レイク・プラシッドファイナル／ワニ爆増 Lake Placid:The Final Chapter

2012年／米／ドン・マイケル・ポール監督／ヤンシー・バトラー　エリザベス・ローム　ポール・ニコルズ　ポピー・リー・フライアー　ベネディクト・スミス　キャロライン・フォード　ダン・ブラック／ＴＶＭ
2016年3月25日 テレ東午後のロードショー金曜版〔金曜版３月はワニ！〕

【あらすじ】
前作の事件後、この湖は危険だけど希少なワニさんがいるから電気柵で囲ってしまっていた。ところがそこに、密猟者だの卒業前の高校生キャンプ集団だのが迷い込むからさあ大変。逃げようにも柵に阻まれ、却ってワニのエサになる始末。
女性保安官テレサ（ローム）の娘クロエ（フライアー）もキャンプに参加しており、テレサはリバ（バトラー）の力も借りてキャンパーたちの救出を試みる。果たして生き残るのは誰だ！？

懲りもせずまた作ったのか。まあリア充に恨みを晴らすなら、どうしてもこういうことになるよね。
イケメン設定のモテ男（ブラック）が体毛の濃そうな決してモテそうにない子だったのも、復讐の一環なのかなあ。
ザコモブの一人は、ワニじゃなくてピラニア的なおサカナに喰われた。ワニパニックなのに、かわいそうだゾ。

バットマン＆ロビン／Ｍｒ．フリーズの逆襲 BATMAN & ROBIN

1997年／米／ジョエル・シュマッカー監督／ジョージ・クルーニー　クリス・オドネル　アーノルド・シュワルツェネッガー　ユマ・サーマン　アリシア・シルヴァーストーン　マイケル・ガフ　エル・マクファーソン　パット・ヒングル　ジョン・グローヴァー
2016年3月22日 テレ東午後のロードショー〔バットマン＆スーパーマン〕

【あらすじ】
ゴッサムシティにＭｒ．フリーズ（シュワ）登場！　彼は不治の病に侵された妻を冷凍冬眠させ、治療技術を探っているうちに冷凍人間になってしまったお医者さんだったのです。フリーズの冷凍スーツはダイヤをエネルギー源とするため、シティのダイヤをあちこちからかっぱらっていたというわけ。
一方マッド・サイエンティストジェイソン・ウッドルー博士（グローヴァー）の下で植物と蛇の研究をしていたパメラ・アイズリー（サーマン）は、なんだかんだで怪人＜ポイズン・アイビー＞になってしまう。フリーズのダイヤ泥棒を止めるために始動したブルース・ウェイン＝バットマン（クルーニー）＆ディック・グレイソン＝ロビン（オドネル）を催淫術で翻弄し、フリーズの力を利用して人類の滅亡を画策した。
さてウェイン家では、お馴染みの執事さんアルフレッド（ガフ）がフリーズの妻と同じ病に倒れ余命いくばく。アルフレッドの姪御さんバーバラ・ウィルソン（シルヴァーストーン）が登場してブルースたちと一緒に心配する。
恐るべきポイズン・アイビーの毒牙の前に、果たしてバットマンたちはシティを、世界を救うことができるのか。新たなヒロイン＜バット・ガール＞も誕生するぞ！

ロビンて誰だよ、とか言うくらいのＤＣ音痴でタイトルだけしか認識がなかった。アーノルド・シュワルツェネッガーやユマ・サーマンが怪人とか！ジョージ・クルーニーがバットマンやってたとか！へーほーふーんで２０世紀的お気楽ヒーローショーを意外と楽しんだ。
なんつってもアレよ。いきなりのバットスーツケツと股間連続ショットがＢ級らしくていいじゃない。しかもスーツにわざわざ乳首入れてるんだよ！？　フリーズスーツに至っては乳首がダイヤの投入口なんだよ！？　なかなかバカが分かってるよ、この制作者は。べインもムキムキなだけのただのバカだし、クリストファー・ノーランに爪の垢を煎じて飲ませてやりたいくらい。これでなくっちゃ。
と思ったらまんまと今作はラジー賞総ノミネート。やっぱラジー賞はサイコーだぜ！

パシフィック・リム Pacific Rim

2013年／米／ギレルモ・デル・トロ監督／チャーリー・ハナム　イドリス・エルバ　菊地凜子　ロン・パールマン　チャーリー・デイ　バーン・ゴーマン　マックス・マルティーニ　ロバート・カジンスキー　芦田愛菜
2016年3月5日 フジ土曜プレミアム

２周目

やっと放送してくれた。
というほど興奮もしなかったのだが、まー吹替陣に旧世代のスーパースターを贅沢に使っていてこれはこれで良かった。
特にニュートン古谷徹×ハーマン三ツ矢雄二のオタクコンビは…萌えたわ～。あパパンがパン！

ザ・シューター／大統領暗殺 Suddenly

2013年／カナダ・米／ウーヴェ・ボル監督／レイ・リオッタ　エリン・カープラック　ドミニク・パーセル　マイケル・パレ
2016年3月20日 テレ東深夜

【あらすじ】
カリフォルニアの田舎町、サドンリーに大統領（オバマ）がやってくる。イラクの英雄で保安官をしているトッド（リオッタ）は、シークレット・サービスのみなさんに協力。ＳＳたちは町を見晴らせるベンソンさん家にやってきたが、彼らはなんと大統領暗殺の手先だった！
家主であるじいちゃん、未亡人でトッドの想い人エレン（カープラック）、エレンの子ピッチは地下室に幽閉されてしまう。果たしてトッドは、愛しのエレンその他を助け出し、大統領暗殺を阻止することができるのか…！？

１９５４年に公開された同名タイトルのリメイク。オリジナルの邦題は、「三人の狙撃者」というそうな。
大統領を暗殺する大義がいろいろあったんだろうけど、その辺のことはよく分からん。大統領なんてそれっぽく見えればどんなんでも良さそうなもんだが、わざわざオバマのそっくりサンを引っ張り出してくるところに何か意図するところがあったかもしれないが真意は不明。
とにかくレイ・リオッタが劣化してて残念、監督は＜残念監督＞、「ザ・シューター」というテキトー邦題も「極大射程」と被る残念邦題と残念づくしだった…。

シャイン Shine

1995年／豪／スコット・ヒックス監督／ジェフリー・ラッシュ　ノア・テイラー　アレックス・ラファロウィッツ　アーミン・ミューラー＝スタール　リン・レッドグレイヴ　ジョン・ギールグッド
2016年3月22日 日テレ映画天国

【あらすじ】
デイヴィッド・ヘルフゴッド（ラファロウィッツ）は、厳格なユダヤ系移民である父ピーター（スタール）の元でピアノの才能を伸ばしていた。やがてノア・テイラーになる頃にはコンクールで最年少優勝を果たし、アメリカ留学の招待を受ける。しかし家族を外に出したがらない父に招待状を焼かれ、希望は灰塵と化した。
ショックを隠し切れないデイヴィッドは、女流作家プリチャードと親密になる。やがてロンドンの王立音楽学校に奨学生として推薦され、今度は父の制止を振り切って渡英。片桐仁化しながらもパークス教授（ギールグッド）の元で腕を磨き、遂にラフマニノフを弾ききった。満場のスタオベも、演奏に命をかけすぎたものかぶっ倒れてしまう。一命はとりとめたが、精神をやられて病院入り。ピアノを取り上げられて数十年が経ちました。
ジェフリー・ラッシュに配役交代となり、ふとしたきっかけでピアノを再び弾き始めたデイヴィッド。その演奏はたちまち人々を魅了した。父親との再会、後に妻となるギリアン（レッドグレイヴ）との出会い、デイヴィッドのピアノ人生は輝き始める…！！！

これはやられましたな。
ピアノ演奏はホンモノのデイヴィッド・ヘルフゴッド氏によるものらしく、ジェフリー・ラッシュになって以降泣きっぱなし。泣けるストックとして殿堂入りとする。
だいたいが父子和解モノという時点で泣き確定であって、スピルバーグさんが絶賛するのも無理からぬところ。
「勝手に人生捏造した」つってデイヴィッドさんの家族他関係者から抗議が上がったらしいが、そんなことどうでもよいでないか。私を泣かせた功績は大きい。
まあでも、実名はやり過ぎだったか。

レイク・プラシッド３／ワニ爆食 Lake Placid 3

2010年／米／Ｇ・Ｅ・ファースト監督／コリン・ファーガソン　ヤンシー・バトラー　カースティ・ミッチェル　マイケル・アイアンサイド　ケイシー・バーンフィールド／ＴＶＭ
2016年3月18日 テレ東午後のロードショー金曜版〔金曜版３月はワニ！〕

【あらすじ】
環境保護庁のネイサン（ファーガソン）と不動産屋のスーザン（ミッチェル）夫婦が、前作の舞台となった湖畔に越してきた。息子のコナーくんは遊び相手もペットもおらず、「そんじゃ」というんで湖のワニさんたちを餌付けし始めて２年経過。
立派に成長して繁殖したワニさんたちは、コナーくんが持ってくる３人家族用のお肉では物足りなくなっていた。困ったコナーくんはスーパーで生肉を万引き。
一方湖畔では、不純な性欲を持て余したヤングたちがキャンピング。コナーくんを待ちきれないワニさんたちは、デブから順に食べ始めた。更に一方、ワニの密漁にやってきた不貞の輩は、熟女のハンターリバ（バトラー）を案内人として湖に侵入。
さてはて、ワニさんたちを相手に最後まで生き残るのは誰だ！？

１９９９年、２００７年に前作が作られたらしいのだが、それを飛び越えての放送で若干解りにくい。今作で餌付けを担当するのはコナーくんだが、前作ではバアさまが餌付けしてて、喰われてしまったらしい。
ワニがいそうもない湖が舞台となっているのも、７ｍ級というやたらデカい個体が登場するのも、何か秘密があるのだろうか。ついでに書くと、こんな目玉のないワニ作品で続編が作られるのにも何か秘密があるのだろうか。
それにしても２０１０年作品といえどもＴＶＭクオリティ、ワニのＣＧが酷い…。

映画 暗殺教室

2015年／邦／羽住英一郎監督／山田涼介　（声）二宮和也　菅田将暉　椎名桔平　知英　高嶋政伸　加藤清史郎　橋本環奈
2016年3月18日 フジ金曜プレミアム

【あらすじ】
椚ヶ丘中学校３年Ｅ組通称＜エンドのＥ組＞に赴任してきた担任は、地球破壊を目論む触手怪物殺せんせー（二宮）！　１年以内に先生を殺すことができたら１００万円…じゃない１００億円！　地球がなくなるかもしれないというのに、のんきに将来を夢見る少年少女たち。はたして１００億円は誰の手に！？
超中学生級スペックの赤羽業（カルマ／菅田）、自律思考固定砲台のリツ（橋本）、先生と同じ触手少年堀部糸成（イトナ／加藤）ら続々登場する新手の生徒暗殺者、そして防衛省から赴任してきた鷹岡（高嶋）の実力とは。とりあえず夏休みまでクリア！

原作未読ながら、アニメ第１期は完走済み。第２期はただいま録画チャージ中である。今作はちょうど、アニメ第１期を掻い摘んだ内容となっている。
まさかこれを実写映像化するとは思わなかったが、ジャニーズとジャンプの力というのはまことに恐ろしい。
渚にはむしろ女優を配役してほしかったとか、いろいろ言いたいことはあるのだが、そういうのもバカバカしいくらいの作品なのでおとなしく済スタンプを押して終了。アニメ第２期を観るのが楽しみだなあ。

ザ・クリミナル／合衆国の陰謀 Nothing But the Truth

2008年／米／ロッド・ルーリー監督／ケイト・ベッキンセイル　ヴェラ・ファーミガ　マット・ディロン　アラン・アルダ
2016年3月19日 テレ東サタ☆シネ

【あらすじ】
ママ友がＣＩＡのスパイだと知ったサンタイムズ誌の女性記者レイチェル・アームストロング（ベッキンセイル）は、早速そのネタをスッパ抜いて話題独占！
しかしＦＢＩより強力だと言われる特別警察官パットン・デュボワ（ディロン）が現れて、情報源を明らかにするよう法廷に持ち込まれた。出版社では凄腕弁護士アルバート・バーンサイド（アルダ）を雇い、言論の自由を奪うとしてこれに断固抵抗。しかしレイチェルは法廷侮辱罪に問われて実刑を食らってしまう。
一方のスパイママ友エリカ・バン・ドーレン（ファーミガ）は、スパイ疑惑からなんかそっち方面の一般人に撃たれて死んでしまう。レイチェルはピュリッツァー賞にノミネートされるもム所からは出られず、１年も経つと世間ではそんなスキャンダルも風化してしまった。
最高裁への上告、レイチェルと出版社の信念、そして意外な情報源の真実とは。ほんとにあった話を元にした、隣人スパイストーリー！！！

＜アメリカ大統領暗殺未遂事件が発生し、米国政府はベネズエラ政府の陰謀として報復攻撃を始める。しかし、『サンタイムズ』紙の女性記者レイチェルは、ベネズエラの関与を否定する報告文書があったにも関わらず政府がそれを握り潰したとする事実を掴んで記事にする。＞ウィキペディア様より引用
という前置きがありまして、マット・ディロンの登場なわけでです。
でもほんとに怖いのは、＜なんでもないご近所の奥さんが、実はスパイだった＞という点に尽きる。「まさか自分の周りには」と思うなかれ、スパイは意外と身近にいる…かもしれないぞ。
まったく客入りが悪い割に、何故かいつまでも潰れない店とか要注意だ！

モンスターズ・ユニバーシティ Monsters University

2013年／米アニメ／ダン・スキャンロン監督／（声）田中裕二　石塚英彦　青山穣　一柳みる　嶋田翔平　宝亀克寿　佐藤せつじ　塙英司
2016年3月12日 フジ 土曜プレミアム

【あらすじ】
小学校の社会科見学以来、マイク（田中）は＜こわがらせ屋＞になることを夢見続けてきた。そして遂に憧れの＜モンスターズ・ユニバーシティ＞に入学、こわがらせ学科を専攻したのだった。同学部には親の代からのこわがらせエリート、ジェームズ・Ｐ・サリバン（石塚）も入学。吠え声だけで優等生のトップカーストに君臨していた。
ところが学期末試験、＜才能＞と＜勤勉＞の対立からマイクとサリーが小競り合い。二人揃って学部を除籍となってしまう。なんとしてもこわがらせ屋になりたいマイクは、＜こわがらせ大会＞に優勝することに復学の望みをかける。一方のサリーも、親の失望を恐れ復学を熱望。マイク率いるポンコツ軍団＜ウーズマ・カッパ＞に渋々ながら参加する。果たしてカースト最底辺のウーズマ・カッパチームは、並み居る上位カーストチームを下して優勝することができるのか。そしてマイクとサリーの友情は、如何にして育まれたのか…！？

分かりました。マイクとサリーは、＜かかし＞と＜ライオン＞なのだ！　してみると「インク」のブウはドロシーで、学長は魔女なのだ。ロズがグリンダでランドールはノーム王、とかそんなことを言い出すとオタクメーターが崖っぷちを乗り越えるのでこの辺にしておくが、アメリカ人の潜在意識には確かに「オズの魔法使い」が存在する。
で、昨日の観戦により「インク」への失望が混じり、しかもサリーの初期人格があんな感じだったのでどうにも思い入れることができず。今作の殿堂入りはスルーとする。だいたい、定石では冒頭に登場した＜マイクに帽子をあげたお兄さん＞は、後にマイクと再会せねばならんのだが。そしてマイクは、次のチビッコに帽子をあげて憧れを託さねばならない。ここんとこが甘い。
でもまあ、制作部のオタク礼賛姿勢は伝わりました。ていうか、ホラーもアニメもオタクのジャンルなのに、アメフト部みたいなのがトップカーストってのがリベンジ入ってるなー。

モンスターズ・インク Monsters, Inc.

2001年／米／ピート・ドクター　デヴィッド・シルヴァーマン　リー・アンクリッチ共監督／声：石塚英彦　田中裕二
録画コレクション

２周目

続編（というか前日譚）の「モンスターズ・ユニバーシティ」が放送されるというので、おさらいして予習。あれ？あれれ～？？？　あんなに＜可愛いというだけで泣ける＞ほどの作品だったはずなのに、ちっとも泣けないぞ。なんだこれ。６年経って、自分に何が起こったんだ？　アニオタ目指すようになった成果なのか？　恐るべし、深夜ジャパニメーション…。
ところで、マイクがセリリンをデートに誘ったスシ・レストランは＜ハリーハウゼン＞という。ピクサーの、ディズニーに対するささやかな抵抗か？　あ、でもぶっ壊しちゃったか。酷い！ディズニーのヒトデナシ！