暇人映画

映画嫌いが映画を見まくる地獄のサーキット

ヴァン・ダムinコヨーテ INFERNO

2007年02月28日 23時04分50秒 | 洋画>★★
1999年/米/ジョン・G・アビルドセン監督/ジャン=クロード・ヴァン・ダム パット・モリタ
2007年2月28日 テレ東午後のロードショー〔ヴァンダミング4 第2弾〕

【あらすじ】
戦場で生きることに疲れ、死に場所を求め親友ジョニーにバイクを捧げるため南部のド田舎までやってきたヴァン・ダム。しかし目ん玉繋がりのお巡りさんよろしく銃を撃ちまくっていたら、土地の悪者ホーガン三兄弟のトラックに当たってしまった。
3人からボコられバイクと銃は盗まれ、トドメに鉛玉もぶち込まれてしまったヴァン・ダム。しかし瀕死の彼を、ジョニーが助けた。
ジョニーに聞くところによると、街はホーガン一家と更に対立勢力であるチンピラどもにいいように荒らされているという。
ヒーロー魂に火が点いたヴァン・ダム、悪の組織を一掃だ!


う~む、いくら悪い奴らだからとはいえ、簡単に人を殺しすぎですな。ヴァン・ダムは畳の上では死ねないぞ。
悪玉三兄弟が、親父を加えて<一家>となるに至って「荒野の決闘」を髣髴とさせる。
尤も、ヒーローが悪い奴らから街の平和を取り戻すというこの構図は、西部劇の黄金パターン。<パクリ>と言ってはいけない、<敬意を表している>のだ!
ジョニーを殺してしまう必要があったかどうかは疑問だが、最後何もかも片付いて大団円を迎える爽快感。いいじゃありませんか!
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ナイトホークス Nighthawks

2007年02月27日 23時13分34秒 | 洋画>★
1981年/米/ブルース・マルムース監督/シルベスター・スタローン ルトガー・ハウアー
2007年2月22日 テレ東午後のロードショー〔特集:NYの刑事〕

【あらすじ】
ニューヨークの女装麻薬捜査官スタ!ロンドンの過激テロリスト<ウルフガー>(ハウアー)がNY入りしたとの情報から、対テロ班に任命される。
ウルフガーを追って東奔西走、しかし上官は殺され、別れた女房にも危機が!?


いきなりの女装スタ。やってくれるぜ男の教科書!
そこがあまりにも強烈だったので、ラストウルフガーがスタの女房を襲おうとしている場面では、女房と見せかけたスタであることがバレバレだった。惜しむらくは、髭を剃って、汚いながらも化粧をするとこまでやって欲しかった。まあそこまでやったら男の流儀に反するんだろうな。
しかしスタだぞ!?いくら暗がりだからっちゅっても、女に見える訳がないのでは。
つくづくNYという街は恐ろしいところだ。
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ユー・ガット・メール You've Got Mail

2007年02月26日 22時59分33秒 | 洋画>★★
1998年/米/ノーラ・エフロン監督/トム・ハンクス メグ・ライアン
2007年2月15日 テレ東午後のロードショー〔幸せになりたい貴方に〕

【あらすじ】
チャットルームで知り合った、トム・ハンクスとメグ・ライアン。二人は互いの素性を明かさないまま、メール交換を楽しんでいた。
しかしライアンは街の小さな児童書店店長、ハンクスは複合型大書店のオーナー。
リアルの二人はライバル同士として迎合する!


ニューヨークで!たまたまチャットルームで出会った二人が!たまたまご近所さんで!あろうことか商売敵!
んなわけあるかいな。
今でこそインターネットコミュニティーは日常のものとなったが、今作が製作された頃はまだオタクの聖域であったのではないかと思われる。
そんな場で、運命の出会い…ますます現実味がない。
女が好みそうなシチュエーションなんだよなあ。未だに出会い系その他のウェブサイトを利用する女の半数以上は、今作を夢見ちゃってる感があるし。
ネットで出会った男女が上手く行く確率がどれほど低いかを、見極める女の目を曇らせてしまった罪深い作品。
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タキシード THE TUXEDO

2007年02月25日 22時53分15秒 | 洋画>★★
2002年/米/ケビン・ドノバン監督/ジャッキー・チェン ジェニファー・ラヴ・ヒューイット
2007年2月25日 テレ朝日曜洋画劇場

【あらすじ】
ミネラルウォーターで世界征服を企む悪漢登場!
ドラテクはイケるが腕っ節はヘタレのタクシー運転手ジャッキーは、謎の富豪デヴリン氏のお抱え運転手に抜擢される。デヴリン氏は、着用すると何でも出来るスーパースーツ<タキシード>を愛用していた。ところが、氏は何者かに命を狙われ軽症を負って入院。
デヴリン氏に代わって、ジャッキーはタキシードを装着!ジェニラブと共に、世界の水を守るぞ!


「TAXi」のパロで始まる今作。アクションヘタレな髭ジャッキーもなかなか新鮮で良かったが、ジェニラブが絡むようになってから「ハテ、この人は何処の組織の人間なんだろう?」という疑問が湧いて内容に集中できず。
ジェニラブは警察関係のよう。ジャッキーはデヴリン氏の運転手。じゃジェニラブとコンビを組むデヴリン氏は一体何者?まあ今となってはどうでもいいことだ。きっと2度目はないからな。
ジェニラブが、やたらボインを強調させられていたのはセクハラっぽくて可哀相だった。が、眼鏡着用時はなかなか可愛かったよ!
一瞬出演のジェームズ・ブラウンが良かった。ワ~オ!
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ミニミニ大作戦 THE ITALIAN JOB

2007年02月24日 17時29分32秒 | 洋画>★★★
2003年/米・仏・英/F・ゲイリー・グレイ監督/マーク・ウォールバーグ シャーリーズ・セロン ジェイソン・ステイサム セス・グリーン モス・デフ ドナルド・サザーランド
2007年2月24日 フジ サタデー・シネマ・スペシャル

【あらすじ】
サザーランド親父を筆頭とする泥棒チーム。ベニスで金塊盗みに大成功!と思ったのも束の間、仲間の一人エドワード・ノートンの裏切りに遭い親父は死亡(!?)、金塊は独り占めという悔しい事態に。
1年後。潜伏していたノートンが発見される。親父の弔い合戦と、親父の娘シャーリーズ・セロン(全然似てねっす)を加え、金塊奪回ミニミニ大作戦!


明確な役割分担、作戦の面白さにスピード感。泥棒ムービーに於いてはルパン三世に匹敵する楽しさを感じた。
相変わらず金髪女の顔は覚えられないのだが、男優の方は大分スキルが上がってきたのを実感する。マーク・ウォールバーグ…腕が太っとくてビビったっす。ロックンローラーは病的でなくてはならん。
ジェイソン・ステイサムを<ハンサム>と言われるとそれはどうかと疑問が湧くが、確かにハンドル捌きを見せられるとカッコイイ。さすがトランスポーター。おっ、ちょっと待て、ステイサム私と同い年か!?つーか若干年下…そんなバナナ~!老けすぎでないか?頭髪の所為か?そうなんだ~。驚愕の事実。
ニグロのモス・デフは知らんが、ライルのセス・グリーンはスコット・イーブルでしょ!ほらほら、凄い!3年前では考えられないくらいのデータベース!
それにしてもサザーランド親父はカッコイイ。以前知人(女)が「私は将来松平健になりたい」と言っていたが、私はサザーランド親父になりたくなった。
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ドリーム・キャッチャー DREAMCATCHER

2007年02月24日 11時21分35秒 | 洋画>★★
2003年/米/ローレンス・カスダン監督/スティーブン・キング原作/トーマス・ジェーン ジェイソン・リー ダミアン・ルイス ティモシー・オリファント モーガン・フリーマン
2007年2月23日 フジ ミッドナイト・アート・シアター

【あらすじ】
不思議な能力を持つ幼馴染4人組にはもう一人、ダディッツという親友が居た。
雪深い山小屋でバカンスを楽しむ4人だったが、山に異変が起こる。助けた遭難者のケツから、蛇のようなモンスターが飛び出したのだ!そして人型の怪物も現れ、殺されたり憑依されたり!
25年来その怪物たる異星人と戦い続けてきたモーガン・フリーマン大佐は、侵略を食い止めることができるのか!?そして4人組の運命は、ダディッツの正体や如何に!?


公開時にポスターは良く見かけていたが、勝手にネイティブアメリカンのスピリチュアルムービーだとばかり思っていた。まさかまさかのエイリアンSFホラー。キングってこういう作風でしたっけ?よく知らないけど。
少年時代の4人組は本当に皆かわいい子を揃えていて、「スタンド・バイ・ミー」なショタ指向にはさぞや垂涎ものであろうが、一番可愛いビーバーが惜しげもなく最初に殺されてしまう(オッサンだけど)のは小憎らしい。
あのクリーチャーとか糞だけど、それでも「霊視」よか万倍面白かった。
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アイデンティティー IDENTITY

2007年02月22日 22時52分56秒 | 洋画>★★
2003年/米/ジェームズ・マンゴールド監督/ジョン・キューザック レイ・リオッタ アマンダ・ピート
2007年2月22日 テレ東木曜洋画劇場

【あらすじ】
嵐の夜、不可抗力によって次々と安モーテルに集合する癖の強い登場人物たち。そして一人、また一人と宿泊客が殺される!集まった宿泊客に共通する、あり得ない不思議な符合。復讐か!?霊障か!?果たして意外な顛末が明らかに!

土曜の「ションヤンの酒家(みせ)」以降、ずっっっっと退屈な作品が続いていたので救われた気分。
冒頭は時間軸が交錯して見辛い感もあったが、謎が深まりそして解れていく経過がなかなか楽しかった。
レイ・リオッタはレイ・リオッタであるが故に最初から怪しいのはしょうがないのだが、彼に目を反らせておいて実はというあのどんでん返しも成る程納得。
よく練りこまれているよ。感心な作品。
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フレンチ・コネクション2 French Connection II

2007年02月21日 23時06分28秒 | 洋画>★
1975年/米/ジョン・フランケンハイマー監督/ジーン・ハックマン ベルナール・フレッソン フェルナンド・レイ
2007年2月21日 テレ東午後のロードショー〔特集:NYの刑事〕

【あらすじ】
前作でヒゲを取り逃がしたポパイ、今度はヒゲの本拠地であるマルセイユに派遣された。
地元警察からはお荷物扱いされ、街をウロついていると急襲拉致されてしまう。
ヒゲの一味に監禁され、シャブ漬けにされてしまうポパイ。一体どうなってしまうのか!?


前作が合わず、憂鬱な気分で渋々観戦。見なくても良かろうものを、まあ完結したからヨシとするか。
相変わらず肌には合わず、ホテル放火まではなんとなく覚えているのだが、その後何があってどう決着を着けたのか記憶が飛んでいる。やばい。こっちも臨死体験だ。
取り敢えず「カツオが勿体無いだろ」つーのと「血の色が絵の具」というチープな感想。
そう言えば前作は<実話ベース>と大々的に謳われていたが、今作にはそういった情報を見ない。「あんな終わり方あんまりだ!」という声に応えて、創作したのでしょうか?
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フレンチ・コネクション The French Connection

2007年02月20日 23時03分17秒 | 洋画>★
1971年/米/ウィリアム・フリードキン監督/ジーン・ハックマン ロイ・シャイダー フェルナンド・レイ
2007年2月20日 テレ東午後のロードショー〔特集:NYの刑事〕

【あらすじ】
NYの豪腕麻薬捜査官ポパイ(ハックマン)。怪しげなサル(山田康雄)を張っていたら、フランスはマルセイユからの麻薬取引情報をゲット!
クルマを張るぜ、ヒゲを張るぜ、走るぜ、狙われるぜ、暴走するぜ、勢い余ってFBIを誤射殺するぜ、挙句の果てに逃げられるぜ!


アカデミー賞5部門獲得~?やっぱり私はアカデミー賞作品とは反りが合わないな、とつくづく思い知らされた。ラジー賞作品の方がなんぼ面白いことか。
ポパイがひとを呼ぶのに、<ヒゲ>だの<ハゲ>だの挙句は<モジャモジャ>だのと遠慮なく言うのがストレートに笑えた。笑う映画じゃないっつーの。
実話ベースというのは恐ろしいもので、このバッドエンドにはビックリでした。
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霊視 After Alice

2007年02月19日 23時01分13秒 | 洋画>★
1999年/米/ポール・マーカス監督/キーファー・サザーランド ポリー・ウォーカー
2007年2月19日 テレ東午後のロードショー〔特集:NYの刑事〕

【あらすじ】
<ジャバウォッキー>と名付けられた連続殺人事件をきっかけに、酒におぼれ女房に逃げられすっかりアウトサイダーとなってしまった刑事キーファー。ある日彼は、犯人追跡中の転落事故で霊視能力を得てしまう。
同様の能力を持つ男に付きまとわれ、心霊エネルギー研究をする女に協力を求め、再発した<ジャバウォッキー>事件を追う!


キーファーには申し訳ないが、非常に退屈な作品であった。
霊感刑事、モチーフとしては悪くないはずなのに、惹き付けるものが無い。取り敢えず2時間回してはいたけれど、ちっとも集中できなかったので何がどうなってどういう真相だったのか、理解していません。する必要もないよな。
いや~映画って、ほんっとうに詰まらないものですね。マイク水野。
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