2016年/米/ラミン・バーラニ監督/アンドリュー・ガーフィールド マイケル・シャノン ローラ・ダーン
2022年8月29日 BS松竹東急 よる8銀座シネマ
【あらすじ】
デニス・ナッシュ(ガーフィールド)は、母(ダーン)、息子と3人で暮らす善人のシングルファーザー。だがしかし、ある日突然立ち退きを宣告された。ホワイ?何故に??銀行だって弁護士だって、猶予はあるって言ってたのに?一家三人は、しのごの言う間もなく家を追ん出された。取り敢えずのモテルに寝泊まりし、大工のデニスは職探し。
と、そんな彼を拾ったのが、誰あろう彼らを立ち退かせた不動産屋リック・カーバー(シャノン)だったのである。
立ち退かされる側から、立ち退きを迫る側へ。被害者から、加害者へ。搾取される側から、搾取する側へ。デニスは歩合でウハウハ、元の家どころか数ランク上の家すら購入できた。しかし根が善人な彼のこと、搾取側に身を置くのは無理があった…!?
アンドリュー・ガーフィールド、こないだ(スパイダーマン)まで大学生だったのに、なんかもう40くらいなの?
と思ったらそれはマイケル・シャノンで、ガーフィールドさんはまだ可愛らしい青年でした。もっと濃いお顔立ちの、それこそマイケル・シャノンみたいな俳優だと思っていたが…顔覚えるまでに、あと何作要るかしら。
とかそんな作品ではない!これはアメリカのマイホーム神話に根差す、サブプライムな地獄絵巻なのだ。ほぼ実話!
かどうかは知らないが、マイケル・ムーアの「キャピタリズム」とセットで観よう。アメリカ怖い!資本主義怖い!