニー(セドゥ)は王妃マリー・アントワネット(クルーガー)の朗読係として、宮殿務めをしていた。
バスティーユが陥落して、革命によるギロチン執行リストが出回り、貴族たちはトンズラこいた。ルイ王一家は逃げられなかったが、王妃は愛するポリニャック伯爵夫人(ルドワイヤン)を逃がすためシドニーに夫人の影武者を命じた。
これはそんな、革命の渦中にある女と女のユリの花を描いた作品である…。


わが国には「ベルサイユのばら」があり、そのイメージでガチガチなのである。
故に<マリーとポリニャックが情愛関係>という、そのプロットは衝撃! …もっとも、フランス人にしてみたら、ベルばらのほうが衝撃だろうが。
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少林サッカー Shaolin Soccer(少林足球)

2017年05月15日 22時36分24秒 | 洋画>殿堂>その他
2001年/香/チャウ・シンチー&リー・リクチー監督/チャウ・シンチー ン・マンタ ヴィッキー・チャオ ウォン・ヤッフェイ モク・メイラム ティン・カイマン チャン・クォックァン ラム・ジーチョン パトリック・ツェー
録画保存ビデオ

まあそんなわけだから、かれこれ4、5周目
録画ストックが切れたから、という理由もあるが、今回はとにかく<ドニー・イェン熱>を落ち着かせようと、似て非なるもので対抗しようと思ったわけだ。
…効果てきめんだった! やっぱシンちゃんは凄げーや。
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