暇人映画

映画嫌いが映画を見まくる地獄のサーキット

マリン・クラッシュ SUBMERGED

2006年10月31日 23時02分41秒 | 洋画>★
2000年/米/エド・レイモンド監督/クーリオ ブレント・ハフ
2006年10月31日 テレ東午後のロードショー

【あらすじ】
究極衛星兵器のコントロールシステムが、何者かによって盗み出された。
起動ソフトを運搬するためにハワイへ向かった兵器会社の会長ご一行様だが、貸切りジャンボは犯人グループに乗っ取られ海上に軟着水!そのままブクブクと30メートルほどの海底に沈み、ソフトは奪われ乗客たちは取り残された。
会長は、会長令嬢と兵器部長の不倫は、産気付いた7ヶ月の妊婦は、彼女とCIAの恋の行方は、そして衛星兵器は発動してしまうのか!?


「エアポート'77」と同じ!?いや、ほんと同じだって。爆破とか衛星兵器がどうのとかいうオマケ要素(こっちが本当は本筋にならなくてはいけないだろう!)があるものの、墜落してから救助に至る経過はあまりにも同じ過ぎてリメイクかと思った。しかも20数年の時を経て、映像はともかく心理描写は退化している。
これは、えーと…「エグゼクティブ・コマンド」とかと一緒に午後ローの<エアパニック特集>のために集めたけど、選に漏れた作品…てことなんでしょうか?あービックリした。もう折角だから、原子力潜水艦が突っ込んで巨大タコに締め付けられて、時限爆弾をあと一秒のところで解除してザ・グリードが大暴れ…くらいやっちゃっていいんじゃないでしょうか。
サメは横切ったが別に誰が襲われるでもなし、丸々と太った赤ん坊は7ヶ月の未熟児には見えないし。ビル爆破はどう見ても円谷プロのテレビ映像並み。大したものです。
俳優陣も見たこと無い名前がズラリ。一応<主演:クーリオ>ということだが、それは一体誰だったのやら。こんな作品だからテレビシネマかと思いきや、しっかり日本でも劇場公開されていた。この作品を映画館に観に行ったカップルが、それを機に別れていないことを祈るばかりである。
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身代金 Ransom

2006年10月30日 22時54分25秒 | 洋画>★★
1996年/米/ロン・ハワード監督/メル・ギブソン ゲイリー・シニーズ レネ・ルッソ
2006年10月30日 TBS秋の映画スペシャル

【あらすじ】
航空会社の大社長、メル・ギブソンの息子が誘拐された!犯人は警察官のゲイリー・シニーズ。ボイスチェンジャーと手下を使い、上手に立ち回る。
FBIは頼りにならず、ギブソン社長はテレビを通じて身代金の倍額を懸賞金として提示した!


私頭悪いからなあ~…。冒頭のFBIがどうの、組合がどうのというアレが後半でどう活かされていたのかさっぱり分からんかったわ。
ま、とにかく<ゲイリー・シニーズはイイ>ということだけ再確認できた。
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無問題2 NO PROBLEM 2

2006年10月29日 14時10分04秒 | 洋画>★
2001年/香・日/チン・カ-ロッ監督/岡村隆史 ユン・ピョウ キャンディ・ロー
2006年10月25日 日テレ水曜シネマ

【あらすじ】
貰った招待券で香港に旅立った、コック見習いの岡村。泊まった安宿が仇となり、殺し屋<無敵>に間違えられ、財閥のお嬢さん(酒井若菜)を暗殺する羽目に。
しかし岡村はお嬢さんに一目惚れ!逆にボディガードとして雇われる。
一方ユンちゃんとキャンディの兄妹は、道場に泥を塗った無敵を抹殺すべく狙っていた。岡村を餌にするため軟禁し、クンフーを仕込む。
誘拐された酒井を助け出すべく走り出した岡村、惚れた岡村を追うキャンディ、どうしようもない演出に、どう決着が着くのか!?


これ、岡村自身はどう受け止めてるんでしょーか。シナリオ読んで、降板したくなったりしなかったんでしょうか。酒井若菜って本当に可愛いんでしょうか。2001年にもなってまだモンスターハウスを置いてるなんてどんなパチンコ屋なんでしょうか。
という諸々の疑問はあるが、とにかく中年になって更に可愛さ倍増のユンちゃんが見られてよかった。そう言って自分を慰めようじゃないか。
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コヨーテ・アグリー COYOTE UGLY

2006年10月28日 22時59分33秒 | 洋画>★★
2000年/米/デヴィド・マクナリー監督/パイパー・ペラーボ アダム・ガルシア
2006年10月25日 テレ東午後のロードショー〔歌姫狂騒曲〕

【あらすじ】
ニュージャージーからソングライターを目指して、ヴァイオレットは上京…じゃなかった上N.Y.した。しかし都会は厳しかった!
手っ取り早く生活費を稼ぐ為、バー<コヨーテ・アグリー>で働く事になったヴァイオレット。バーテン業も楽じゃないが、機転を利かせて馴染んでゆく。


タイトルだけは見覚えあったし、歌姫モノとしては名作の呼び声高かったんじゃないかな…という期待は思い込みに終わった。
バーテンやってステージダンスやって、舞台度胸を身に付けたのかと思いきや肝心のステージでは「やっぱり無理」って一体なんなんだ。何を学んだんだ。バーテンスキルだけ上げてどうすんだ。お父さんも喜んで踊ってるんじゃないっ!
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ドーン・オブ・ザ・デッド DAWN OF THE DEAD

2006年10月28日 15時25分03秒 | 洋画>★★
2004年/米/ザック・スナイダー監督/サラ・ポーリー ジェイク・ウェバー ヴィング・レームズ
2006年10月23日 日テレ月曜映画

【あらすじ】
ある朝目覚めると、巷はゾンビの横行する街に変貌していた!昨日までの友達が、今日は死して凶暴化。逃げに逃げて、ショッピングモールに非難する数名の男女。周囲はゾンビに囲まれて、テレビももはや放送がない。モールを出て島に脱出を図るご一行を、ゾンビは走って追いかける!

かの有名なゾンビの神様ジョージ・A・ロメロ作品のリメイクということだが、ゾンビシューティングゲームのような出来栄え。ロメロ見なきゃなあ。
ゾンビが現れるのに理由は要らないが、人間社会をゾンビが襲ったらどうなるのか、政府は、電力供給は、軍隊は、対外貿易は、そんな大局をふっ飛ばし、ごく一部の生き残りの楽しいサバイバルのみを描かれちゃってもどうなんだろう。
ゾンビは元は人間なんだし、群がるゾンビ群の中に恋人が、家族が、有名人がいたらどうだろうという心理シミュレーションも無し。
しかしバート・レイノルズには笑わせてもらったよ。
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黄金の雨 PENNIES FROM HEAVEN

2006年10月28日 11時18分38秒 | 洋画>★★
1981年/米/ハーバート・ロス監督/スティーブ・マーティン バーナデット・ピータース
2006年10月27日 テレ朝シネマ・エクスプレス

【あらすじ】
1930年代、不況下のアメリカ。シカゴに住むアーサー(マーティン)は、音楽小売業に精を出していた。
そんな彼が、行商先で出会った一人のキュートな女性とフォーリンラブ!しかし彼には、シカゴに女房がいた!
女房の金でレコード店を出すも客は来ず、たった一度のメイクラブで出来た子供を堕ろした不倫相手はシカゴで娼婦になり、しかも何だか知らないが殺人容疑までかかってしまう!?


これは梃子摺ったなあ~、資料が出なくて!オリジナルは1936年のルイ・アームストロング&ピング・クロスビーの同名作品。しかしハーバート・ロス版の今作はとうとう日本語検索できなかった。何故だ~!最後の手段で、英語検索で漸く原題を手に入れた。経験値が上がった音がする。ティリリリ~♪
あらすじを改めてまとめてみると、どう考えてもコメディの内容ではない。主人公は最後絞首刑だし。これをミュージカルコメディにしようと考えた人は凄い。ピング・クロスビーの頃はリアルタイムの不況下だったから、日常を楽しく演出してやろうという意図もあっただろう。だが80年代にきて、あの当時の時代背景のままリメイクする意味はあったのだろうか。
内容は今ひとつだったが、スティーブ・マーティンの芸達者ぶりに改めて舌を巻いた。ミュージカルシーンはこれ、時間かけてまっせ~。
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DEATH NOTE/デスノート 前編

2006年10月27日 23時26分05秒 | 邦画>★★★
2006年/邦/金子修介監督/藤原竜也 松山ケンイチ
2006年10月27日 日テレ 金曜ロードショー

【あらすじ】
悪魔リュークが落とした<デスノート>を拾った、大学生ライト(藤原)。それに名前を書けば、人を殺すことができると知ったライトは凶悪犯を無差別殺人!<キラ>の名であがめられ、恐れられるようになった彼だが、キラを追い詰めるべく天才少年探偵<L>が警察に捜査協力するようになってから風向きが変わってきた。
ライトはデスノートの利用範囲を、キラの正体を隠す為、捜査を逃れる為に凶悪犯以外の人間にも容赦無く拡げ始めた!


もう放送しちまうんかいな、というのが第一の印象。まあ2本で1作の後編が公開間近で、観客動員の為にはこれも戦略としてはアリだとは思うが…。漫画が原作なんだから、結末を知りたい人は単純にコミックスに走るんじゃないかと。私はそっち派だもの。
しかし、シナリオの勝利だとは思うが、結構面白かったスよ、これ。そう言えば知人の*女が、「Lに惚れた~っ!」と熱くなっていた。あ、漫画の方だけども。あの女は男が切れると何にでも惚れるなあ。などということを思い出しつつ。
あの悪魔CGだけはどうにかならんもんかいね。別に漫画チックにしなくても、嶋田久作でも使えば良かったと思いませんか?
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リトル・ドラマー・ガール Little Drummer Girl

2006年10月25日 12時57分53秒 | 洋画>★
1984年/米/ジョージ・ロイ・ヒル監督/ダイアン・キートン クラウス・キンスキー
2006年10月22日 テレ朝シネマ・エクスプレス

【あらすじ】
イギリスの舞台女優チャーリーが、革命家に一目惚れ!彼に接近したはいいが、演技力を買われてスパイにスカウトされてしまう。
パレスチナとイスラエルのドサクサに翻弄されるチャーリー。惚れたあの人のため、テロリストとして突っ走る!


これは観てるの辛かったなあ~。中東情勢もよく分からない上に、どっちが何を目指してるのか、誰が何を演じているのか、どっからが演技でどこが本音なんだか、ごにゃごにゃになってしまった。故に【あらすじ】は超適当。信用しないで下さい。
監督のジョージ・ロイ・ヒルという名前は、先日「スティング」で見たばかり。そして、あまりにも期待外れで私の中では無かったことにされていたチェビー・チェイス御大主演の「ファニー・ファーム」の監督でもあった。そうだったのかー。私、この監督嫌い。
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2番目に幸せなこと The Next Best Thing

2006年10月24日 23時25分55秒 | 洋画>★★
1999年/米/ジョン・シュレンジャー監督/ルパート・エヴェレット マドンナ
2006年10月24日 テレ東午後のロードショー〔歌姫狂騒曲〕

【あらすじ】
ゲイのロバート(ルパート)。親友であるマドンナとの間に、一夜の間違いで男児が誕生!籍は入れずに家族になった3人、良き父となったロバートだが、マドンナに恋人(ベンジャミン・ブラット)が出来たからさあ大変!
子供の行方はゲイの父か母のマドンナか、しかし本当の父親は、マドンナの元彼だった!?


あ、これコメディなんですか。どこが!?しかも午後ローは歌姫の括りに入れてくれている割にマドンナは主人公じゃないし、マドンナが歌で活躍するわけじゃないし。なんだっつーの。
ゲイの生き様を見せてくれたのは楽しかったが、ダイジ巡る三角関係になったりする捻りも欲しかった。
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グリッター/きらめきの向こうに Glitter

2006年10月23日 22時57分17秒 | 洋画>★★
2001年/ヴォンディ・カーティス=ホール監督/マライア・キャリー マックス・ビーズリー
2006年10月23日 テレ東午後のロードショー〔歌姫狂騒曲〕

【あらすじ】
クラブステージ歌手の母に捨てられてしまったビリー(マライア)。彼女は施設で共に育った2人の友人と、クラブでバックダンサーをするように。
しかしビリーの歌声に目を付けたDJダイス(M・ビーズリー)は、彼女をスカウトしスターダムにのし上げる。
プライベートでも最高のパートナーとなった二人だったが、利権と才能と大人たちの事情が、否応なく彼らを引き裂くことに!?


初めて見たよ、マライア・キャリー。楠美津香かと思った。DJダイスがモロ師岡に…見えるわけねー。
まあこんな少女漫画のアイドルサクセスラブストーリーみたいなのがマライアの自伝とも思えないが(一応自伝的要素も盛り込まれているらしい)、全編に披露される彼女の歌声は流石に圧巻だった。
マライアのアイドル映画とされているが、この作品公開の’01時点で齢31歳。離婚暦も付き、「今更アイドルでもねーだろ」というツッコミも入れたくなってしまう。
彼女の資料を拝見してみたが、結構アレな人なんですな。
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