暇人映画

映画嫌いが映画を見まくる地獄のサーキット

レッスン! Take the Lead

2019年12月22日 20時53分42秒 | 洋画>★★
2006年/米/リズ・フリードランダー監督/アントニオ・バンデラス ロブ・ブラウン ヤヤ・ダコスタ アルフレ・ウッダード
2019年12月15日 TOKYO MXキネマ麹町〔人生いろいろ…。〕

【あらすじ】
ピエール・デュレイン(バンデラス)は、ニューヨークでダンス教室を開くボールルームダンサー。ある夜クルマをぶっ壊している黒人少年を見かけ、彼の学校へと乗り込んだ。デュレインは校長(ウッダード)に掛け合い、出来損ないクラスの部活動としてボールルームダンスを教えさせてもらうことになった。
社交ダンスう〜?ダサっ。
と歯牙にもかけなかった生徒たちを実践でトリコにし、遂には大会出場を目指すことに…!?


「ステップ!…」「コーチ・カーター」を足したようなもんと思えばまず間違いない。ご丁寧にも前2作品は2005年、つまり今作の前年に制作されたものだった。
まあでも、バンちゃんのセクシーダンスが拝めるのはありがたい。腹筋もいいけど、背筋も捨てがたい!
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スター・ウォーズ/最後のジェダイ Star Wars: The Last Jedi

2019年12月21日 22時25分04秒 | 洋画>★
2017年/米/ライアン・ジョンソン監督/デイジー・リドリー アダム・ドライバー マーク・ハミル キャリー・フィッシャー ジョン・ボイエガ オスカー・アイザック ケリー・マリー・トラン ベニチオ・デル・トロ アンディ・サーキス
2019年12月20日 日テレ金曜ロードSHOW!

【あらすじ】
遠い昔、はるか彼方の銀河系で…。
レイ(リドリー)がルーク(ハミル)を迎えに行って、レン(ドライバー)と因縁の対決だ!?


めんどくさいから、あらすじはこんなもんでいいか。詳しく知りたければ、いくらでも資料がありますから。
で、3時間も放送してくれたんだけどほんとつまんなくて、修行だった。フォースに目覚めるかと思った。
アダム・ドライバーが殿方充、ベニチオ・デル・トロがヘブリスギョン岩月に見えてしょうがなかったぜ!
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キャスト・アウェイ Cast Away

2019年12月19日 21時32分22秒 | 洋画>★★
2000年/米/ロバート・ゼメキス監督/トム・ハンクス ヘレン・ハント
2019年12月15日TOKYO MXキネマ麹町〔人生いろいろ…。〕

【あらすじ】
時間短縮命な効率男チャック(ハンクス)が、貨物機墜落で太平洋独りぼっち無人島漂流の憂き目に!やったこともないサバイバルをぶっつけ本番、共に流れ着いた荷物と一緒に生存と帰還を試みる。

本当は、主題はそこじゃないんだよな。<生きるために、人にとって大切な物とは>みたいなことなんだろうけど。
どうしても、文明パートがどうでもいい。それはきっと、「望郷太郎」とか「ドクター・ストーン」とか観ちゃったからなんだよ。サバイバルパートが、楽しくてしょうがない。
文明社会に帰ることは想像していたが、文明社会に戻ることまでは想像してなかった。ケリー(ハント)への想いもどうでもよくなって、新しい<ウィルソン>を作って無人島に帰るとかだとばかり。
それにしても、役のためにトム・ハンクスめっちゃ絞ってました。俳優って偉いよなー。
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ファミリービジネス Family Business

2019年12月15日 21時08分07秒 | 洋画>★★
1989年/米/シドニー・ルメット監督/ショーン・コネリー ダスティン・ホフマン マシュー・ブロデリック
2019年12月14日 テレ東サタ☆シネ

【あらすじ】
アイルランドからの移民であるジェシー(コネリー)は、泥棒界じゃ顔役のおじいちゃん。一方息子ヴィトー(ホフマン)は、母親であるユダヤの血筋もあってか生真面目で心配性。とはいえ、若い頃はジェシーと組んで仕事をしたりもした。
さてその息子アダム(ブロデリック)はというと、これがMITから奨学金をもらえるほどの秀才。その秀才君だが、父親よりおじいちゃんをリスペクトしている。同僚のドクターから依頼を受け、DNA研究のラボから試験管とノートを盗めば100万ドルだなんてオイシイ話を頂戴した。一緒にやろうよ、おじいちゃん、お父さん! かくして男三代の泥棒ユニットは、ラボからおタカラを盗み出した。しかしアダムがうっかりして、逮捕されてしまう。
大事な息子をムショになんか入れてたまるか!駆けずり回るジェシーとヴィトー。親父と息子の、確執と愛の物語。


いやはや、親子愛とかほんと気持ち悪くなっちゃってね。子供いないから、子供への愛とか分かんないし。親のことも、ほんとに好きじゃないんだなって実感させられた。ごめんね、パパ、ママ。
60代、40代、20代という親子三代ではあるが、ダスティン・ホフマンは当時既に50代。ショーン・コネリーとは、実は7つしか離れていなかった。7才の時の子供! コネリー君ならやりかねん!
とにかくマシュー・ブロデリックが超可愛い。前々から可愛いとは思っていたけども、80年代というハンデをもってしてもやっぱり可愛かった。マイケル・J・フォックスがウケたのに、どうしてこの子は日本でブレイクしなかったんだろう。やっぱ髪色?
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ヒックとドラゴン2 How to Train Your Dragon 2

2019年12月12日 22時15分35秒 | 洋画>★★
2014年/米アニメ/ディーン・デュボア監督/(声)田谷隼 田中正彦 寿美菜子 岩崎ひろし
2019年12月9日 日テレ映画天国

【あらすじ】
あれから5年、バーク島はすっかりドラゴンと共存するようになっていた。トゥースとの信頼関係も深まり、誰よりもドラゴンを愛するヒックは父から頭領の襲名をほのめかされてはいたがそれを嫌い、より広い世界を知ろうとしていた。
ドラゴンマスター<ドラゴ・ブラッドフィスト>による恐怖支配! 死別したはずの母ヴァルカとの再会、そして彼女によるドラゴンの楽園! 家族は揃い、島に帰って団欒しようというその矢先、ドラゴによる襲撃を受ける。ドラゴが使役する巨大ドラゴンの能力により、トゥースまでもが敵方の戦力として操られてしまう大ピンチ。果たしてヒックは、バーク島の平和を守れるのか…!?


大人になって、そこそこカッコよくなったヒック! さりとて美しすぎるわけでもなく、ちょうどいい容姿をアニキャラとして創造できるというのは相当なテクニックです。こういうとこ、ジャパニメは負けてるよなあ。
そしてこの手のアニメ作品としては極めて異例の、身内デッドも挑戦的。単なる平和世界ではなく、ちゃんと<死>が存在して、世代交代がある。これが意外にも新鮮だった。
トゥースの成長も見どころのひとつで、背板が出たり発光したり。そのうちゴジラにでもなるんじゃないかっていう感じだった。確かに「ミレニアム」のゴジは猫っぽかったし。
「善良なドラゴンたちも、悪い人間に操られれば悪いこともする」は、何となく誰でも感じていることではあるが名言。操られずに、操られているフリをすることが社会人の正しい姿勢だ。何その悲しい大人スキル。
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宇宙戦争 War of the Worlds

2019年12月10日 22時07分44秒 | 洋画>★★★★
2005年/米/スティーヴン・スピルバーグ監督/H・G・ウェルズ原作/トム・クルーズ ダコタ・ファニング ジャスティン・チャットウィン ティム・ロビンス
2019年12月10日 テレ東午後のロードショー

2周目

あー面白かった。

まあいろいろご不満のある方もおられるでしょうが、圧倒的な殺戮に対する恐怖、情報のない不安、逃げ場のない絶望が畳み掛けるように押し寄せて超楽しかった。
前回記事でも興奮してか長文コメントを書いていたが、生き残ったからといってこれハッピーエンドではないところがいい。対策委員会だの大統領だのも出てこず、ロマンスもない。人びとは助け合うどころか根っこにはエゴイズムしかなく、冷静でなければ生き残れないが冷静でいられる要素が何ひとつない。そんな世界の代弁者にダコタ・ファニングを起用して、ぎゃーぎゃーわーわー聞き分けのない行動を取らせるあたりも我らを「そりゃそーだろ、その状況じゃな」と現実と虚構の狭間へと誘う。
主人公たちが大冒険している間、世界ではどんなパニックが起こっていたのか。全容も知りたい。
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WASABI Wasabi

2019年12月08日 21時05分03秒 | 洋画>★★
2001年/仏・日/ジェラール・クラウジック監督/ジャン・レノ ミシェル・ミューラー 広末涼子
2019年12月7日 テレ東サタ☆シネ

2周目

前回観戦は2005年、俺っちの映画スキルもまだまだ低くて、こんな作品に星三つもくれてやがる。
広末ったらセルフ吹き替えをしてくれてるんだが、これがド下手糞。いや、可愛いんだけどね。
前回記事で「モモちゃんが可愛い」って書いてあったからそれが広末なのかと思いきや、ミシェル・ミューラーのことでした。確かに。寺田体育の日に似てて可愛い。
こういう映画観てて常に思うのだが、たまには我が街板橋区にも来てくれないもんだろうか。名所はないけど!
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ヒックとドラゴン How to Train Your Dragon

2019年12月07日 21時24分51秒 | 洋画>★★★
2010年/米アニメ/ディーン・デュポア、クリス・サンダース監督/(声)田谷隼 田中正彦 寿美菜子 岩崎ひろし
2019年12月2日 日テレ映画天国

【あらすじ】
バーク島は、バイキングの住む島。だがここには種々のドラゴンが現れて、住居や家畜が襲われた。彼らの願いは、打倒ドラゴン。だがおカシラであるグレートストイック(田中)の一人息子ヒック(田谷)は、バイキングにしては知性派オタクの変わり種だった。おカシラは、ヒックの勇猛を半ば諦めていた。
ある夜の襲撃で、ヒックは謎のドラゴン<ナイトフューリー>を捕捉。殺しはせずに、義ヒレを作ってやったり餌付けをしたりして信頼度を高め、そしで彼らは相棒となった。ドラゴンに<トゥース>と名付けたヒックは、彼の習性を知ることでドラゴンを手懐けることに成功。ドラゴン使いとして島の英雄になった。
一方グレートストイックは、ドラゴンの巣を見つけ殲滅させることに血道をあげていた。ヒックとトゥースによってそれは発見されたのであるが、そこに巣食うのはドラゴンたちから獲物を巻き上げるラスボス、グリーン・デスだった! バイキングたちとドラゴンたちは、グリーンデスに立ち向かう。自由を求めて…!!


何これ、ドラゴンてまるっきりネコじゃない! こんなの可愛くない訳がない。制作スタッフどんだけネコ好き!?
劇中ロマンスとかありますが、ほとんどどうでもよい。
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Ryuich Skamoto:CODA

2019年12月05日 21時57分21秒 | 邦画>★★
2017年/米・日/スティーヴン・ノムラ・シブル監督/坂本龍一/ドキュメンタリー
2019年11月30日 Eテレ深夜

【内容】
坂本龍一って、こんな人。
2012年からの密着取材に、YMO時代からの音楽的仕事を織り交ぜる。
環境問題への思想、震災復興への想い、癌治療、そして<音>を楽しむ純粋な姿勢。


まあ正直、そこまで坂本龍一好きでもないので特別感動したりはしない。
何事も究めようとすると哲学者になってしまうものだが、この人もその一人だなと思いました。
あんまり環境のことは言わない方がいい。
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ゾンビランド:ダブルタップ Zombieland: Double Tap

2019年12月04日 21時31分26秒 | 洋画>★★★
2019年/米/ルーベン・フライシャー監督/ウディ・ハレルソン ジェシー・アイゼンバーグ エマ・ストーン アビゲイル・ブレスリン ゾーイ・ドゥイッチ ロザリオ・ドーソン アヴァン・ジョーギア ルーク・ウィルソン トーマス・ミドルディッチ & ビル・マーレイ
TOHO CINEMAS日比谷

【あらすじ】
前作から10年経ちました。仲間として、共闘者として行動を共にしていた、タラハシー(ハレルソン)、コロンバス(アイゼンバーグ)、ウィチタ(ストーン)、リトルロック(ブレスリン)の4人。贅沢三昧のホワイトハウスで何不自由ない生活を過ごしていたが、成人したリトルロックは遅まきながらの反抗期を迎えていた。ウィチタもコロンバスにプロポーズなんかされ、二人揃って家出。取り残された野郎二人だが、ピンクの電話みたいなギャル・マディソン(ドゥイッチ)を拾ってしまう。バカだしチョイブスだしビッチなのでゾンビよりタチが悪いのだが、ビッチ故にヤッてしまったコロンバスは情が移って放置することもできず。と思ったらウィチタが帰ってきた。サイアク!
ウィチタの言うには、インド系のヒッピーバークレー(ジョーギア)がヒッチハイクしてきて、ピックアップしたらば二人でばっくれてしまったんだとか。グレイスランドに行くとかいう書き置きをしてったリトルロックを追って、いざテネシー。プレスリーを堪能し、宿の女将ネバダ(ドーソン)と出会い、ソックリコンビアルバカーキ(ウィルソン)&フラッグスタッフ(ミドルディッチ)と出会い別れ、リトルロックたちが向かったという<バビロン>たらいう生き残りコミューンを目指した。ゾンビ界には新種のしぶとくて敏捷なヤツ<T-800>が現れ、バビロンではラブ&ピースで武器が無い! タラハシーたちは、今回もゾンビにならず生き残ることができるのか…!?


最近いい映画がかからないので劇場から足が遠退いていたのだが、来ました!俺ちゃんのカテゴリー。
前作で<自分向け>との確信はしていたのだが、銃火器ぶっ放しまくりアクションだとか衣装だとか、パンテラだとかほんと俺の分身かなと思ってしまうレベル。エルヴィスは理解不能だが(ていうかタラハシーはエルヴィス世代じゃなくないか?)、「ザ・キングといえばエルヴィス」とくれば「銀河ヒッチハイクガイド」を想起せずにはいられない。なんと言っても男性俳優陣がこぞって素敵過ぎ。ディカプーだとかジョニデだとかトムクルだとかだったら飽きるだろう画面も、最後までうっとりと眺めていられたのでした。
それにしてもアビゲイルちゃんですよ。いつの間にか大人になっちゃって、ボインのぽっちゃりちゃんになってたなんて。よそんちの子どもが大きくなるのは早い。
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