暇人映画

映画嫌いが映画を見まくる地獄のサーキット

ラストボーイスカウト The Last Boy Scout

2009年06月28日 22時01分07秒 | 洋画>★★
1991年/米/トニー・スコット監督/ブルース・ウィリス デイモン・ウェイアンズ
2009年6月23日 テレ東午後のロードショー〔6月のサスペンス〕

【あらすじ】
かつて大統領の命を救ったこともあるなんという、元SS探偵ジョー(ウィリス)。今は落ちぶれ、探偵仲間に女房を寝取られる始末。娘もひねくれてしまった。
その探偵仲間から<風俗ダンサーのコリー(ハル・ベリー)の護衛>の仕事を譲られるが、直後にそいつは爆死。コリーの護衛をしようとすると、恋人だという元プロアメフト選手ジミー(ウェイアンズ)が出てきて邪魔をする。なんだかんだでコリーは謎の組織に殺されてしまった。ジョーはジミーと一緒に、コリーを殺害した組織を探り始める。
アメフト賭博!コカイン!1本650ドルのパンツ!サタンクロース!パペットから発砲!ダサいジグダンス!ジョーとジミーと娘と嫁と、賭博首謀者やら上院議員やらの黒幕も実は因縁浅からぬ様子。果たして彼らの運命は…!?


アメフトのゲーム中に、選手が拳銃発砲でディフェンス突破し始めたのには笑ってしまったが。地獄甲子園か。でもコメディではなかったのでした。仕事対象の恋人が大ファンの元フットボーラーだったってのは、ちょっと出来過ぎだなあ。
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カバー・ガール COVER GIRL DREAMWORLD

2009年06月27日 21時31分10秒 | 洋画>★★
1983年/米/ジャン=クロード・ロード監督/イレーナ・フェリス ジェフ・コナウェイ
2009年6月22日 日テレ映画天国

【あらすじ】
モデルのキット(フェリス)を見初めたバツイチのテクノ富豪T・C・スローン(コナウェイ)は、金にモノを言わせるバブリーな手法で引き抜き、モノにした。
さー一躍セレブリティの仲間入りを果たしたキット。だがモデル友達や所属していた事務所は、楽じゃなかった。更には一流デザイナーとの間にスキャンダルも流れ、恋に傷付いたモデ友は自殺してしまった。追い打ちをかけるように、パトロンのスローンが株主総会で社長の座を追われてしまう。これには一連の陰謀があった…!?
キットはスローンに株を戻し、再び社長に返り咲かせようと目論む。さてその顛末や如何に…。


なんじゃこりゃ。こういう映画が、日本にバブル経済に浮かれる若者をもたらしたのか?と思ったら未公開作品か。しかし、同じ女でも次元が違い過ぎてもうファンタジックワールドですな。なんだろうね、あの額飾りは。わはは~。男もあんな装飾をさせて喜んでるってんだから、これは私の居所などございませんな。
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レジェンド/三蔵法師の秘宝 The Touch

2009年06月26日 23時15分34秒 | 洋画>★
2002年/中・香・台湾/ピーター・パウ監督/ミシェル・ヨー ベン・チャップリン リチャード・ロクスバーグ ブランドン・チャン
2009年6月19日 テレ朝シネマ・エクスプレス

【あらすじ】
中国一の軽業師、イン(ヨー)とトン(チャン)の姉弟<ザ・タッチ>。彼らには白人の義弟エリック(チャップリン)が居るが、泥棒稼業に成り下がりカール(ロクスバーグ)という実業家に使われていた。…違うかもしれない!
エリックはカールに<敦煌の心臓>というお宝を盗んできてやったが、それを盗み返してインにプレゼント♪軽業師一族に伝わる巻物と合わせると、何だか凄い力が得られるらしい!?
ヌルい拷問、偉い坊さんを殺し、心臓に弾丸ぶち込むも偶然クッションが入ってて助かるとかいうお約束の数々をこなし、舞台はナントカ砂漠の遺跡へ!
果たして玄奘三蔵にあんな奇抜な墓が作られたかどうか!インディ・ジョーンズも真っ青なカラクリ廟に侵入したご一行様。火の海と化した廟内で、脱出のことも考えず取り敢えずバトル!酸欠とかは気にしない。


うわ…。ミシェールさんのくせに、こんな映画に駆り出されちゃったのか。え!?ミシェールさんのプロデュース…ですか?ひいい~。
タイトルがとても素敵だったので、期待し過ぎたというのも敗因か。もっとちゃんと、B級然としたB級ならば楽しめたのに。
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日の名残り The Remains of the Day

2009年06月25日 22時35分01秒 | 洋画>★★
1993年/米/ジェームズ・アイヴォリー監督/アンソニー・ホプキンス エマ・トンプソン クリストファー・リーブ ジェームズ・フォックス ヒュー・グラント
2009年6月15日 日テレ映画天国

【あらすじ】
舞台は英国。政治の裏舞台として、戦前外交のパーティー会場に賑わいを見せていたダーリントン邸。執事頭スティーヴンス(ホプキンス)は、人手不足を補うため、執事一筋54年の父親と、聡明で勝気で頑固で美人のミス・ケントン(トンプソン)を雇った。
親父のほうのボケが入った仕事ぶりを巡って、ささやかな対立の火花を散らすスティーヴンスとケントン。そんな親父は、第二次大戦を巡る外交パーティーという一大イベントの真っ最中に、心臓発作で亡くなった。スティーヴンスは執事としての職務を全うするため立ち会わず、ケントンが看取った。
更にはご主人様ダーリントン卿のユダヤ人差別に、心を痛めつつ服従し女中を解雇。とかなんとか、とにかくスティーヴンスは仕事一番真面目な男なのだった。そしてそんな彼にケントンは心惹かれ、スティーヴンスもまた悪しからず…。しかし愛の言葉を交わす暇もなく、ケントンは別の男から求婚された。女30代にとって、難しい人生の選択…。そしてケントンはお嫁に行った。
20年後。ダーリントン卿は亡くなった。ご主人様を失い、お屋敷も売却の危機。しかしあの時のアメリカ野郎ルイス氏(リーブ)が、お屋敷を買い受け新たなご主人様となってくれた。
スティーヴンスは、もう一度ケントン…もとい夫人を雇い入れるため、いやさ人生を取り戻すために、夫人の元へ向かう。


偶然にも翌朝のニュースに、原作者のカズオ・イシグロ氏のトピックが(放送日とのインターバルが10日あった)。しかし、日本人にこんなストーリーが作れるのだなあ。ノーベル文学賞の最有力候補なんだそうな。
アメリカ代表がクリストファー・リーブってのは、なんかアレ、凄く…シャツをひん剥いたら、胸に<S>のシンボルが出てきそう。
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ガタカ Gattaca

2009年06月24日 22時20分54秒 | 洋画>★★
1997年/米/アンドリュー・ニコル監督/イーサン・ホーク ジュード・ロウ ユマ・サーマン イライアス・コティーズ
2009年6月24日 テレ東午後のロードショー〔6月のサスペンス〕

【あらすじ】
舞台は近未来。人々の家族計画はエスカレートし、優秀で健康な遺伝子が世に産まれ出るのが当たり前、更にセキュリティシステムも遺伝子認証化され、自然分娩で産まれた人間は出世できないのであった。
ヴィンセント(ホーク)はそんな自然出産児の一人。選択出産児である弟アントン(コティーズ)に、コンプレックスを抱いていた。
地球上に居場所を感じられない彼は、宇宙へ飛び立つことを夢見る。が、体力も知識も人一倍の努力で身に付けたのに、遺伝子故に宇宙開発会社<ガタカ>へは入社できないのだった。遂に彼は、遺伝子詐称で他人に成り済ますことにした。
選択出産児で水泳の銀メダリストというエリートであるジェローム(ロウ)は、交通事故で下半身不随の障害を負っていた。闇市場で彼の遺伝子を利用する権利を購入したヴィンセントは、髪型や目の色を変え、同居して血液や尿のサンプルを提供してもらい、果ては脚部骨格を継ぎ足して身長を無理矢理伸ばしてまでして<ジェローム・ユージーン・モロー>という身分を手に入れた。ヴィンセントはまんまとガタカに入社、最優秀の成績で、念願の旅立ちを1週間後に控えている。
そんな折、社内で殺人事件が発生した。あろうことかヴィンセントの睫毛が社内で検出され、外部侵入者として指名手配されてしまった。被害者は<ヴィンセント>から恨みを買う要素はないが、<ジェローム>としては動機アリアリ。社内で、社外での捜査にヒヤヒヤしながらも、職場のマドンナアイリーン(サーマン)とのラブも進行。
ヴィンセントは誤魔化しきって宇宙へ行くことが出来るのか、真犯人は、周囲の皆さんの想いは…!?


〔サスペンス〕と言うよりも、ヒューマンドラマのような。哲学までは行かないが、SFとも言い難く。「俺は俺に生まれてくるのではない、俺になるのだ」って感じか。はたまた「人という字は、ノとヽとが支えあって…」という方向か。
まー頑張ったところで抜け毛は侮れないし、外で他人の廃細胞を拾ってしまわないことも、付着物を社内で落とさないことも不可能な訳で、展開としてはやや強引な印象。
一番違和感があるのは、ユマ・サーマンがちっとも暴れないことだ…。タラのお陰で、可愛そうなユマ。
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陪審員 The Juror

2009年06月22日 23時08分39秒 | 洋画>★★
1996年/米/ブライアン・ギブソン監督/デミ・ムーア アレック・ボールドウィン ジョセフ・ゴードン=レヴィット アン・ヘッシュ
2009年6月22日 テレ東午後のロードショー〔6月のサスペンス〕

【あらすじ】
ニュースに疎い芸術家のシングルマザーアニー(ムーア)が、マフィアによる殺人事件の陪審員に選ばれた。
この事件を無罪にするべく、マフィアの子分<ティーチャー>(アレック兄ちゃん)はアニー宅に盗聴器を仕掛けまくり脅迫を開始。子供(レヴィット)を脅したり女友達(ヘッシュ)を殺したりしてアニーを追い詰める…が、そんなことをしていたら母ちゃんパワーでアニーが覚醒!知謀を凝らしてティーチャーに対抗するぞ!


私は、裁判員に参加したいクチである。
が、こんな映画観たら裁判員になるのが恐くなってしまうじゃないか。実際にこういう脅迫って、どうなんだろう。日本じゃなくて、外国の陪審員制度の中で、ほんとにあるんだろうか。怖いなあ、やくざ。
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キングダム・オブ・ヘブン KINGDOM OF HEAVEN

2009年06月21日 20時54分33秒 | 洋画>★★
2005年/米・オランダ・独・英/リドリー・スコット監督/オーランド・ブルーム リーアム・ニーソン エヴァ・グリーン エドワード・ノートン
2009年6月11日(前編)6月18日(後編) フジミッドナイト・アート・シアター

【あらすじ】
舞台は12世紀、十字軍が大活躍していた頃のお話。
フランスの鍛冶屋バリアン(ブルーム)が、親父を名乗る十字軍の英雄ゴッドフリー(ニーソン)と共にエルサレムへ向かい、騎士道と家督を継いだ上に王女様(グリーン)とラブラブに。イスラム軍の侵攻に、知恵と知略と人望人徳で、親父を上回る功績を挙げた顛末記。


まあ色んな事件があった訳だけども、あちらの歴史に疎い上に誰が何やらよく分からずこんなにあらすじを端折ってしまった。史実かどうかも、不明。十字軍て存在も、色んなところで陰謀的扱いをされてて印象悪いし。
いろいろと凄い俳優を起用しているようであるが、まだちょっと分からん。そこまでは。スキルが足らん。というか、オーランド・ブルーム=ロード・オブ・ザ・リングのあいつというのを漸く認識した。覚えられない顔。
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トランスフォーマー Transformers

2009年06月20日 23時49分44秒 | 洋画>★★
2007年/米/マイケル・ベイ監督/シャイア・ラブーフ ミーガン・フォックス ジョン・ヴォイト
2009年6月20日 フジ土曜プレミアムステージ

【あらすじ】
昔々地球に飛来したエネルギー体<キューブ>と、それを追って南極で氷漬けになっていた悪ロボの親玉<メガトロン>。彼らはサム(ラブーフ)の祖父によって発見され、米国の特殊秘密組織に捕獲、隠匿、研究されていた。
が、キューブを巡って金属生命体たちが続々飛来。悪玉と善玉に分かれ、クウェートで、アメリカで大暴れ!
祖父の遺したメガネにメッセージが刻まれていたが故に、モテない少年サムはロボたちに囲まれ大わらわ。分不相応のメカニック美少女ミカエラ(フォックス)も巻き込み、友情、努力、勝利を合言葉に悪に立ち向かう!


子供だなあ。コドモな映画を、大人の技術を無駄に駆使して作り込む。そうかと思うと下ネタが混ぜてあったりして、純コドモ映画ではなくてターゲットが読めず半端な印象。
しかもこんなコドモ向けで正味140分程度の作品を、3時間もかけて夜中の12時近くまでダラダラと放送するフジテレビ!バッカじゃなかろか。
確かにね、確かにスゴイよ。変形するメカ、そのエフェクト、カッコイイよ。だけど顔がダサい。虫みたい。シナリオもダサい。哲学がない。
そして1970~80年代のロボアニメを見てきた身としては、そこまでやって<合体>がないことに納得がいかない。日本アニメをリスペクトしているのであれば、当然コンバトラーやボルテスや六神合体に倣ってほしいのである。何の為に何体もロボを登場させたのか。ザブングル派なのだろうか。そういや、いちいちロボたちに名前が付いてて字幕紹介されているのもダサい。
「リベンジ」先行ロードショーを見た観客に「トランスフォーマー!」と言わせているのもダサい。リベンジの宣伝画像も確かにスゴイとは思ったが、なんかタカが知れてるな。
ひょっとしたら、ガンダム実写版へのプレリュードなのでは…とは勘繰りすぎか。
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ルパン三世/ルパンvs複製人間

2009年06月19日 22時54分28秒 | 邦画>★★★
1978年/邦(アニメ)/モンキー・パンチ原作/吉川惣司監督/山田康雄 小林清志 井上真樹夫 増山江威子 納谷悟朗 西村晃
2009年6月19日 日テレ金曜ロードショー

【あらすじ】
ルパンに絞首刑が執行された。←ルパンは殺人罪がないんだけど、フランス司法は厳しいですね。
どっこいルパンは生きていた!?エジプトはギザのピラミッドから、不二子に頼まれた<賢者の石>を盗み出したルパン。不二子は<マモー>と名乗る不思議な小男(西村)から、永遠の若さと美をエサにされルパンを利用していたのでした。
なんだかんだでマモーの島へ連れ込まれ、どうしたこうしたで脱出し、あれやこれやで不二子を誘拐され、舞台は南米アンデス山脈へ。
複製人間か神様か、核ミサイルが!巨大脳ミソが!斬鉄剣がルパンを救う!


大人だなあ、大人なアニメだなあ。知識、教養、哲学、アクション、お色気…。色んな大人要素を持っていて、私はきっとルパンたちの設定年齢を超えてしまったのだろうけども、まだまだ追い付けない。でも、追い付きたいとも思わない。これからも、生涯憧れの大人で居て下さい。
ルパンたちはマモーの力を借りなくても、永遠の若さを保っていることを教えてあげたいよね。

ところで、私が学生さんの時、確か風俗学の講師が言っていたと思う。
モンキー・パンチは、武器銃火器の類の描写に拘りを持っている。と。
さいとう・たかをじゃなくて、モンキー・パンチだったのが印象的なのです。モデルガンを傍らに、細部に妥協無く描いているのだそうな。
嘘かほんとか知らないが、今回改めて観戦してみると、「そんなもん適当に都合良く端折っときゃいーじゃん」的なギミックが確かに細かく表現されていた。
私は銃火器のことは全く分からないのであるが、序盤グライダーを射出する機械、ピラミッド内を進むのに使用された鉄パイプ等は、確かにコダワリの賜物なのかなあと想像させられた。

物心付いた頃放送されていたアニメルパンはセカンドシーズンで、世間的な人気同様私も確かにそちらを好んでいた。たまに夕方の再放送でファーストシーズンを放送していたが、セカンドと違ってコミカルな表現が薄い上に絵が気持ち悪く「ルパンが違う~」と駄々をこねていた…。
「ルパン対複製人間」は、セカンドシーズンが放送されている真っ最中の製作であるが、スタンスはファーストのガッツで作られている。絵も然りである。五右エ門がまだ、「奴は拙者が倒す」なんぞと言っている。
何度も見てきた作品だが、それ故あまり好きではなかった。
いつまでもルパンたちに追い付けない私ではあるが、今作を「カッコイイ!」と手放しで喜べる感性を身に付けられたことは、ある種大人になったことを実感するのであった。
因みに宮崎駿のルパンは、まだ嫌いである。
現在作られるルパンの新作は、当時のアニメで育ってきた言わば<二世>による作品だろうと思う。
そろそろ<ルパン>というキャラを使った同人誌的スタンスもいい加減にして、原作に学んだ練り直しを図って欲しいと勝手に思うのであった。
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g:mt g:mt/Greenwich Mean Time

2009年06月18日 22時34分01秒 | 洋画>★★
1999年/英/ジョン・ストリックランド監督/スティーヴ・ジョン・シェパート アレック・ニューマン キウェテル・イジョフォー ベンジャミン・ウォーターズ メラニー・ガタリッジ ジョージア・マッケンジー
2009年6月8日 日テレ映画天国

【あらすじ】
ロンドン郊外はグリニッジ。高校時代からの仲良しグループの面々は、22歳。今まさに夢を生業にせんと、花開きかけていた。
カメラマン志望のチャーリーはプロへの道が開きかけて意気揚々、クラブジャズバンドの3人も腕に磨きがかかり、売込みをかけるための宣材フォトをチャーリーに撮ってもらったり。バンマスの黒人リックスは、うっかりカノジョに妊娠させてしまったり。
が、そんな浮かれ気分上げ潮絶好調のある日。
チャーリーがバイク便のバイト中にコケて脊髄損傷、首から下が動かなくなってしまうという重態になってしまった。
さあ大変!バンドのメジャーデビューはヴォーカルを入れるのが条件で、それを嫌ってトランペットのビーンとベースの女子は脱退。ビーンはカノジョが浮気するというオマケ付きで一気に奈落へ急転直下。そこに付け入るドラッグと金の魔手。売人になっていた元クラスメイトにそそのかされ、悪い道へ外れてしまった。
一方チャーリーは、治らないと言われつつも徐々に動けるようになってきた。車椅子だけども、退院も叶った。「一度しかないと知って、人生の尊さに気付く」
バンド<g:mt>は、ビーンは、チャーリーは…そしてリックスの子供は…。アイルランドの寒々とした海岸に、全員集合!


青春群像って、顔とキャラを覚えるまでが大変。
首から下が麻痺っていうプロットは、流行なんでしょうか?音楽は、なかなかイイ。
しかし所詮は、才能ある若者たちが、その才能を発揮できずに踏み外すストーリーなんだよなあ。私ら<才能があるつもりで夢を追っかけてたけど、実はそんな才能は幻想でした>とはワケが違う。でもな、世の中の殆どの大人は、後者なんですわ。もしくは、才能はあっても発動するバイタリティが不足している。救いがありませんな。
ビーンには死んでしまわずに、私の居る堕落ゾーンで生涯罪悪感を負って生きて欲しかったなあ。
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