暇人映画

映画嫌いが映画を見まくる地獄のサーキット

リベンジ・トラップ/美しすぎる罠 Return to Sender

2019年03月31日 21時23分24秒 | 洋画>★★
2015年/米/フアド・ミカティ監督/ロザリンド・パイク シャイロー・フェルナンデス ニック・ノルティ
2019年3月17日 テレ東シネマスペシャル!

【あらすじ】
ミランダ(パイク)は看護師、希望の転属も認められ、転居をするため居所は売却すべく準備中である。
友人の紹介でブラインドデートをすることになったその日、家を訪問してきた男(フェルナンデス)を上げたら人違い、レイプされてしまう。
家は売れなくなるし、精神的なダメージで転属も諦める。それもこれも、みんなアイツのせいじゃ! ミランダはレイプ犯を探し出し、収監されている刑務所へと足繁く通った。憎しみは仮面の下に隠し、まるで恋人を訪問するように。
やがて犯人は仮出所する。ミランダの優しさを信じ込んで、誘われるままに彼女の家を再び訪問する。だが彼女の深層には、母をも殺した惨虐性が秘められていた…!?


午後ロード枠で〔ヒロイン・アクション〕特集が組まれているのだが、そのラインナップからこぼれたらしい作品。サタ☆シネ枠ではよくこういう作品を放送するのだが、この内容に永谷園がスポンサーを嫌ったのか時間帯はサタ☆シネなのにサタ☆シネ放送ではなかった。
ニック・ノルティがジジイになってて、軽くショック…。
コメント

咲/saki

2019年03月30日 20時52分18秒 | 邦画>★★
2017年/邦/小沼雄一監督/浜辺美波 浅川梨奈 廣田あいか 古畑星夏 山田杏奈 永尾まりや 菊地麻衣 夏菜
2019年3月17日 TOKYO MXキネマ麹町〔邦画のほうが好き❤︎ぱーと2〕

【あらすじ】
舞台は、麻雀がメジャー競技となっている架空世界。学校の部活動としても広く浸透し、全国の学生さんたちが頂点を目指し覇を競っている。
これはそんな麻雀世界で、破天荒な能力を駆使した女子高生たちによる、長野県大会の記録である…!!


漫画原作、テレビアニメにもなって、そこそこヒットしたらしい作品の、実写映画化。
そんな背景があって、かなりのオタクテイストである。萌系美少女大行進を、そのままコスプレで再現してくれてるんだなあこれが。しゃべり方もアニメで、どうにも恥ずかしい。
麻雀は基本ルールしか知らないため、上がり方とかカモとかの戦略が絡むともうお手上げです。こういう僕みたいな子は、美少女(?)たちのユリっぷりを楽しむに留めよう。
なんか夏菜が、場違いで可哀想だった。こんな仕事させられちゃってるんだ!?
コメント

バンブルビー Bumblebee

2019年03月25日 13時30分27秒 | 洋画>★★★
2018年/米/トラヴィス・ナイト監督/ヘイリー・スタインフェルド ジョージ・レンデボーグ・Jr パメラ・アドロン スティーヴン・シュナイダー ジェイソン・ドラッカー ジョン・シナ ジョン・オーティス
イオンシネマ板橋

【あらすじ】
惑星サイバトロンの戦いで形成不利となったオートボット軍は、一旦撤退して再起を図るため銀河に散った。B-127は、1987年の地球に飛来。追っ手を返り討ちにするも、いろいろポンコツになった。
チャーリー・ワトソン(スタインフェルド)は、父を亡くし、複雑な家庭環境に置かれている18歳の女子高生。父の影響でメカイジリを得意とし、中古でいいからクルマを手に入れたいと熱望している。そんな彼女が、ジャンクショップで運命の出会いを果たす。真っ黄のフォルクスワーゲンビートルを、店主から譲り受けたチャーリー。だがその子は、変形体で休眠中のオートボットB-127だった。ビビりのドジっ子となっていた彼に、<バンブルビー>と名付けたチャーリー。二人は絆を深め、バイト仲間メモ(レンデボーグ)も友人となって青春の一頁を刻む。しかしてビーちゃんには、ディセプティコンの新たな追っ手が迫っていた…!!
「トランスフォーマー」の前日譚を描く、ビーちゃんストーリー!!


劇場予告で、あまりにも可愛いビーちゃんのドジっ子ぶりに魅せられ劇場観戦。こちとら年休もらって足を運んだわけだが、世の中は春休みであることを忘れていた。ちびっ子の洪水だった。まあちびっ子はバンブルビーを観るにしても吹き替え版に行くから、劇場内に影響はなかったが。
さて肝心のビーちゃんの様子は…?ドジっ子ターンが意外に少なく、消化不良。俺はカッコいいロボバトルを観にきたわけじゃないのに!
「トランスフォーマー」の時はカマロのビーちゃんだが、今作では初代アニメ(1984年)のビートルである。年代が合わないが、アニメの時は少し未来を描いていたものと思われる。
しかしこんなに仲良くしていたお友達がいたのに、シャイア・ラブーフごときとまたお友達になるなんて…ちょっと薄情なんじゃないの?って、ロボなんてそんなもんか。つーか、トランスフォーマーのことを覚えていない。
コメント

SING/シング Sing

2019年03月24日 21時06分10秒 | 洋画>★★
2016年/米アニメ/ガース・ジェニングス監督/声:内村光良 MISIA 宮野真守 山寺宏一 長澤まさみ 坂本真綾 斎藤司 大橋卓弥 田中真弓 大地真央
2019年3月16日 フジ土曜プレミアム

【あらすじ】
舞台は動物たちが文化的に暮らす、ニューヨーク的街。興行主バスター・ムーン(内村/コアラ)は、飛び切りの歌謡ショーをぶち上げることで借金返済を目論んだ。プロを雇う金はないから、オーディションをする。賞金は1000ドル…のつもりでいたのに、事務のおばちゃんミス・クローリー(田中/カメレオン)のタイプミスで10万ドルに跳ね上がってしまった。
…ま、いっか。為せば成る。取り敢えずオーディションで面子を集め、友人エディ(宮野/羊)の祖母で伝説的シンガー<ナナ(大地)>にスポンサーとして出資してもらおうという腹。だがにわか作りの舞台は思わぬエラーを起こし、劇場そのものが崩壊するという壊滅的ダメージを受けた。
果たしてムーンは、そしてステージを夢見る動物たちの皆さんは、起死回生のショーを披露することができるのか。僕らの夢は、夜開く…!?


ミニオンのブレイクによって一躍3DCGアニメ界に名を馳せた、イルミネーションエンターテインメントの動物擬人化ワールド作品。動物3DCGといえば、同年に最大手ウォルトディズニーピクチャーズが「ズートピア」を公開している。どっちが仕掛けたもんかは知らないが、まあ俺的にはどっちもどっち…。
コメント

ファイヤー・ウィズ・ファイヤー/炎の誓い Fire with Fire

2019年03月23日 21時03分12秒 | 洋画>★★
2012年/米/デヴィッド・バレット監督/ジョシュ・デュアメル ロザリオ・ドーソン ブルース・ウィリス ヴィンセント・ドノフリオ
2019年3月14日 テレ東午後のロードショー

【あらすじ】
ジェレミー(デュアメル)はカリフォルニアの消防士、正義のカタマリで独身主義。
ある夜コンビニでやくざの利権強盗に遭遇し、店主親子が殺されるのを見守ることしか出来ずなんとか逃げ出した。犯人はヘイガン(ドノフリオ)というアーリア系ギャングで、目撃者となったジェレミーは証人保護プログラムを受けニューオーリンズへ移住した。
裁判での証言を待つジェレミーは、保護官タリア(ドーソン)と恋仲に。全部終わったらロングビーチで家庭を持とうと心に決めるが、ヘイガンは甘くなかった! 保護されてるジェレミーを探し出し、あまつさえ<恋人>という新たな弱みを利用した。撃たれたタリア、追い詰められたジェレミーは、証人保護をブッチしてロングビーチへと舞い戻る。こうなりゃヘイガンを殺すしか平安の道はない。果たして一介の消防士が、ギャングをやっつけることはできるのか…!?


証人保護プログラムを受けている、架空IDの存在である人物が逆襲を試みるという設定。保護を受けている最中であっても、情報網を駆使して追い詰めにかかるギャングの恐さというのがひとつ大きなポイントだろうとは思う。が、こんな小物を脅迫するのに一体どんだけのカネと労力を使おうというのか。よくよく考えてみれば、割に合わない。
IDのない奴に追われる、という逆の立場でシナリオ作ったほうが不気味で面白そうと思いました。
そんでブルースが何をやったか、よく分からなかった。
コメント

S.W.A.T./アンダーシージ S.W.A.T.: UNDER SIEGE

2019年03月21日 21時06分24秒 | 洋画>★
2017年/米/トニー・ジグリオ監督/サム・ジェーガー マイケル・ジェイ・ホワイト エイドリアンヌ・パリッキ マシュー・マースデン モニーク・ガンダートン
2019年3月12日 テレ東午後のロードショー

【あらすじ】
ホール(ジェーガー)は、シアトルスワットの隊長さん。今日は7月4日、独立記念日だというのに、署から緊急出動要請だ。Oh,なんてこった!
上司エレン・ドワイヤー(パリッキ)の言うことにゃ、コロンビアから大物のブツが搬送されるという。こいつを押収すれば一件落着、おうちに帰れる。ところがどっこい、ブツというのがマッチョな黒人<スコーピオン(ホワイト)>だった。彼はドでかい情報を握っているとかで、ラーズ・コーヘイゲン(マースデン)のギャング組織に身柄を狙われている。
とんでもない奴を押収しちまったぜ! だがホールは、正義を信じてスコーピオンを保護し、ギャングと闘うことにした。完全包囲された施設、身内にスパイもいるらしいという状況下、スワットの皆さんはギャングを返り討ちにし、スコーピオンを守り切ることが出来るのか…!?


「SWAT」というタイトルの作品には、過去苦い思いをさせられてるからなあ。相性悪そうだけど、これも修行と割り切って観戦。
やっぱり詰まらんかったか。
SWATの皆さんより、スコーピオンさんのほうが頼もしいってこれどういうことよ!? 最後の<黒幕>も、蛇足!
コメント

移動都市/モータル・エンジン Mortal Engines

2019年03月20日 20時44分30秒 | 洋画>★★★★
2018年/ニュージーランド・米/クリスチャン・リヴァース監督/ロバート・シーハン ヘラ・ヒルマー ヒューゴ・ウィーヴィング レイア・ジョージ ジヘ スティーヴン・ラング カレン・ピストリアス
TOHO CINEMAS日比谷

【あらすじ】
終末兵器によって、世界は崩壊した。残された人々は定住を捨てざるを得ず、居住地ごと移動しながら生活物資を回収する生活を余儀なくされる。<移動都市時代>の幕開けである。
崩壊から1000年余り。都市は都市を喰らい、生命体のように成長していた。最大最強の都市<ロンドン>。ここで異変が起きつつあった。捕食した街から鹵獲した捕虜に、史学ギルド長サディアス・ヴァレンタイン(ウィーヴィング)が襲われたことが発端であった。もしくは、暗殺者へスター・ショウ(ヒルマー)が、サディアスに復讐を企てる原因となった事件がことの始まりであった。何にせよ、サディアスは軽傷に止まり、追われたへスターはロンドンから脱出、ついでに史学ギルド見習いのトム(シーハン)も、巻き込まれる形でロンドンからこぼれ落ちた。
これは、そんなトムがへスターと共に行動することで経験した、愛と勇気と空と大地と都市と絶望と希望の英雄物語である…!!


「都市が都市を食べる」というプロットと、プロデューサーがピーター・ジャクソンだという情報のみで観戦に臨んだ。
断然「アリータ」より面白い! ジェームズ・キャメロンとのネームバリュー差で損してるが、こういう作品こそ劇場で観るべきだ。上映館も少ないし、3月中に公開終了してしまうのももったいない。なんなら3D上映で観たいくらい。
アナ・ファン(ジヘ)登場以降の画面が「ラピュタ」や「ナウシカ」っぽくもあったが、冒頭の稼動都市ギミックとかほんと楽しかったがなあ。無骨な建造物が、ガチャガチャ変形していったり。ドでかい要塞がバリバリ動いたり。高い視点もスクリーン映えする。ユニバーサルのロゴからがシャレてたぞ。
コメント

お米とおっぱい。

2019年03月19日 21時37分45秒 | 邦画>★★
2011年/邦/上田慎一郎監督/高木公介 鐘築健二 大塩武 山口友和 中村だいぞう リーマン・F・近藤
2019年3月11日 日テレ映画天国

【あらすじ】
<この世からどちらかが無くなるとしたらどちらを残すべきか>
お米? おっぱい?
この問いに対し、真剣に議論をするこになった5人のおっさんたち。全会一致のみにて可決が許される状況下、お米派、おっぱい派、それぞれの意見、それぞれの人生が今、語られる。
君なら、どっちだ…!?


おっぱいじゃね?

というか、これ「カメ止め」乗っかり放送なのが気に入らない。こんなのはMXのキネマ麹枠で放送されるべき作品だろ。通常だったら放送権を買おうともしないような作品を、調子に乗って放送しちゃう日テレの根性が気に入らないね。上田監督も、一体いくらもらったのかなあ。気になるオトナのフトコロ事情!
コメント

カメラを止めるな!

2019年03月18日 21時34分01秒 | 邦画>★★★
2017年/邦/上田慎一郎監督/濱津隆之 しゅはまはるみ 秋山ゆずき 長屋和彰 真魚 細井学 市原洋 山﨑俊太郎 大沢真一郎 竹原芳子
2019年3月8日 日テレ金曜ロードSHOW!

2周目

まさかの金曜ロード枠獲得。こんなに早く地上波放送してくれるんだったら、わざわざ観に行かなくてもよかったじゃん。いやいや、日テレはその前に「寄生獣」の後編を早く放送してくれよ。良いか悪いかは別にして、取り敢えず観てやるから。
しかし番組の意向とは言え、上田監督の出しゃばりっぷりは鼻に付くものがあった。言われたことを渋々やって、アドリブもできずにオドオドしている濱津隆之のほうが余程好感が持てたわ。
コメント

インフェルノ Inferno

2019年03月17日 21時11分40秒 | 洋画>★★
2016年/米/ロン・ハワード監督/トム・ハンクス フェリシティ・ジョーンズ シセ・バベット・クヌッセン ベン・フォスター イルファン・カーン オマール・シー
2019年3月9日 フジ土曜プレミアム

【あらすじ】
人類は病、苦痛こそが人類を救う。
バートランド・ゾブリスト(フォスター)の思想は危険ではあったが、一理あるってんで支持するカテゴリもあった。
毎度お馴染みラングドン教授(ハンクス)は、直近2日間の記憶を失った状態でフィレンツェの病院に目覚める。謎の暗殺者に追われ、女医シエナ・ブルックス(ジョーンズ)と共に逃亡フェーズへと突入。ダンテの<地獄変>、デスマスク、謎が謎を呼ぶ謎解き展開。どうやらゾブリストの世界パンデミック計画に巻き込まれたらしいが、誰が敵やら味方やら。果たしてパンドラの匣はどこにあり、その開封を阻止することはできるのか…!?


「ダ・ヴィンチ・コード」「天使と悪魔」に続く、シリーズ3作目。トム・ハンクス60歳だが、こんな年寄りになったか!? という老けっぷりだった。こんなおじいちゃんに、まさかフェリシティ・ジョーンズがヒロインてことはないよなあ、と思ったらやっぱり本命の熟女ヒロインがいた。
自分のスタンスが完全にゾブリスト支持で、爆破ギミックとかもったいぶってないでとっととバラ撒いちまえよと思いながら感染…もとい観戦。いずれにしろ、人類の未来は暗い。ああ早く崩壊しないかなあ!
コメント