暇人映画

映画嫌いが映画を見まくる地獄のサーキット

デンジャー・コール Operator

2018年07月29日 21時34分36秒 | 洋画>★
2015年/米/(アマリヤ&オービン)オルソン兄弟監督/ミーシャ・バートン ルーク・ゴス マイケル・パレ ビング・レイムス
2018年6月25日 テレ東午後のロードショー

【あらすじ】
パメラ(バートン)はアトランタの911コールセンターに勤務するシングルマザー。10歳の娘キャシーと二人暮らしで、夫である警官のジェレミー(ゴス)とは別居中。
さてコールを受けるなり、通報者リチャード(レイムス)はキャシーを誘拐したとしてパメラを脅迫した。同僚に怪しまれながらも、指示に従うパメラ。ジェレミーの協力を得ながら無理難題をこなしていくが、どうやらリチャードの目論見は銀行強盗らしい!? そして意外な伏兵とは…!?


「ザ・コール」のパクリか。911オペレーターが、電話越しに孤軍奮闘するサスペンス。それにしてもピンポイントでパメラの端末にアクセスするとか、犯人はハナから内部の人間で決まりだろ。
そしてマイケル・パレが何もしないわけがないので、ワルの一味であることは早々にバレる。ていうかパレさんがオッサンすぎて泣ける。
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ファインディング・ドリー Finding Dory

2018年07月28日 20時58分06秒 | 洋画>★★
2016年/米アニメ/アンドリュー・スタントン、アンガス・マクレーン監督/室井滋 木梨憲武 菊地慶 上川隆也 
2018年6月22日 日テレ金曜ロードSHOW!

【あらすじ】
「ニモ」の冒険から1年。ドリー(室井)は、マーリン(木梨)とニモの親子と共に暮らしていた。ところがふとしたことで、両親のことを思い出した。
探しにいくからいっしょに来て! とむちゃなことを頼み、ドリーは親子を道連れにやってきましたカリフォルニア。イカに追われ、親子とはぐれ、海洋生物研究所に保護され、ミズダコのハンク(上川)と契約を結んで記憶を辿ることしばし。オープンウォーターエリアに到着して<おうち>を発見するも、両親の姿はすでになかった。
はたしてドリーは両親と再会することができるのか。そしてニモとマーリンの運命や如何に…!?


まさかのドリー主人公昇格スピンオフムービー。確かに自分も、ドリーに惚れそうになったしなあ。
で、今回のヒーローはタコなんだよ。かつての<デビルフィッシュ>も、今や大人気食材にランクアップしたらしいからね。寄生獣さながらに、クルマの運転までします。
物忘れの多いドリーではあるが、その思考や行動力はドリー自らもが参考にするほどのひらめきに満ちている。「こんなときドリーならどうする」「やろうと思えば何だってできる子」というメッセージが、ダメっ子である我々の胸に強く響く。
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ロスト・バケーション The Shallows

2018年07月27日 21時05分34秒 | 洋画>★★
2016年/米/ジャウム・コレット=セラ監督/ブレイク・ライブリー オスカー・ジャネーダ
2018年6月21日 テレ東午後のロードショー〔絶体絶命!美女の危機〕

【あらすじ】
テキサス娘のナンシー(ライブリー)は、メキシコにある<秘密のビーチ>を訪れた。風光明媚、波はサイコー、亡き母の思い出の地を堪能していたナンシーだが、そこに鮫が現れた!
足に歯形を付けられ、岩礁に難を逃れるナンシー。<秘密の>ビーチだけに来訪者は少なく、そのわずかな来訪者も鮫の餌食になっていく。水もない、食べ物もない、潮は満ちるし応急処置の足も限界が近い。絶体絶命の彼女に、救助はやってくるのか…!?


低予算ハラハラ鮫パニック。「オープン・ウォーター」を思い出す置き去りシチュエーションだが、逞しいオネエチャンのサバイバルで2時間(というか実質90分弱)戦いきった。あの鮫が足に噛り付いたらそのまま1本持ってきそうなもんだが、そうはならないところがファンタジー。しかも鮫さんは1尾きりだし。鯨の死体を追って、肉食魚(獣)がわいわいやってきてもいいところなんだがなあ。
いっしょに来たとかいうご友人は、結局登場せず。
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ボクの妻と結婚してください。

2018年07月26日 21時16分26秒 | 邦画>★★
2016年/邦/三宅喜重監督/織田裕二 吉田羊 原田泰造 込江海翔
2018年6月19日 フジ

【あらすじ】
放送作家の三村修治(織田)は、膵臓癌で余命1年と宣告された。恋女房彩子(吉田)と、愛息子陽一郎を残して死ぬのは忍びない! そこで修治は、家族のために<父親後継者>を探すべく婚活をはじめた。すると、あっという間に見つかりました。インテリア関係のなんか社長だとかいう伊東正蔵39歳(原田)に惚れ込んだ修治は、なんとか彩子と親しくさせるべく散々骨を折るが…!?

カラッとした難病モノ。癌患者っぽくもなんでもない主人公で、本物の癌患者が観たらどう思うだろうかとヒヤヒヤする。原作者が主人公と同様の放送作家ということもあり、ひょっとしたら実話モノなんじゃないかとも勘繰ったが、何ということもないまっさらなフィクションだった。
家族に対する配慮のみをピックアップしているが、両親などの親族が一切出てこないというのはどうなんだろうか。オヤとかどうでもいいのかな。
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三銃士 The Three Musketeers

2018年07月25日 22時09分18秒 | 洋画>★★
1993年/米/スティーヴン・ヘレク監督/クリス・オドネル チャーリー・シーン キーファー・サザーランド オリヴァー・プラット レベッカ・デモーネイ ジュリー・デルピー ティム・カリー マイケル・ウィンコット ヒュー・オコナー ガブリエル・アンウォー ポール・マッギャン
2018年6月19日 テレ東午後のロードショー〔痛快!アクション大作!〕

【あらすじ】
ご存知、デュマの「三銃士」を、なんのヒネリもなく映像化。ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために!

とは書いたものの、原作を読んだことがないので<おそらく>とおことわりします。
ダル=クリス・オドネル、アラミス=チャリシン、アトス=キーファー、ポルトス=オリヴァー・プラット。女ったらし修道士にチャリシンを使うとか、ふざけてる。
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ズートピア Zootopia

2018年07月23日 21時50分25秒 | 洋画>★★
2016年/米アニメ/リッチ・ムーア、バイロン・ハワード、ジャレド・ブッシュ監督/(声)上戸彩 森川智之 三宅健太 竹内順子 玄田哲章 高橋茂雄
2018年6月15日 日テレ金曜ロードSHOW!

【あらすじ】
動物たちが知能と文明を獲得し、人間のいない社会で文化的な生活を送っている未来のおハナシ。
ジュディ・ホップス(上戸)はウサギ初の警察官となったが、期待はされず交通切符を切る日々を過ごしていた。キツネの詐欺師ニック・ワイルド(森川)と出会い、48時間以内に行方不明のカワウソを探し出す任務に協力させる。
なんだかんだで任務は成功、しかしこれがきっかけで肉食動物が危険視され、肉食排斥運動が横行するように。ライオンの市長(玄田)は更迭され、副市長のヒツジ(竹内)がズートピアを仕切るようになった。しかしこの事件の真相は、草食によるクーデターだった…!?


世界の成り立ちには特に触れることもなく、動物が擬人化した世界が平然と展開されている。<ズートピア>ってくらいだからおそらく動物園で猿の惑星みたいなことが起こったと思われ、そうすると人類はどうなってしまったのか、肉食動物は何を食べて生きているのか。オトナはそんなことを考えちゃって、やーね。
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ゴッドファーザー The Godfather

2018年07月22日 22時57分40秒 | 洋画>★★
1972年/米/フランシス・フォード・コッポラ監督/アル・パチーノ マーロン・ブランド ジェームズ・カーン ジョン・カザール タリア・シャイア ロバート・デュヴァル ダイアン・キートン リチャード・カステラーノ エイブ・ヴィゴダ レニー・モンタナ ジャンニ・ルッソ アル・マルティーノ ジョン・マルティーノ リチャード・コンテ モーガナ・キング スターリング・ヘイドン シモネッタ・ステファネッリ
2018年6月15日 テレ東午後のロードショー〔名作シネマスペシャル!〕

【あらすじ】
ニューヨークを牛耳るシチリアン・マフィア<コルレオーネ・ファミリー>の世代交代劇。

言わずと知れた「ゴッドファーザー」だし、あらすじはこんなもんでいいか。ていうか登場人物がやたら多くてめんどくさいだけなのだが。
「3人の名付け親」を観ていなかったら、<ゴッド・ファーザー>の意味も知らず、アッコが<ゴッド姉ちゃん>と呼ばれてたことを思い返して<おっかないオッサン>くらいにしか認識しなかったろうなあ。
というくだらない感想に終わる。猫を抱いているドンが007にパクられ(たと思う)、ワルのボスが猫をダッコすることになった元祖になった(と思う)。
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X−ミッション Point Break

2018年07月18日 22時01分42秒 | 洋画>★★
2015年/米/エリクソン・コア監督/ルーク・ブレイシー エドガー・ラミレス テリーサ・パーマー レイ・ウィンストン デルロイ・リンドー
2018年6月13日 テレ東午後のロードショー

【あらすじ】
ユタ(ブレイシー)はエクストリームスポーツで世界をあっと言わせる少年だったが、バディを亡くして心を改め、努力の7年を経てFBI捜査官になった。
さてインドにおいてダイヤ強盗ばら撒き事件、メキシコじゃ現金輸送機襲撃空中札束まつりと、目的不明の怪事件が連続して発生。捜査官になりたてのユタは上官(リンドー)へ、「こりゃ<オザキ・エイト>だ」と進言。なんでも極限のエクストリーム・スポーツを極めることで自然と一体になり地球を救って悟りを啓くとか、そんな思想に則っているらしい。なんかよくわかんねーけど、じゃオマエ行って来いってんで、大波がありそうなフランスの海へ行きました。
そこで伝説のエクストリーマーボーディ(ラミレス)及びサムサラ(パーマー)と出会ったユタは、まんまと彼らの仲間になって一緒にオザキ・エイトをクリアしていく。失敗して死んでいく仲間たち。金鉱山を爆破するという段になって、ユタはボーディを止めるため捜査官であることを明かした。しかしボーディの挑戦は止まらなかった。
エンゼルフォールをフリークライミングで制覇するという7つ目の試練をクリアする頃には、もはやボーディとユタしか生き残っていなかった。そしてボーディは、ユタを道連れに奈落の滝つぼへダイブする。二人の生死の行方と、オザキ・エイトの先に待つものとは…!?


「ハートブルー」のリメイクということなんだそうな。つって、ネタ元のほうをほぼ忘れてるのだなあ。
今回は更に規模を拡大して、CGなしの体当たりアクションを敢行。<オザキ・エイト>なる謎の思想を引っさげ、なんとなく中二の匂い…と思ったらこれ脚本がカート・ウィマーなんだよ。かーっ。なるほどなー。
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ガメラ3/邪神〈イリス〉覚醒

2018年07月16日 21時01分31秒 | 邦画>★★
1999年/邦/金子修介監督/前田愛 中山忍 藤谷文子 螢雪次朗 本田博太郎 
2018年6月24日 TOKYO MXキネマ麹町〔夜キネマ~平成ガメラ3部作~〕

【あらすじ】
世界各国でギャオスの幼体とおぼしき人喰い鳥が現れ、深海ではガメラの墓場が発見される。「1」での東京戦で両親を亡くした比良坂綾奈(前田)は、奈良の親族に身を寄せていたが都会モンとしていじめられていた。それもこれもガメラが悪い!いじめっ子らに度胸試しと称して入らされた洞窟で、封印されていた<イリス>を孵してしまった綾奈。世の中とガメラに対する恨みつらみを、イリスを護り育てることで鬱憤晴らしてたらイリスは彼女の精神を糧にスクスクと成長した。イリスは更に変態を遂げるべく綾奈との融合を試みるが、綾奈のボーイフレンドによって阻止されてしまう。しかし形態変化による能力向上を果たし、人間を次々と襲撃。チョイ役の仲間由紀恵まで吸収し、神々しく成長した。再び綾奈を求めて京都へ向かうイリス。ガメラはイリスをやっつけて、三度人類を救うことができるのか…!?

だいぶVFXもマトモになった感じ。
四聖獣や古代神話とか持ち出して怪獣とこじつけるという、オタクならではの脚本も光る。<マナエネルギー論>だの破滅願望論者だのが登場し、ナウシカ的であったりエヴァ的であったりするのもまあまあよくあることだ。
単なる英雄譚ではない、ダークな感情をメインテーマにしているのが特徴といえば特徴だが。正直、肝心なガメラの印象が薄いのだった。しばらくしたら、何の怪獣映画だったか忘れそう。
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ガメラ2/レギオン襲来

2018年07月15日 21時51分58秒 | 邦画>★★★
1996年/邦/金子修介監督/永島敏行 水野美紀 石橋保 吹越満 藤谷文子 螢雪次朗 
2018年6月17日 TOKYO MXキネマ麹町〔夜キネマ~平成ガメラ3部作~〕

【あらすじ】
札幌近郊に隕石落下。札幌の商業ビルに巨大草体が根を下ろし、体長2M程度の昆虫型宇宙生物が出現。<レギオン>と呼ばれるようになったこの脅威に、自衛隊(永島)は対峙する。一方科学館学芸員の穂波(水野)とNTT北海道の帯津(吹越)は科学的アプローチでサポート。草体が種子を拡散すればレギオンも爆発的に増殖すると予測し、レギオンの体組織を構成するシリコンが豊富な都市部が危険であると警鐘を鳴らす。
さてガメラはというと、札幌でレギオンと対戦するも小型体にたかられ、仙台で大型体と対戦するも草体の爆発を防ぐことができず。仙台は壊滅、レギオンは福島・茨城を無視して(虫だけに)首都圏へ向かった。
戦場は足利。復活のガメラはレギオンの東京進出を食い止めることができるのか。そして学芸員とNTTは、レギオンの生物学的特性を暴いてガメラを助けることができるのか…!?


「1」よりだいぶマシになった。
レギオンが宇宙昆虫ということで、「スターシップ・トゥルーパーズ」を連想するが今作のほうが1年早い。といっても「スタトゥル」には原作があるし、パクリでないとはいいきれない。なんせ製作者はオタクだし。
今作でのガメラの位置づけは、<地球を脅威にさらす生物を駆除する>マクロファージ的存在であると明かされる。人間も駆除されないように生きねばならないという台詞が飛び出るが、もうとっくに駆除されていいレベルだぞ。
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