8703の部屋

「ハナマルサンの部屋」です。音楽、スポーツ 世相 等々 気ままに綴ります

クリスマスイブ

2011-12-25 22:52:50 | 合唱
今年のクリスマスイブは、初めて東京で迎えた。8703はクリスチャンではないので、イブをどこで迎えようと、何をしようとも格別なことではないのだが、我が家を離れてのイブは珍しいことである。しかし、とても意義深く、楽しいイブの夜を過ごすことができた。

2011年12月24日(土)15時開演のTokyo male choir kuukai 第7回演奏会(於トッパンホール)へ出かけた。「聖き夜をくうかい澄ますくりすます」をタイトルにしたkuukai7年ぶりの自主公演であったが、多彩なプログラムで、持ち味を充分に発揮する演奏で聴衆を楽しませてくれた。

第一ステージ、何度かの公演を経て、今ではkuukaiお得意のレパートリーとなっている無伴奏男声合唱による コルシカ島の2つの歌(信長貴富編曲)を、緊張感のある好演奏でスタートした。第二ステージは、Alfred PIOT(アルフレッド・ピロ)作曲の 三人の王のミサであった。この曲は、様々なクリスマスキャロルのメロディーをちりばめる形で作曲されていて、楽しく聞くことが出来るミサであった。

第三ステージが<特別企画ステージ>22世紀につなげたい私が選ぶ邦人合唱作品{男声編}であった。一般公募(リクエスト)された上位5作品を演奏したが、男声合唱フアンなら必唱(必聴)とさえいえるような名曲の数々は、かえって表現に苦労したのではなかろうかと思いつつ聞いていた。しかし、指揮者の意図が明確に理解できる素敵な演奏であった。ちなみに、曲目は、「柳川」(第5位)、「秋のピエロ」(第1位)、「遥かな友に」(第4位)、「バトンタッチのうた」(第3位)、「雨」(第2位)であった。

最終ステージが、信長貴富氏書下ろし作品でクリスマスなんて大嫌い!!なんちゃって(2011)【編曲委嘱初演】 ~クリスマス・ソング集~ すてきなホリディ(竹内まりや)、クリスマス・イブ(山下達郎)、サイレント・イヴ(辛島美登里)、恋人がサンタクロース(松任谷由実)、十二月(中島みゆき)、クリスマスなんて大嫌い!!なんちゃって(2002)(横山剣)信長氏いわく「選曲には絶対に自信がある」というこれらの作品が、しゃれた編曲と演出で、ステージと客席が一体となって楽しく歌い上げられた。そして、アンコール曲がこの日のために書かれた信長作品であった(これは今後kuukaiの演奏会では必ず聞けると思うので、お楽しみに)。

クリスマスイブの演奏会、しかも7年ぶりの演奏会ということから、集客の見通しには苦労したことであろうが、結果としてはチケット前売りが完売、当日券なし、満席状態という盛況であった。そして、多くの人が「楽しかった、よかった」の感想を述べていたことが、何よりの成功の証と言えよう。ご苦労さんkuukai、楽しかったよkuukai、打ち上げもよかったよkuukai、又聞きたいよkuukai、おめでとうkuukai!

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