暇人映画

映画嫌いが映画を見まくる地獄のサーキット

デルタ・フォース2 Delta Force 2

2006年02月28日 23時21分18秒 | 洋画>★★
1990年/米/アーロン・ノリス監督/チャック・ノリス ビリー・ドラゴ
2006年2月28日 テレ東午後のロードショー

【あらすじ】
南米でコカインの生産を手掛けている麻薬王コタ。今回チャック・ノリスのミッションは、潜入捜査をしている米捜査官の救出とコカイン生産拠点の完全爆破だ!

実弟アーロンを監督に、またも暴れまくるチャック兄ちゃん。
今回は肝心の<デルタ・フォース部隊>があんまし活躍していないような…。重装備バイクで、ヘッドからテールからドシュドシュぶっ放してこそ「デルタ・フォース」なんじゃないのか。無駄にロック・クライミングなどやらせなくてもよい。そういうことは「地獄のヒーロー」ででもやってくれ。
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デルタ・フォース The Delta Force

2006年02月27日 23時52分47秒 | 洋画>★
1985年/米/メナハム・ゴーラン監督/チャック・ノリス リー・マーヴィン
2006年2月27日 テレ東午後のロードショー

【あらすじ】
対テロ特殊部隊のデルタ・フォース。重火器装備のジープやバイクを駆り、中東のハイジャック犯から人質の完全救出に出動だ!

キングオブテレ東、チャック・ノリス出撃!
ノリスの暴れん坊ぶりばかりが印象に残って、ハイジャックモノであることを忘れそうだ。
チャック・ノリスの映画って別に面白くないんだけど、ノリスおじさんは何故か愛すべき存在。サムライ、サムライ、ブシドウ!って、こりゃ「プレジデント・マン」か。いくつになっても元気で回し蹴りしていて下さい。プレジデント・マンは心も優しい!
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愛と殺意 Story of a Love Affair

2006年02月26日 14時49分27秒 | 洋画>★★
1950年/伊/ミケランジェロ・アントニオーニ監督/マッシモ・ジロッティ ルチア・ボゼー(モノクロ)
2006年2月13日 日テレ月曜映画

【あらすじ】
実業家の富豪が、超美形の奥さんパオラを愛するあまり、彼女の過去にヤキモチを妬きしだした。
ヤバい恋に身をやつしていたパオラと、過去の男であるグイード。探られることでヤケボックイに火が点いて、欲が渦巻くドス黒い事態に…。


イッツ・ゴージャス!パオラの生き方こそ、<女>を最大限に楽しむということなのだろう。私には到底無理!
彼女に踊らされる亭主も、グイードも滑稽でしかない。女って恐えなあ~。
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バッド・デイズ City of Industry

2006年02月25日 22時09分47秒 | 洋画>★★
1997年/米/ジョン・アービン監督/ハーベイ・カイテル スティーブン・ドーフ
2006年2月23日 テレ東午後のロードショー

【あらすじ】
宝石泥棒の4人組。大仕事を成功させたと思いきや、S・ドーフが裏切った!カイテルを除く二人を殺し、カイテルとの鬼ごっこが始まる!

一体主人公は誰だったんだ。最終的にはカイテルかもしれんが、あっちゃこっちゃに視点が変わって判り辛いったらありゃしない。結局、カイテルの顔すら覚えられなかった。
集中力は続かないし、見ていて疲れた。
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スリープウォーカーズ Sleepwalkers

2006年02月25日 13時56分18秒 | 洋画>★★
1992年/米/ミック・ギャリス監督/スティーブン・キング原作・脚本/ブライアン・クラウス メッチェン・エイミック
2006年2月21日 テレ東午後のロードショー〔吸血鬼特集〕

【あらすじ】
猫と人の血を引く化け物、<スリープウォーカーズ>。彼らは処女の精気を糧とし、猫を天敵としていた。
そんな彼らの最後の生き残りである、美貌の母と中途半端な二枚目の息子。彼らが引き起こす、バカバカしくも素っ頓狂な物語!


キングが原作&脚本!ということで、少なからず期待していたわけだが。
その意味では期待は大きく裏切られた。
しかし別の意味では、期待以上の功績である!
実は数年前、当時仲の良かった友人が「とうもろこしを背中にぶっ刺して殺すホラーを見ちゃってさ、大爆笑よ!」と興奮して語ってくれたことがある。遂にその作品を見ることになった訳で、私もそのシーンを目の当たりにして興奮した。

キャストを見たら、キング本人はもとよりトビー・フーパーやらジョー・ダンテ、ジョン・ランディスらの名監督陣、更にジェダイのマーク・ハミルまで出てやんの。凄い!
しかし最大にして最強の出演は、愛らしくも麗しい数多くの猫ちゃんたち!冒頭で吊るし殺されているのは痛々しかったが、劇中での活躍には目を潤ませてくれた。
それにしても、いくらそういうシチュエーションだからって「ベロベロバーッ!」というセリフはどうなんだ…翻訳者も結構投げやりだ。やるなあ。
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修羅雪姫

2006年02月24日 22時00分33秒 | 邦画>★★
1973年/邦/藤田敏八監督/梶芽衣子 黒沢年男
2006年2月23日 テレ東シネ・ラ・バンバ

【あらすじ】
時は明治。4人の男女に、理不尽な理由で夫と息子を殺された女が居た。まあイロイロあって、彼女は牢獄で自らの命と引き替えに女児<雪>を出産。
カルマを背負った雪は、4人に復讐を果たすべく波乱万丈修羅の道を行く!


録画を見るまで、ワシはてっきり2001年公開の「修羅雪姫」をやるものだとばかり思っていた。30年前にも映画化されていたとは知らなんだ。梶芽衣子カッコイイ!
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ザ・シークレットサービス In the Line of Fire

2006年02月23日 23時25分46秒 | 洋画>★★
1993年/米/ウォルフガング・ペーターゼン監督/クリント・イーストウッド ジョン・マルコヴィッチ
2006年2月23日 テレ東木曜洋画劇場

【あらすじ】
シークレットサービスのヴェテランエージェント、クリントさん。彼は、ケネディ暗殺時のトラウマを引き摺っていた。
そんな彼に、大統領の暗殺予告をして煽るのがジョン・マルコヴィッチ。ちょっとばっかりイッちゃってる、政府に捨てられたおサイコ君のようだが…。


序盤のクリントさんは、老いたダーティー・ハリーのようで大変カッコよい。
だが若いマルコヴィッチと対峙しだすと、「ああ、やはり寄る年波には…」とちょっと可哀相に見えてしまう。
当然そういう演出なのだが、クリントさんにはバリバリ無敵のカッコイイ男でいて欲しい。
…と、あと、マルコヴィッチの自作銃はカッコ悪かった。

まだ山田康雄の吹き替えが間に合っている。ひょっとしたら、クリント山田の遺作かも。
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フライトナイト Fright Night

2006年02月22日 23時05分01秒 | 洋画>★
1985年/米/トム・ホランド監督/ウィリアム・ラグズデール クリス・サランドン ロディ・マクドウォール
2006年2月22日 テレ東午後のロードショー〔吸血鬼特集〕

【あらすじ】
高校生のチャーリーは、オカルト番組の熱狂的な視聴者。彼の隣家に、怪しげな美青年2人組が越してきた。
青年の一人が吸血鬼であることを目撃してしまったチャーリーは、オカルト番組のカリスマストーリーテラー<ヴァンパイアキラー>ピーター・ヴィンセントに鬼退治を頼むが…。


これは絶対ホラーじゃない、勘違い高校生の青春「あの頃俺はバカだった」ストーリーだと推測しながら見ていたのだが…。
正しいのがチャーリーで、みんながそれに気付けない道化だったと誰が予測できただろう。だいたいなんで、吸血鬼とゾンビのコンビがお隣に引っ越してくるのだ…。不自然すぎる。
チャーリーの家に、彼の母親を救出しに行ったヴィンセント。彼女が居ないことに不安も顕わなヴィンセントに、吸血鬼化して敵となったチャーリーの友人が言う。「この家の母ちゃんはな、夜も働いてる日があるんだぜっ!」
脚本家はいいセンスしてる。
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イン・ザ・ベッドルーム In the Bedroom

2006年02月22日 12時35分49秒 | 洋画>★★
2001年/米/トッド・フィールド監督/ニック・スタール マリサ・トメイ
2006年2月21日 日テレ映画天国チネ・パラ

【あらすじ】
2児の母と交際している青年が、彼女の別居中の旦那ともみ合って殺された!
息子を殺された両親の怒りと悲しみは、やり場を無くして崩壊寸前!?


中盤まで、誰が主人公なのか判らない作品。主人公だと思っていた青年が、まさかの射殺で「えっ。あと1時間どうするの…」と不安に。
しかし心配ご無用。実はご両親の心の機微を描いた、はらはらどきどきのなるほど作品なのだ。
実際、不倫男女の心中を図ることは決して珍しいことではないにせよ、その両親の心を思ったことなどなかった。まして、その結果息子を失うことになってしまうことなど。
世の中にはいろんな立場の人がいて、「悪漢をやっつけましたとさ。めでたしめでたし」では終わらない生活を歩むのがリアルの人生だ。そういうことを思い出させてくれた。
両親が主役になってしまってからはマリサ・トメイと子供たちがややほったらかしではあるが、描きたかったのが<ご両親の心中>であればそれも已む無し。
「見て良かったなあ」と思えた一本。
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ドラキュラ Bram Stoker's Dracula

2006年02月20日 23時58分54秒 | 洋画>★★
1992年/米/フランシス・フォード・コッポラ監督/ゲイリー・オールドマン ウィノナ・ライダー キアヌ・リーヴス アンソニー・ホプキンス
2006年2月20日 テレ東午後のロードショー〔吸血鬼特集〕

【あらすじ】
トランシルバニア城のドラクー伯爵、最愛の妻を喪ったことに大激怒!怒りの矛先を神様に向け、永遠の命をもって復讐を誓う。
それから4世紀。城に訪れたキアヌだが、彼が持ち歩いていた写真の婚約者ウィノナが奥さんに瓜二つ。
かくしてキアヌと、ドラキュラ伯爵の女を巡る戦いが幕を開ける。アンソニー・ホプキンス扮するヴァン・ヘルシングも大活躍!


<ドラキュラ>をモチーフにした物語は世に数々あるのだろうが、これは恐らく元の伝説に相当近いものなんじゃないかと思う…ま、想像だけれども。
ドラキュラ伯は、モンスターで金もあって地位もあって力もある。だけど400年間、死んだ奥さんだけを想い続けている。
これは凄いことですよ!
ロンドンのウィノナが何者かは知らないが、会えない婚約者からあっさりドラキュラ伯に乗り換えちゃってるのとは大違い。

でも、そんなに面白くはなかったな…。
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