暇人映画

映画嫌いが映画を見まくる地獄のサーキット

キルショット Killshot

2015年03月30日 22時37分33秒 | 洋画>★
2009年/米/ジョン・マッデン監督/ミッキー・ローク ジョセフ・ゴードン=レビット トーマス・ジェーン ダイアン・レイン ロザリオ・ドーソン
2015年3月16日 テレ東午後のロードショー〔哀愁の暗殺者!!〕

【あらすじ】
ハーフ・ネイティブアメリカンの<ブラックバード(ローク)>は、マフィアお抱えの凄腕ヒットマンだったんである。なんだかんだあって故郷のミシガンへ帰ってきた。
そんなバードを強請ったバカがいた!リッチー(レビット)は短絡的なだけの小悪党である。バカはバードが大物であることを知って、手のひら返して手を組んだ。
リッチーは売家を楯に、不動産屋を恐喝しているのでした。不動産屋に行ったはいいが、就職面接に来ていたウェイン・コールスン(ジェーン)という鳶の男を社長と勘違い。強請るも何も話が噛み合わず、バカは2階から落とされて引き揚げることにした。
強盗云々以前に、顔を見られたから殺そう。そんな理由でバードたちにつけ狙われることになってしまった、ウェインと彼の別居中の妻カーメン(レイン)。FBIがやってきて証人保護プログラムが発動され、ミズーリ州へと避難した。果たして逃げ切れることができるのか。一体なんでこんな目に…!?


なんだかなあ、もう…。こうやってあらすじを振り返ってみると、改めてバカとしか思えない。何のために何がしたくてどうしてこんなことをやっているのか。コメディみたいなことを、真面目に<クライムアクション>なんてカッコイイ風にやっている。おかしくてしょうがない。
とにかくリッチーのバカっぷりときたら、不動産屋で鹿の頭部剥製にしがみついて剥がれたところが自分ごと落ちる。ウェインを追ってコンビニでぶっ放しまくり、仕留め損ねて店員は殺したが金は盗らずにガムだけもらって帰る。ほんと、コメディ畑に来たら可愛がってやりたいくらい!顔も窪塚洋介っぽいそこそこの美形だしさー。
ミッキー・ロークはロークで長髪振り乱し、バカの援護をするためだけに人を殺して回るありさま。挙句ど素人の夫妻に撃たれ、最期の言葉が「しくじった~」ってオイ。
10日経ってタイトル見返してみるも、何の映画だったかすっかり忘れてたわ。
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ジャッジ・ドレッド Dredd

2015年03月29日 21時45分27秒 | 洋画>★★
2012年/英・南ア/ピート・トラヴィス監督/カール・アーバン オリビア・サールビー レナ・ヘディ ウッド・ハリス ドーナル・グリーソン
2015年3月11日 テレ東午後のロードショー

【あらすじ】
核戦争で荒廃したアメリカ。死の砂漠を巨大な壁で隔て、ボストンからワシントンD.C.にかけての猥雑な都市を<メガシティ・ワンダー>と呼んだ。シティにはなんと!8億もの人口がひしめき合っていた。人口過密による所得格差とストレスは街を無法化させ、政府は司法の三権限<陪審・執行・判事>を特殊スペシャリスト即ち<ジャッジ>に一任した。
今作の主人公は、ジャッジの中のジャッジ、ドレッド(アーバン)である。ミュータントで読心能力がある新人アンダーソン(サールビー)を、テストがてらパトロールに連れて行ったドレッドさん。居住区兼商業施設の<ピーチツリービルディング>での飛び降り事件をジャッジすると、危険ドラッグ<スローモー>の密造販売組織を刺激してしまった。ピーチツリーを根城にする組織の頭目<ママ(ヘディ)>は、ビル全体を防御シールドで覆いドレッドとアンダーソンを囲い込んだ。「ジャッジを殺すまでシールドは開けない」というママの館内放送で、二人は通信も使えない中四面楚歌状態に!果たして脱出することはできるのか…!?


「ジャッジ・ドレッド」といえば、スタ×ロブちんである。
果たして今作は…ヒロインのオリビア・サールビーがめっちゃ可愛い!つーか好み。
相変わらず主人公にはダサさしか感じ得ないものの(あのヘルメットを常時装着されちゃーね)、不思議とヒロインのチョイスがイイのであるなあ。ええ、ロブちんはヒロインですとも。
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ロスト・アイズ Julia’s Eyes(Los Ojos de Julia)

2015年03月28日 21時43分48秒 | 洋画>★★
2010年/スペイン/ギリェム・モラレス監督/ベレン・ルエダ ルイス・オマール パブロ・デルキ フランセスク・オレーリャ フリア・グティエレス・カバ ホアン・ダルマウ ダニエル・グラオ ボリス・ルイス
2015年3月10日 テレ東午後のロードショー

【あらすじ】
サラ(ルエダ)が自宅で首を吊った。双子の妹フリア(ルエダ/二役)は、夫イサク(オマール)と共に駆けつける。サラの自殺を信じないフリアは、生前の同行を探り始める。近所の盲人猫オバサンソルダド(カバ)、盲人支援センター、恋人と行ったというホテル、ホテルの監視係である爺さんクレスプロ(ダルマウ)、眼科のロマン先生(グラオ)…。行く先々で不気味に付き纏う男の影というか影の男、イサクの首つり自殺、ショックが重なりとうとうフリアも視力を失ってしまう。
お世話係として眼科から派遣されてきたイヴァンさんはいい人だが、何故か顔出しNGだ!?お隣のブラスコさんはエロジジイ、ソルダドさんは盲人じゃない、果たしてサラの死の真相とは…!?


犯人は、影が薄すぎてまともな社会生活すら送れない男だった! 目に見える人に相手にされないなら、目が見えない人になら認識してもらえる、ということで折角だから好みの美女を盲人にしてしまおうという計画。
かつて石川雅之の読み切り漫画で、同様の人物が「それならいっそ銀行強盗でもやってみるか!?」ということをネタにしたものがあった。
また以前、キャイ~ンの天野はずんの飯尾をして<見える透明人間>と評した。いわく、居酒屋に行っても彼の分だけお通しが来ないとか、その程度のことが日常茶飯事なのだそうな。
つまり、ギャグの域にある造形なのである。冒頭からサスペンスホラーな展開を繰り広げた今作であるが、ネタが明かされれば<見える透明人間>!私の中ではコメディに大逆転してしまったのでした。
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グッバイ、レーニン! Good Bye Lenin!

2015年03月25日 22時29分57秒 | 洋画>★★★
2002年/独/ウォルフガング・ベッカー監督/ダニエル・ブリュール カトリーン・ザース チュルバン・ハマートヴァ マリア・シモン フロリアン・ルーカス ブルクハルト・クラウスナー シュテファン・ヴァルツ
2015年3月9日 日テレ映画天国

【あらすじ】
東ベルリンのケルナーさん一家。アレックス(ブリュール)の母親(ザース)は、10年前に父(クラウスナー)が女を作って西に亡命してしまって以降社会主義活動だけに精力を傾けていた。1989年、そんな母が心臓発作で倒れ、昏睡状態に陥った。
母が意識を失っている間に、ベルリンの壁と共に社会主義体制が崩壊。東ドイツは急激に変貌した。
アレックスが看護士のララ(ハマートヴァ)と親しくなった頃、母が奇蹟的に意識を取り戻す。医師曰く、心臓に悪いからショックを与えないように…と言うが、昨今の社会状況はどうしたって母にとってはショッキングなことだらけ。アレックスは母を自宅療養させ、なんとか社会と切り離すべく尽力する。果たしてアレックスは、母を騙しおおせることができるのか…!?


40オーバーの東ドイツ出身者であれば、懐かしさも相まって大いに共感できる作品に違いない。ただ日本人である私は、「あの時あの国ではそんな価値転換が起こっていた」ということを恥ずかしながら今作で知る。壁崩壊のニュース自体、当時(高3だったけども)興味がなくてその重大さに気付かずにいた。ちゃんと社会科を勉強していたら、もっと楽しめたはずなのに。惜しいなあ。
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風俗行ったら人生変わったwww

2015年03月24日 22時21分11秒 | 邦画>★
2013年/邦/飯塚健監督/満島真之介 佐々木希 松坂桃李 中村倫也 山中聡
2015年3月8日 TOKYO  MXキネマ麹町〔わたしを変えたひと特集〕

【あらすじ】
29歳のキモヲタ童貞奥遼太郎(満島)が、一念発起でデリヘルを呼んでみた。
やってきた<かよ(佐々木)>嬢は、期待を200%上回るカワイコちゃん。その上優しく、遼太郎はひと目惚れ。なんだかんだあってプライベートで逢えるようになり、仲良くなったのも束の間連絡が取れなくなる。
チャット仲間に励まされ、自宅まで様子を見に行った遼太郎。そこで遼太郎は、かよから風俗嬢になったいきさつを聞かされた。
遼太郎は怒ったね。かよに借金を押し付けたヒモ男(中村)をこらしめ、金融業者から借用書を奪い取れ!果たしてキモヲタ童貞は跳べるのか…!?


作品自体は「電車男」の二番煎じであって、それでいて<以上>のものを感じない。だが、この作品には見るべきものがある。
「霊幻道士」が使われてて、ちゃんとリッキーも映してくれてるんだよ~!
で、経験者として断言するが、レンタル屋において「霊幻道士」はあんな借り易く何枚も置かれません。むしろ板橋店くらいだったら、置かれもしないレベル。で、新宿とかまで遠征して、香港コーナーの隅っこにポツンと挟まってるそいつを引っ張り出して悦に入るんだよ。なんで「霊幻道士」だったのかなあ。「Mr.Boo!」じゃダメだったのかしらん。
ところで、どうにもなんともいえない嫌悪感をこの作品は醸し出しているのだが…監督が「Summer Nude」だった。また監督の画像確認しちゃったよ。
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マンイーター Roufue

2015年03月23日 22時25分09秒 | 洋画>★★
2007年/豪・米/グレッグ・マクリーン監督/マイケル・バルタン ラダ・ミッチェル セリア・アイルランド ジェフ・モレル ヘザー・ミッチェル ミア・ワシコウスカ スティーブン・カリー ロバート・テイラー キャロライン・ブレンジャー ジョン・ジャラット サム・ワーシントン ダミアン・リチャードソン
2015年3月5日 テレ東午後のロードショー〔3月の木曜日は“ワニ”!!〕

【あらすじ】
オーストラリアノーザンテリトリー準州は、壮大な自然とワニが観光資源。本日は<ライアンのリバークルーズ>にご乗船いただきまことにありがとうございます。スザンヌ号の船頭兼ガイドはワタクシ、ケイト・ライアン(ラダ・ミッチェル)が務めさせていただきます。それでは出発進行!
乗客は女スモーカーのグウェン(アイルランド)、パパさんアレン(モレル)ママさんエリザベス(ヘザー・ミッチェル)お嬢さんシェリー(ワシコウスカ)のご家族御一行、カメラマンのサイモン(カリー)、エベレット(テイラー)とメアリー(ブレイジャー)のご夫婦、ヒゲメガネのラッセル(ジャラット)、そして旅行記者のピート(バルタン)の皆さんと純粋な観光客ばかり。
クルーズは順調に進むが、救難信号をキャッチしたのが運の尽き、救助に向かったところがワニのナワバリに入り込んでしまった! ワニアタックでボートには穴が開き、取り敢えずの避難で乗り上げた中洲は潮が上がって水没を免れない。ケイトの友人であるジモヤンのニール(ワーシントン)もやってきて、助けてくれるかと思いきや役立たずにも遭難の仲間入り。さあ誰からワニの餌食になるでしょう!?


今やマッチョスターであるサム・ワーシントンが、チンピラな上に喰われてしまうという…ある種貴重な作品。もうこんな役は見られない。
しかしケイトさん、遭難信号を見たからといって、お客さんたちを巻き込んじゃいけません。正解は「一旦戻って救助隊を案内する」でしょ!?
それはそうと、冒頭の自然映像が見事で「オーストラリア凄い!」と素直に感動しました。世界遺産なんだってさ。
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スリーデイズ The Next Three Days

2015年03月22日 22時21分09秒 | 洋画>★★
2010年/米/ポール・ハギス監督/ラッセル・クロウ エリザベス・バンクス タイ・シンプキンス ブライアン・デネヒー レニー・ジェームズ ダニエル・スターン リーアム・ニーソン オリヴィア・ワイルド
2015年3月4日 テレ東午後のロードショー〔秀作サスペンス特集!〕

【あらすじ】
ある朝、突如妻ララ(バンクス)が殺人容疑で逮捕された。妻の無実を信じて疑わない夫ジョン・ブレナン(クロウ)は、なんとかして法廷での勝利を勝ち取ろうと尽力して早3年。3歳だった坊ちゃんルークも6歳(シンプキンス)になりました。しかし奮闘虚しく、証拠不十分で有罪が確定。ララは世を儚んで獄中自殺未遂してしまう。
ワイフは絶対に何にもしてないもん!ジョンは彼女を脱獄させる決意をする。脱獄のプロフェッショナルデイモン・ペニントン(ニーソン)からアドバイスを受け、実行に向けて準備を進める。根気は要るし、金も掛かる。危険な橋も渡らなければならないし、冷酷にだってならなきゃならない。果たしてジョンは、挫けることなく妻を脱獄させ再び家族水入らずを手に入れることができるのか。そして殺人事件の真相は…!?


なんと飽くなき夫婦愛か。これが親子であればセガールあたりでもやりそうなことだが、所詮は他人である奥さんに対してここまでやらせるというところに訴えかけるものがある。そして奥さんのほうの肉親は息子以外登場せず、夫のほうの両親が出てきて息子のやることに無言で理解を示す。もう主人公は、両親を捨てて奥さんを取るのである。
通常、こういう<冤罪モノ>では<真犯人探し>がメインテーマとなる。しかし今作は、もうそれは無理。ならば脱獄させよう、「正義の神様がいないなら、犯罪者になろうとも自分でしあわせを掴み取るんだい!」といったスタンスである。そしてそのダークサイドへの案内人が、リーアム・ニーソン。「96時間」シリーズで妻子を助けるために奔走している彼が、濁った形ではあるがこうして力を貸す役に回っているというのも粋な配役だ。
しかしこの親子、新天地で平和に暮らせたんだろうか。ジョンの愛が重すぎて、奥さんウンザリしちゃいそう…。
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モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル Monty Python and the Holy Grail

2015年03月21日 23時03分13秒 | 洋画>殿堂>その他
1974年/英/テリー・ギリアム、テリー・ジョーンズ監督/グレアム・チャップマン ジョン・クリーズ エリック・アイドル マイケル・ペイリン テリー・ジョーンズ テリー・ギリアム ニール・イネス キャロル・クリーヴランド ジョン・ヤング コニー・ブース
買い取りDVD

【あらすじ】
アーサー王(チャップマン)と円卓の騎士(ジョーンズ、クリーズ、アイドル、ペイリン)が、聖杯を探してフランス人にバカにされたり植え込みを探したりウサちゃんと戦ったり。

映画ストックはたんとあるが、今日は自分のお誕生日なので今作をプレゼントとして観戦。購入したのは一昨年のクリスマス前、自分へのプレゼントとしてだった。
観戦自体はたぶん2回目。前に観たのは20年くらい前のことだが、そん時はパイソンズの認識が曖昧だったりアーサー王伝説もほぼ知らなくてまったく理解できなかったはずである。
ただ、この映画を元ネタとしたPC用ゲームを購入し、日々夜なべして遊んでいたためにパイソンズの顔認識ができるようになったという思い出の作品でもある。今回の再見は、ゲームのおさらいみたいな感じだった。そのゲームはアドベンチャーだったのだが、オマケコンテンツでミニゲームがプレイできた。中に「死体テトリス」とも言うべきパズルゲームがあって、死体をモチーフにしたブロックをテトリスの要領で揃えると「ぬちゃっ」という音とともに(腐って)消えるのである。ときどき死んでないブロックもあって、青野武の声で「わしゃまだ死んどらん」「わしゃまだ生きとる」などと、顔部分が残っている限りつぶやき続けていた。実に「らしい」秀逸なアレンジでした。
因みにそのゲームCDは、嫁に行った姉に貸したまま却ってきていない。貸したつもりだったんだけど、もらったつもりになってるのかな…。
メニューに<特典映像>というコンテンツがあって、観ようとしたら広川太一郎の声で「ディスク2を入れてください」と言われた。そんなもんはない!これもギャグかと思ったらちゃんとその特典ディスクというのは存在するらしく、廉価版を買ったばかりに享受できない羽目に遭ってしまったようだ。
その他に<山田康雄もいる伝説の日本語吹き替え版>とか<本作とは関係ないけどシェイクスピアの「ヘンリー四世」字幕版>とか洒落たメニューが存在する。さすがにセンスがいい。

ところで、最近読んで一目ぼれしたSF小説「銀河ヒッチハイクガイド」シリーズの作者ダグラス・アダムスは、モンティ・パイソンに憧れケンブリッジ大学に入ったような人で交流もあったという。
そんなことは知らなかったのにシビレたってことは、やっぱり私は<モンティ・パイソンサイド>の人間なんだなあ、としみじみ納得したのでした。
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風立ちぬ

2015年03月18日 22時39分04秒 | 邦画>★★
2013年/邦アニメ/宮崎駿監督/庵野秀明 滝本美織 西島秀俊 西村雅彦 スティーブン・アルパート 風間杜夫 志田未来 國村隼 大竹しのぶ 野村萬斎 鏑木海智
2015年2月20日 日テレ金曜ロードSHOW!

【あらすじ】
堀越二郎(鏑木⇒庵野)は、飛行機少年だった。
帝大に進学し、航空研究所で学んでいた時、関東大震災に遭遇。二郎は列車に乗っていたが、乗り合わせた姉妹の避難と帰宅を助けた。この時二郎は、妹のほうにひと目惚れしていた。
数年後、大学を卒業した二郎は、学友の本庄(西島)と共に名古屋の三菱内燃機へと入社。上司の黒川(西村)は厳しかったが、真面目で一本気な二郎を目にかけドイツユンカース社への視察をさせる。
5年後、二郎が設計した飛行機がテスト飛行で空中分解する。気落ちした二郎は、軽井沢で休暇を過ごす。そこで偶然にも、例の妹(滝本)に再会する。彼女は里見菜穂子といった。父親(風間)と共に二郎と同じホテルへ逗留しており、結核の療養中なのだった。互いに交流を深め合ったのち、二郎は父親の同意と共に菜穂子にプロポーズをする。
ゼロ戦を作った男、堀越二郎をモデルに、恋と病とモノづくりの夢を描く…!


別に面白くもなかった。
面白くもないけど、宮崎駿というブランドは偉大である。潤沢な資金が用意され、興行収入も良く、映画賞も取れたりする。
庵野秀明というおかしな主演抜擢、意味があるのかよくわからない松任谷由美の主題歌、金曜ロードにおいての拡大放送枠。
ほんとにみんな、こんなものに熱狂できたの? そんな疑問だけが渦巻いてしょうがない。
ところで、西村雅彦が演じたところの黒川だが、アメリカ版ではマーティン・ショートが吹き替えたらしい。やだー!
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しあわせの隠れ場所 The Blind Side

2015年03月16日 22時17分44秒 | 洋画>★★
2009年/米/ジョン・リー・ハンコック監督/サンドラ・ブロック クィントン・アーロン ティム・マッグロウ ジェイ・ヘッド リリー・コリンズ レイ・マッキノン キャシー・ベイツ
2015年3月1日 TOKYO MXキネマ麹町〔わたしを変えたひと特集〕

【あらすじ】
マイケル・オアー(アーロン)は、恵まれない環境に育ちながらも抜群の体格を持て余す黒人少年だった。そんな彼を見咎めた、元NFLプレイヤーテューイ(マッグロウ)の夫人リー・アン(ブロック)。彼女はマイケルを家庭に迎え入れ、家族として面倒を見るようになった。
体はデカいが心優しいマイケル。ろくな教育を受けてこなかったため学業面は弱かったが、なんか強烈な保護本能があった。フットボールのレフトタックルとして理想的な体格を持つマイケルは、「チームを家族と思いなさい」というリー・アンのアドバイスを受け最強のプレイヤーとして覚醒。全国の大学スカウトから注目を集め、テューイ夫妻の母校であるミシシッピ大学へと進学を決める。
順風満帆のマイケルに、大学体育協会の調査員が審問に訪れる。テューイ夫妻は母校へ逸材を送り込むため、マイケルを拾ったのではないか。揺れるマイケルの心。果たしてフットボールへの道は、そしてテューイ夫妻との関係はどうなってしまうのか…!?


マイケル・オアーというのは実在のNFLスタープレイヤーで、リー・アン&ショーンのテューイ夫妻も実名である。
そうはいっても、アメフトに馴染みがなさすぎていまひとつ物語の凄さが伝わらない。アメリカならいざ知らず、日本国内においては一部の稀有なアメフトファン向け。
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