新元号「令和」

新元号「令和」の発表を私は函館市の朝市場で聞いた（見た）。同行のN氏と共に某食堂（店名忘れ）でイカ刺定食を食べながらであった。「令和」に関しては特別な感慨は無かった。いずれにしろ、何らかの古典からの引用になるであろうことは理解していたので、なるほど万葉集から来たかというところであった。ただ、発表にいたる過程の諸々に関してはクエスチョンも浮かんでいる。有識者なる人物の選定の仕方、どこかで決めて後は形式的な手順の数々、官房長官が発表して総理大臣が解説するという演出等々である。しかし、旧天皇存命中の継承という新たな事態であるために種々模索もあったであろうことは推察できる。