暇人映画

映画嫌いが映画を見まくる地獄のサーキット

いつかあなたに逢う夢 STILL BREATHING

2011年03月31日 23時07分29秒 | 洋画>★★
1998年/米/ジェームズ・F・ロビンソン監督/ブレンダン・フレイザー ジョアンナ・ゴーイング
2011年3月28日 日テレ映画天国

【あらすじ】
テキサスはサンアントニオに住む純朴青年フレッチャー(フレイザー)は、脳裏に浮かぶ<運命の女性>と出逢うべく旅立った。
一方その頃ロサンゼルスに住むロズ(ゴーイング)もまた、<運命の男性>を夢想しつつも地に足をつけて恋人詐欺で画家として食っていた。
偶然と必然が絡まり合って、二人は迎合。フレッチャーはひと目で確信してゴリゴリとアプローチするが、ロズは慎重だった。カモってお別れするつもりが、金はないし善人だしインスピレーションイメージが不思議と夢見と合致する。惹かれつつ抗いつつ、揺れるロズが選ぶ人生の選択は…!?


あっと、キャストの中に<マイケル・マッキーン>発見。始まってみれば主演はブレンダンだし、こりゃーコメディ確定だな。しめしめ。
と思っていたのに、いつまでたってもバカな展開に移行せず。なんとただのロマンス作品だったのでした。ぎゃふん!ブレンダンのくせに生意気な…。
ま、まあ舞台がロドちゃんのサンアントニオだし、ブレンダンもそこはかとなくロドちゃんぽくてカワイイところを堪能できたし、これはこれで勘弁してやるか…。がっくし。
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007/死ぬのは奴らだ Live And Let Die

2011年03月30日 22時25分48秒 | 洋画>★★
1973年/英/ガイ・ハミルトン監督/ロジャー・ムーア ジェーン・シーモア ヤフェット・コットー
2011年3月30日 テレ東午後のロードショー〔スーパー・スパイ・アクション!!!〕

【あらすじ】
ニューヨーク、ニューオーリンズ、カリブ海の小国サンモニクで立て続けにMI6のスパイが暗殺された。ジェームズ・ボンド(ムーア)は、この3件の関連性を調査する任務に就いたのでした。
ニューヨークに飛んだら命を狙われ、狙った相手の懐に飛び込んだらタロット美女ソリティア(シーモア)と恋の予感。ハーレムを仕切る黒人ボス<ミスター・ビッグ(コットー)>はサンモニクにビジネスパートナー<ドクター・カナンダ>がいるらしい。サンモニクに飛べば黒人美女が二重スパイで、彼女が殺され再登場のソリティアをまんまとたらし込む。乙女の喪失で透視能力を失ったソリティアと芥子畑を逃げ回り、ワニだのサメだのブードゥー教だの、モーターボートチェイスで南部の田舎町をぶっ飛ばし、ミスター・ビッグはカナンダで、ジャンキー増産大作戦!?果たしてボンドは、この目論見を潰すことができるのか。ヤットコ義手の怪力くんをやっつけて、ちゃんとソリティアの責任取れよオマエ!


これがお笑いムーアボンドの1作目なんだとか。飛行機教習所のオバチャンだの、ボートチェイスに色を添えるクリフトン・ジェームス保安官だのがイイ味出してた。
<黒=悪、白=善>というハッキリし過ぎの構図に、差別がまだまだキツかったろう当時のことを思ってヒヤヒヤしてしまった。大丈夫だったんだろうか…。せめてソリティアがブラックで、二重スパイのロージーがホワイトだったらなあ。シナリオ的には、そっちの方が自然だと思うんだけど。
そういえば、ボンド役って胸毛が必須条件だと思い込んでいたのだが、ロジャー・ムーアは薄毛だなあ。
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007/オクトパシー Octopussy

2011年03月29日 22時20分43秒 | 洋画>★
1983年/英・米/ジョン・グレン監督/ロジャー・ムーア モード・アダムス クリスティーナ・ウェイボーン ルイ・ジュールダン
2011年3月29日 テレ東午後のロードショー〔スーパー・スパイ・アクション!!!〕

【あらすじ】
ロシア帝国の秘宝<宮廷のタマゴ>が盗難の上競売にかけられ、インドの王様カマル(ジュールダン)が競り落とすもジェームズ・ボンド(ムーア)が贋物とすり替えた後だった。カマルを追ってインドに到着のボンド、カジノでカマルの愛人マグダ(ウェイボーン)を引っ掛けてベッドインも、タマゴを盗まれ逃げられる。が、実はこれも贋物でした!
マグダに彫られているタコの刺青は<オクトパシー>で、オクトパシー(アダムス)はカマルの女でサーカスの興行主?クレムリンの宝石がどうしたこうしたで、サーカスでは核爆弾がカウントダウン中。ピエロに扮したボンドは爆弾を止め、ソ連の目論見を阻止してカマルにお仕置きすることができるのか!?


お笑いジェームズ・ボンドのロジャー・ムーアだけど、そんな彼をもってしても私に007を面白く感じさせることができないのだ。ほんと、相性悪いなあ。途中で飽きたというのもあるけれど、翌日あらすじをなぞろうと思ったらもう分からない。goo映画さんのあらすじも読んで記憶を補完しようとしたのだけれど、やっぱり理解しきれなかったのでした。もういいや。
明日もムーアボンドだけど、10年若いからちょっとだけ期待…。
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アレックス・ライダー Stormbreaker

2011年03月28日 22時50分35秒 | 洋画>★★
2007年/英・米・独/ジェフリー・サックス監督/アレックス・ペティファー ユアン・マクレガー ミッキー・ローク ビル・ナイ アリシア・シルヴァーストーン
2011年3月28日 テレ東午後のロードショー〔スーパー・スパイ・アクション!!!〕

【あらすじ】
幼少児に両親を亡くし、叔父イアン(マクレガー)に育てられているアレックス・ライダー(ペティファー)は中学生。イアンはアレックスに内緒の凄腕スパイだが、任務中に殉職してしまう。イアンの上司ブラント(ナイ)は、あれやこれやでアレックスをテスト誘導し、なんだかんだで中学生スパイの誕生だ!
アレックスはイアンの任務を引き継ぎ、新感覚コンピュータ<ストームブレイカー>を開発販売するダリアス・セイル(ローク)の真の目的を暴く。邪悪な計画を粉砕するのだ、行け!女王陛下の少年スパイ!


14歳のガキにしちゃ、やけに少年らしさのない顔のアレックス・ペティファー。どうせ童顔の大人を<中学生>と言い切っちゃってるマイケル・J・フォックスシステムだろうと思いきや、あれで16、7なんだそうな。両親とも芸能人で、7歳からモデルをしている下積み知らずのお坊ちゃん。労働の苦労も金銭の尊さも知らず、16歳で既に喫煙していたというから、少年特有のふっくらした輪郭が失われてしまったのだろうか。うわー、嫌な奴っぽい。
007の美少年版というコンセプトなんだろうけど、こんな優等生よりも僕らはロドちゃんの<ダメっ子が世界を救う>「スパイ・キッズ」的オタクヒーローが好きなのよね。続編ができるなら、ジャック・バンコランを登場させてBLにしてしまえ。うおー、実写バンコランなんて、誰ができるんだ。
ビル・ナイがトニー谷だったり、ライダー家の家政婦ジャック(シルヴァーストーン)やミッキー・ロークの手下ミッシー・パイルなんかがコメディリリーフを担ってたり、最終スイッチの破壊でバネが飛び出てボンヨヨヨヨ~ンだったりするのは個人的に好き。アクション監督がドニー・イェンで、縄をぶん回すシーンはなかなか素敵だった。
無敵のヒーローっぽいユアン・マクレガーのイアン叔父さんがいつ復活登場するのかと待ってしまったが、そんなお約束演出はなかった…。
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ジャンパー Jumper

2011年03月27日 22時53分17秒 | 洋画>★★
2007年/米/ダグ・リーマン監督/ヘイデン・クリステンセン レイチェル・ビルソン ジェイミー・ベル サミュエル・L・ジャクソン
2011年3月27日 テレ朝日曜洋画劇場

【あらすじ】
デヴィッド・ライス(クリステンセン)は、15歳で瞬間移動能力に覚醒した<ジャンパー>である!父子家庭が嫌で家出して、銀行金庫から金をくすねる形の生計でホテル暮らしで8年経過。世界を掌中に収めたと思い込み、ダークサイドに落ちる顔に成長した。
ところがジャンパーはデヴィッドだけではなかったし、ジャンパーハンター組織もこの世には存在したのだった!いつまでも幼馴染のミリー(ビルソン)に恋慕して、彼女に再会もそこそこいきなりローマへランデブー。コロッセオを皮切りに、ミリーをも巻き込むジャンパーハンター(ジャクソン他)からの逃げ切り大作戦!


グリフィン(ベル)は可愛かったのだが、やっぱりヘイデンは悪い顔してるわ。いい奴のようで、微妙に悪い奴をやらせるならヘイデンなのか。
<ジャンパーが居る世界>という世界観で描かれているが、もしそうなら情報戦スパイ活動に大活躍だから、<駆除組織>がある一方で<擁護組織>もあるはず。ジャンプの概念を<ワームホール>で理屈付けしてるから、<どこでもドア>の開発にも一役買えそうだ。
という方向性で、続編へのニオイも伺わせる。だけど原作があるみたいなので、そうそうハメは外せないか。
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築地魚河岸三代目

2011年03月25日 22時52分27秒 | 邦画>★
2008年/邦/松原信吾監督/大沢たかお 田中麗奈 伊原剛志 森口瑤子 伊東四朗 柄本明
2011年3月25日 日テレ金曜ロードショー

【あらすじ】
オシャレリーマン赤木旬太郎(大沢)のカノジョ明日香(田中)は、築地魚辰のお嬢なのだった。大将(伊東)の入院で店を仕切る明日香を、店員たちの邪魔になりながら押し掛け手伝いする旬太郎。リーマン生活との二足の草鞋は難しく、なんと旬太郎はリーマンを辞めて魚屋を取ったのだった!
上司(大杉漣)をリストラし、末期癌の奥方に好物の赤ムツの煮付けを作ってやり、魚辰のアニキ英二(伊原)は明日香の婚約者?銚子へ漁業修行へ行ったり、小料理屋の千秋さん(森口)をめぐる男の戦いあり、旬太郎は築地に認められることが、そして明日香を嫁さんにすることができるのか…!?


魚河岸にしちゃ、ちょっとお上品なように感じてしまった。それは大沢と田中が、ということではなく、伊東四朗も伊原剛志も荒川良々も全部ひっくるめてお上品。勿論、私が魚河岸の何たるかを知っているワケでもなんでもない、全くの思い込みイメージとの比較によるものなんだけど。
峯村リエが大沢に迫ったりとかの、喫茶アルプスをめぐる演出は嫌いじゃないのだが。
その他の部分は、とてつもなく詰まらない出来だった。もっと築地市場に興味が湧くような、情報発信的内容を想像していたのでガッカリ感もひとしお。原作は見たことないが、原作者に申し訳なくなかったのだろうか。コメディックポイントの伊東四朗も、相方が柄本明かよ。そこは小松政夫じゃないのかよ。よーやるよーやる、よーやるゼリー。
あそう言えばこれ、ポスト「釣りバカ」とかいうやつだっけ!?言葉にならない驚愕。シリーズ化前提の製作も、次回作の予定は暗礁に乗り上げているそうな…むべなるかな。
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イブラヒムおじさんとコーランの花たち Monsieur Ibrahim et les fleurs du Coran

2011年03月24日 22時48分35秒 | 洋画>★★
2003年/仏/フランソワ・デュペイロン監督/ピエール・ブーランジェ オマー・シャリフ ジルベール・メルキ イザベル・ルノー ローラ・ネマルク イザベル・アジャーニ
2011年3月24日 テレ東午後のロードショー〔春休み直前ファミリースペシャル!!!〕

【あらすじ】
舞台は1960年代のパリ。花の都…の裏にある、娼婦の立ち並ぶユダヤ人貧民街ブルー通りの一室で、モモ(ブーランジェ)は父親と暮らしていた。時まさに反抗期!思春期!筆おろし!父親(メルキ)はモモに厳しく、いつも離婚した母(ルノー)について行った兄ポポルを引き合いに出してはモモを叱咤していた。
ふてくされたモモは、トルコ人が経営する行きつけの雑貨屋で万引き。だけど店主のイブラヒム(シャリフ)はお見通しだった!そして次第に、モモはイブラヒムおじさんと仲良しになるのでした。
なんだかんだの中で、モモの父親が失踪の末自殺体で発見された。母親がモモを迎えに来たが、モモによる母親テストに不合格のため名乗ることもなかった。孤児になったモモは、イブラヒムおじさんの養子になる。おじさんに自動車運転免許を取ってもらってトルコへ行くが、おじさんとの生活は長くはなかった…。


オマー・シャリフってどこの人なのかと思ったら、エジプト人なんだなあ。勉強になりました。アラビアのロレンス…と言いたいところだが見たことないので、ドクトル・ジバゴ!
で、トルコ×西欧モノといえば「そして、私たちは愛に帰る」が記憶に新しいところ。なんか両作とも娼婦の印象が強いので、<トルコ=娼婦>という認識になってしまわないように気を付けねば。くれぐれも「トラック野郎」を見ないように…。←関係ない
しかし、こんな冒頭からいきなり筆おろししちゃったりする作品を〔ファミリースペシャル!!!〕なんかに括っていいもんかね。因みに他のラインナップは、「ユー・ガット・メール」「若草物語」「ゴーストバスターズ」に「ビッグ」でした。「ユー・ガット・メール」???
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シャギー・ドッグ THE SHAGGY DOG

2011年03月22日 22時17分50秒 | 洋画>★★
2006年/米/ブライアン・ロビンス監督/ティム・アレン クリスティン・デイヴィス ロバート・ダウニー・Jr ダニー・グローヴァー &ジェーン・カーティン
2011年3月21日 日テレ映画天国

【あらすじ】
突然変異で人間の7倍の寿命を持つ犬が、チベット(かなあ)から拉致された。不老長寿薬開発の鍵として製薬会社の実験室に囚われた犬だが、なんだかんだでダグラス家に招かれ<シャギー>と名付けられ、働き過ぎの弁護士である父デイヴ(アレン)の手を噛んだ。
噛まれたデイヴは、狼男ならぬ犬男に変身!法廷でも吠えたり唸ったり咥えたり顎を乗せたりと落ち着きがない為、担当を外されてしまった。興奮し過ぎると犬になってしまうので、家を空けがちになってしまうのは相変わらず…。女房(デイヴィス)も子供たちも犬になった自分をシャギーだと勘違い、そこでデイヴは家族の本音をちょっとずつ知ってゆく。
そして動物の気持ちを体験したデイヴは、製薬会社に囚われている本物のシャギー他実験動物たちを脱走させることにした。犬になったオッサンは、家族を、動物たちを救うことができるのか…!?


ティム・アレンて、誰だっけな~。声が御大に似ていたので、「名探偵ベンジー」を思い出してしまった。あれも糞な映画だったが。
一応補足すると、「トイ・ストーリー」でバズの声をアテている人なので、それなりに格の高いコメディ俳優と想像されます。
いや、だけどロバート・ダウニーですわな。ティム・アレンの犬っぷりも可愛いは可愛いけど、ロバート・ダウニーのワル→犬には負けるよ。後で気が変わるかもしれないけど、今は故意にカテをSNLから外しておく。ロバート・ダウニーって、SNLではどんなことしてたんだろうなあ。あそこらへんの年代って、謎の空白地帯だ。
ダニー・グローヴァーが分かったのは偉かったが、ジェーン・カーティン姐さんがご出演されていたのは気が付かなかった。ごめんなさい、姐さん!
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若草物語 Little Women

2011年03月16日 22時59分06秒 | 洋画>★★
1994年/米/ジリアン・アームストロング監督/ウィノナ・ライダー スーザン・サランドン トリニ・アルヴァラード クレア・デインズ キルスティン・ダンスト サマンサ・マシス クリスチャン・ベール ガブリエル・バーン エリック・ストルツ
2011年3月16日 テレ東午後のロードショー〔春休み直前ファミリースペシャル!!!〕

【あらすじ】
ルイーザ・メイ・オルコットの「若草物語」と「続若草物語」を、繋げて掻い摘んで映像化。

原作未読。たぶんハウス名作劇場だと思うけど、そのアニメはちょっとだけ記憶がある。あとなんか、学年誌漫画かなんかで読んだような…「ガラスの仮面」だったかな。ジョーが髪の毛を売るとか、ベスが死んじゃうとかそんなほんと、断片的な<知識>ですな。
改めてこう見せられても、明らかな<女性ドラマ>なのでちっとも面白くない。ジョーが大衆向けに描いたという「ゾンビがどうたら」っていう作品のほうが、気になります。「やるっきゃナイト・オブ・ザ・リビングデッド」だっけ?そりゃ「老人博徒」だよ!
まとにかく、クリスチャン・ベールは可愛いと。

ところで、震災後の民放放送を初めて観戦したわけだけど。もうスポンサーが自粛してるのね。CMは9割方が公共広告機構によるモラル啓発。
こういうことになるんだなあ、と勉強になりました。
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スクール・オブ・ロック The School of Rock

2011年03月15日 22時43分26秒 | 洋画>★★
2003年/米・独/リヤード・リンクレイター監督/ジャック・ブラック ジョーン・キューザック マイク・ホワイト ジョーイ・ゲイドス・Jr ミランダ・コスグローヴ ケヴィン・アレクサンダー・クラーク ロバート・ツァイ
2011年3月10日 フジミッドナイト・アート・シアター

【あらすじ】
デューイ(ブラック)は、イイ歳コイてロックスターを夢見る無収入男。かつてのバンド仲間ネッド(ホワイト)に寄生しているが、ネッドの彼女に追い出されそうになってしまった。
収入を得るべく、なんだかんだの末ネッドに成り済まして小学校の代用教員を引き受けたデューイ。授業なんかやる気もないが、たまたま生徒たちの音楽の才能を見出して俄然燃えてきた!進学気運の生徒たちも丸め込んで、ロックを仕込んで目指せ、勝ち抜きエレキ合戦!


この放送は、3月10日の深夜だったのですよ。半日後にあんなことがあるなんて思いもしていない、平和な時間。テロップで地震情報が流れ、<宮城県で震度3>の報を告げる。…切ねええ~っ!!!映画の内容とは無関係のところで、涙する。オオ~イ、オイオイ。東北地方の皆さ~ん!災害の情報ばかりを注入し続けてさすがにナーバスになってきたので、久々の映画再開に踏み切ったのに。
クライマックスを迎える頃、またちょっと嫌な感じの揺れを体感。これが予告の<震度7クラスの余震>かと身構えたが…なんと震源地は静岡だった。ちょっとちょっとちょっと~。怖過ぎるだろ。あんまり怖過ぎて、もうどうでもよくなってきた。沈没!

そんな地震災害と抱き合わせで記憶されることとなってしまった今作。つまるところ「天使にラブソングを…」のロック版なのね。ロック・ミュージシャンとしてのスキルも見せびらかしてやれという、ジャック・ブラックのプロモーション的作品。4月に公開のブラック主演「ガリバー旅行記」を宣伝するための放送かと思いきや、ガリバーの「ガ」の字も上がらなかった。
私もポップスよりロックのほうが好きなクチなので、ロック概論の授業は受けてみたいとちょっとだけ思った。
ブラックはSNLレギュラーっぽいがそういうことでもないらしく、共演のジョーン・キューザック(ジョン・キューザックの姉ちゃん。似てる)のほうがレギュラー経験者。ちょっとまだ弱いので、カテはSNLに入れなかったけど。
ブラックの暑苦しさは居島一平やグッチ裕三を思い出させ、好きになれないタイプ。ユダヤっぽいなと思ったら、やっぱり半分ユダヤなんだそうな。そんな<っぽい>が嗅ぎ分けられるようになってしまったのか、私は。
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