2007年/デンマーク・スウェーデン・独/ニコライ・アーセル監督/サラ・レンジベック・ガーマン ルーカス・マンク・ビリング ラッセ・ボルグ ニコライ・コペルニクス ラース・ミケルセン
2013年2月24日 TOKYOMX ファミリーシアター
【あらすじ】
1871年。黒魔術師ネクロマンサーを捕らえた対悪魔戦闘ロッジだったが、思いがけない反撃に遭い最高術者リニアを喪った。彼女の恋人であるヘルマンは、魔力の源であるロッジブックをバラバラに分散させた後、毒をあおって自害した。
時は流れて現代。父を亡くし、母と弟とで郊外に転居してきたルル14歳(ガーマン)。素人降霊術で父とお話ししたかっただけなのに、やってきたのはヘルマンだった。ヘルマンは弟シルベスターに憑依してしまい、沖合いの島に幽閉されている死者の魂たちに助けを求められてしまう。なんだかんだで隣人少年のオリバー、心霊セラピストのリカード(コペルニクス)と共に、禁断の島へ踏み込むことになった。
ところがそこでは、19世紀に死んだはずのネクロマンサーが、死者の魂を利用してロッジブックをコツコツと集めていた。カカシモンスターを操り、チビッコたちを相手に本気で魔力を振るうネクロマンサー。果たしてルルたちは、黒魔術に打ち勝つことができるのか…!?
英題はなんと、戦前に作られた「ドクター・モローの島」と同名だった。
そんなこんなで、資料が出ないのなんのって。欧州の、しかも子役ともなると画像もなく。役名は拾いながら観戦したけど、誰が誰やらリンクはできず。ま、今後のご活躍がこちらに届くことも殆どないだろうから、要らないっちゃ要らないけどね。
毎度お世話になっておりますオールシネマ様上では、<「ライラの冒険」のヒットをアテにして同時リリースされた>なんて書かれている(決して<制作された>わけではない)。そういえば邦題はパクリだなあ。魂は黄金ではなかった。「黄金の魂」なら、略称は「きんたま」だな!
というわけで、欧州でも「ロード・オブ・ザ・リング」「ハリポタ」から続くファンタジーブームに乗っかって、小規模ながらも子供が活躍するホラーファンタジーが作られた模様。逞しい少女と、頼りない少年たち。カカシに追っかけられるくらいまではホノボノの見ていられたが、ネクロマンサーが再登場するあたりからは、この手のファンタジーにありがちの<やり過ぎ感>がアダとなりダレてしまった。ネクロマンサーがやろうとしていることは壮大なんだが、如何せん活動範囲が狭い…。
そんな中で、高所恐怖症のオリバー君にドイツ空軍パイロットを憑依させるくだりは、良いアクセントとなった。
ルルは魔法の本と魔力を手に入れ、後に怪しげな秘密結社を組織するのであった。ちゃんとお勉強もしろよ! しかし向こうでも、こういう主人公は14歳なんだなあ。
2013年2月24日 TOKYOMX ファミリーシアター
【あらすじ】
1871年。黒魔術師ネクロマンサーを捕らえた対悪魔戦闘ロッジだったが、思いがけない反撃に遭い最高術者リニアを喪った。彼女の恋人であるヘルマンは、魔力の源であるロッジブックをバラバラに分散させた後、毒をあおって自害した。
時は流れて現代。父を亡くし、母と弟とで郊外に転居してきたルル14歳(ガーマン)。素人降霊術で父とお話ししたかっただけなのに、やってきたのはヘルマンだった。ヘルマンは弟シルベスターに憑依してしまい、沖合いの島に幽閉されている死者の魂たちに助けを求められてしまう。なんだかんだで隣人少年のオリバー、心霊セラピストのリカード(コペルニクス)と共に、禁断の島へ踏み込むことになった。
ところがそこでは、19世紀に死んだはずのネクロマンサーが、死者の魂を利用してロッジブックをコツコツと集めていた。カカシモンスターを操り、チビッコたちを相手に本気で魔力を振るうネクロマンサー。果たしてルルたちは、黒魔術に打ち勝つことができるのか…!?
英題はなんと、戦前に作られた「ドクター・モローの島」と同名だった。
そんなこんなで、資料が出ないのなんのって。欧州の、しかも子役ともなると画像もなく。役名は拾いながら観戦したけど、誰が誰やらリンクはできず。ま、今後のご活躍がこちらに届くことも殆どないだろうから、要らないっちゃ要らないけどね。
毎度お世話になっておりますオールシネマ様上では、<「ライラの冒険」のヒットをアテにして同時リリースされた>なんて書かれている(決して<制作された>わけではない)。そういえば邦題はパクリだなあ。魂は黄金ではなかった。「黄金の魂」なら、略称は「きんたま」だな!
というわけで、欧州でも「ロード・オブ・ザ・リング」「ハリポタ」から続くファンタジーブームに乗っかって、小規模ながらも子供が活躍するホラーファンタジーが作られた模様。逞しい少女と、頼りない少年たち。カカシに追っかけられるくらいまではホノボノの見ていられたが、ネクロマンサーが再登場するあたりからは、この手のファンタジーにありがちの<やり過ぎ感>がアダとなりダレてしまった。ネクロマンサーがやろうとしていることは壮大なんだが、如何せん活動範囲が狭い…。
そんな中で、高所恐怖症のオリバー君にドイツ空軍パイロットを憑依させるくだりは、良いアクセントとなった。
ルルは魔法の本と魔力を手に入れ、後に怪しげな秘密結社を組織するのであった。ちゃんとお勉強もしろよ! しかし向こうでも、こういう主人公は14歳なんだなあ。