暇人映画

映画嫌いが映画を見まくる地獄のサーキット

ワイルド・シングス Wild Things

2006年08月31日 22時55分56秒 | 洋画>消化試合>SNL
1998年/米/ジョン・マクノートン監督/マット・ディロン ケビン・ベーコン &ビル・マーレイ
2006年8月31日 テレ東木曜洋画劇場

【あらすじ】
フロリダで女にモテモテのマット・ディロン。ところが女生徒スージーに、あらぬレイプの疑いをかけられて裁判沙汰に!その上女生徒ケリーにまでレイプ疑惑をかけられる始末。
しかし弁護士ビル・マーレイの助力もあって、スージーの母(フロリダの豪族)から大金を巻き上げることに成功。が、ディロンと女生徒2人は実はグルだった。
そして更にこの計画は裏のかき合いが続く!シベ超もビックリのどんでんに次ぐどんでん返し!


テレ東の番宣を見た限りでは、エロの要素が多い超B級サスペンスを想像していた。何だ、「先生の、嘘つきっ!」というあのアレは…。
カワイコちゃんビル・マーレイが出演していたというのも大きいが、これが結構集中して楽しく見られた。
冒頭ディロンが男子生徒に目をかけていたり、女同士のカラミがあったりして同性愛色が強く、そんなことも同人回路脳に作用していたのかもしれない。
ラストは、その男子生徒とディロンがラブラブでめでたしめでたし、というのを予想してしまった…。ダメだこりゃ。
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マンハッタン無宿 Coogan's Bluff

2006年08月30日 21時53分08秒 | 洋画>★★
1968年/米/ドン・シーゲル監督/クリント・イーストウッド スーザン・クラーク
2006年8月30日 テレ東午後のロードショー〔イーストウッド特集〕

【あらすじ】
今回のクリントさんは、アリゾナの保安官補佐。保安官の命により、NYからチンピラを連れてくる任を受けた。
都会の警察に梃子摺りながらも、女をたらしこみつつ<アリゾナ流>でチンピラに迫る!


ウェスタンとダーティーハリーの中間にあるような作品。
しかしクリントさんは、なんだってこんな無駄にモテキャラなんだろう。今作では3人の女とイチャついたりなんかして。アリゾナの女なんか、シナリオに全然関係ないよ。
しかしこういうスタイルが、男の憧れたりえるんだろうなあ。
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シノーラ Joe Kidd

2006年08月28日 22時12分08秒 | 洋画>★★
1972米/ジョン・スタージェス監督/クリント・イーストウッド ロバート・デュバル
2006年8月28日 テレ東午後のロードショー〔イーストウッド特集〕

【あらすじ】
舞台は大西部!猟師…?んなワケねーな、なイーストウッドは、ある日金持ち(デュバル)に道案内兼戦力として雇われる。
デュバルが狙うのは、土地の権利を主張するメキシコ人反乱軍の頭目チャマ。チャマの山村を占拠し村人を人質に取るが、我らがクリントさんはそんな横暴を許さない!


若いね~、クリントさん。ついでに髪型がちょっと変だったり。でもやっぱりカッコイイ!
クリントさんは、「ダーティー・ハリー」よりウェスタンの方がイイね。
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クリムゾン・リバー LES RIVIERES POURPRES

2006年08月27日 22時53分50秒 | 洋画>★★
2000年/仏/マチュー・カソヴィッツ監督/ジャン・レノ ヴァンサン・カッセル
2006年8月27日 テレ朝日曜洋画劇場

【あらすじ】
パリから僻地の猟奇殺人捜査に助っ人に来たレノさん。その死体は相当の苦痛の痕、そして何故か次の死体放置現場に導くサインを残していた。
一方ドーベルマン・カッセルは、少女墓荒らしを捜査。そんな2人の捜査が、閉鎖的学園都市で交差した!


どーも「ドーベルマン」のレビュワーが意外と多いと思ったら、ヴァンサン・カッセルって結構有名なフレンチアクターだったワケね。
<リュック・ベッソンが惚れ込んで、第2弾を製作した>ということだが、私はベッソンほど夢中にはなれなかった。レノさんは相変わらずカッコイイし、苦手なミステリーとしては悪くない思ったのだが。なんかこう、グッと集中させてくれるだけのパワーが無かったかな。
やっぱ私を集中させるには、愛すべきトンマキャラが主人公の脇に居てくれないとダメみたいだ。
と、ベッソンの「2」よりは面白かったす。
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撃鉄/GEKITETZ―ワルシャワの標的 The Foreigner

2006年08月27日 11時18分44秒 | 洋画>★
2003年/米・ポーランド/マイケル・オブロウィッツ監督/スティーブン・セガール マックス・ライアン
2006年8月26日 テレ朝シネマ・エクスプレス

【あらすじ】
ワルシャワで小包運搬を頼まれた運び屋セガール&ライアン。しかし何故か、デンマーク人に殺されかかる。
金持ちの依頼人が美人の奥さんの黒人に殺されかかってライアンはゾンビ並、中身を開けたらフライトレコーダーで奥さんの不倫が大爆発???


セガールのキャラは皆同じであると、人は言う。
って、やっと分かったような気がするよ。遅い!つーか、「沈黙のホニャララ」と日本語ローマ字表記邦題シリーズを数見せられれば嫌でも判る。私は「グリマーマン」「エグゼクティブ・デシジョン」辺りから見たからなあ。ってのも言い訳だが。
あらすじが混沌としているが、それは私が理解出来なかったからである。グチャグチャになっているものをそのまま文字にしたらこうなった。
それにしても、テレ朝はセガールが好きだよね。
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ザ・ウィナー The Winner

2006年08月26日 22時02分57秒 | 洋画>★★
1997年/米・豪/アレックス・コックス監督/ヴィンセント・ドノフリオ レベッカ・デモーネイ
2006年8月17日 日テレ映画天国チネ・パラ

【あらすじ】
ラスベガスで不思議と常勝を続けるフィリップ(V・ドノフリオ)。そんな彼を巡って、金を狙う女、男、金を吸い取られまいとする胴元、等々の陰謀が渦巻く。
当のフィリップは、至って純真なのだが…?


この記事を打っている今は、見てから1週間経っているのだが…。
もうダメだ!忘れそう!
アレックス・コックスは一般受けを目指さない、カルトファンが付くタイプの監督なんだそうな。
が、この作品に関してはそのファン曰く「らしくない」もののようだ。
今後コックス監督の作品を見る機会があったなら、その辺意識していたい。…って、覚えてらんねーだろうなあ。
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ソフィーの世界 Sophie's World

2006年08月26日 11時19分12秒 | 洋画>★★
1999年/ノルウェー/エリック・グスタヴソン監督
2006年8月14日 日テレ月曜映画

【あらすじ】
少女ソフィーの元に届く不思議な手紙やビデオ。差出人を探しに<少佐の森>へ行くソフィーは、そこでアルベルトなるオッサンに出会う。
アルベルトと共に時空を超え、哲学者をはじめ芸術家などの歴史的有名人に触れるソフィー。しかし彼女は、いつしか自分が<少佐の描く小説の登場人物に過ぎない存在>なのではないかと疑問を抱き始める。


「トゥルーマン・ショー」に続く、自己存在哲学映画第2弾。
原作はベストセラーだが、映画の方は今ひとつ良い評判を聞かない。
過去に旅して哲学の歴史を辿るあのアレは、あまり意味が無かったんじゃないかなあ。物語として。
自分の存在が虚構であると気付いてゆく今作は、現実から虚構の世界へ迷い込む「ネバーエンディングストーリー」の逆パターンのように感じた。
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タッチ

2006年08月25日 23時07分48秒 | 邦画>★★
2005年/邦/犬童一心監督/斉藤祥太(達也)斉藤慶太(和也) 長澤まさみ
2006年8月25日 日テレ金曜ロードショー

【あらすじ】
高1から始まり和也の死、達也のピッチ始動、須見工新田に負けた悔しさをバネにリベンジを果たす2年の夏までを描く。

タッチ世代です。
タッチ連載中の少年サンデーを、兄(姉だったかも)が買っていたので読み、更に単行本も姉が買い集めていたので繰り返し読んだものだ。一応アニメも見た。
だからと言って、私はそんなに思い入れた訳ではない。夏休みの度に再放送されるアニメをいちいちチェックしたりとか、和也の命日に黙祷を捧げるとかいう熱烈ファンではなく、ただ脳が活発な思春期を通過していった漫画だっただけだ。
そんな私ですら、この映画版にはため息が出る。
達也と南の結びつきの、意外なまでの深さを見せないでどうする。
この映画の擁護派は、あれだけの長編を2時間に収めるのだから已む無いことだと言う。
しかし私には、それでも言わせるべき名台詞、取り入れなければならない名エピソードがあったと訴えたい。
1.好きだよ、タッちゃん
▼これは、南が高熱でうなされている時に達也に搾り出した最強の告白シーンである。むしろキスシーンより強い。南は熱にも関わらず、学校で通常通り過ごした。しかし和也も気付かなかった南の不調を、達也はこともなげに見抜いたのである。和也よりも達也の方に人気が集まりだすのも、このエピソードあればこそではないだろうか。
今作でも、体育の時間に南がミスをするというシーンがあったがそれだけ。ただのドジで終わってしまった。オイッ!
2.初球ホームラン
▼和也の夏の地方予選第一回戦と、達也のボクシング初試合が重なった。試合開始時間も同時刻。プレイボールのその瞬間、野球部マネージャーとしてスタンドでスコアラーをしていた南は達也のことを想ってぼんやり。その時投げた和也の初球は、先頭打者に初球ホームランを打たれてしまう。一方達也は先制パンチをヒットさせる。が、その後南は野球に集中。和也は後をパーフェクトに抑え、達也は試合に負けるのである。でもって、例のキスシーンに至らねばならない。
同日同時刻の試合は演出したものの、南が想う方にパワーが付くという3人の関係性までは描ききらない中途半端。
その他にも、新田のキャラをもう一人のライバル(名前失念)と混在させたりだとか。
野球部に手違いでやってきたスパルタコーチのしごきで、達也に地力と根性が備わったとか。
テクニックと制球の和也に対し、速さと力の達也の対比とか。
三角キャッチボールだとか南が達也のピッチングを受けるだとか、犬だのお守りだの、削っていい要素は沢山あったはずなのだ。
まあ、こんなに熱くなることもないのだけども。要するに、私の<イイ>と思った「タッチ」と、他の人が<イイ>と感じた「タッチ」は違ったというただそれだけのことなのだろう。

ところで、ボクシング部の原田がRIKIYA…って、安岡力也だよね。違うの!?それは芸能界のルールとしてどうなの?<ホタテ>と言うと切れるんじゃないんだ。誰だよ、RIKIYAって。

しかし、西東京代表だし、ピッチャーだし、一旦は苦渋を舐めてるしで早実フィーバーに上手いこと乗っかれちゃった感のある放送日。日テレは今年の高校野球の結果にガッツボーズだったことだろう。
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ブラック・ドッグ Black Dog

2006年08月24日 22時53分41秒 | 洋画>★★
1998年/米・英・仏・独/ケビン・フックス監督/パトリック・スウェイジ ランディ・トラヴィス
2006年8月24日 テレ東木曜洋画劇場

【あらすじ】
仮釈中のトラック野郎P・スウェイジ。大型免許は取り上げられていたが、借金を返す為にヤバめの仕事を引き受けた。
彼が運ぶ荷は、トイレに見せかけた銃火器類。しかし仲介のミート・ローフが荷を横取りにやってきた!容赦なく荷を狙うミート・ローフ一味、スウェイジの妻子を人質に取って逃げ場を奪う荷受人、荷受人を逮捕せんがために待機するFBIと銃取締局…。
ゴーストからタフガイとして生まれ変わったスウェイジが、文太もビックリのトラックアクションを展開する!


やたら音楽と画がカッコイイ!…のに、たいして面白くないんだな~。パトリック・スウェイジが、役不足なんじゃないかと思います。顔が地味。(つーか、私がスウェイジを嫌いなんだな、きっと)
コメント

犯罪潜入捜査官 THE PROPOSAL

2006年08月23日 22時54分02秒 | 洋画>★★
2000年/米/リチャード・ゲイル監督/ニック・モラン ジェニファー・エスポジート
2006年8月23日 テレ東午後のロードショー〔悪女のお誘いSP〕

【あらすじ】
潜入捜査官のニック・モラン。標的である親分の誕生パーティーに招待され、女房役が必要になってしまった。急場凌ぎで選出した女は、梅宮アンナ似のジェニファー・エスポジート。彼女はニックの思惑を超えて、事件に関わりたがろうとした。
そんな彼女を疎ましく思いながらも、美人の特権でイイ仲になってしまう二人。
しかし彼女の正体は…!?


アンナは戦略的に誘ってるからヤル気満々なのはいいとして、ニック・モランの発情の仕方があまりにも唐突すぎだ。
潜入捜査のプロよりも、映画を見ているズブの素人の方がアンナの正体をいち早く見抜いてしまうぞ。
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