わからないことその１． 日本のエネルギー政策がどこへ向かうのかが見えない。前首相が「脱原発を目指す」と宣言したが、首相が変わって「脱原発」に関してはトーンダウンしている。そして、大飯原発の再稼動を決めた。雲行きとしては、更に泊原発等々へ再稼動が波及しかねない雰囲気である。もしかして、「福島のような事故は滅多に無いことである」という甘い見通しで進んでいるとするならば誠に恐ろしいことである。ひとたび事故が起こると、何十年も人が住めない地域が出来る原発。何十年に一度の割合で原発事故があるとすれば、100年後、200年後の日本には、人の住める場所が無くなってしまうのではなかろうか？大変心配である。
わからないことその２． 日本の国会である。「何も決められない国会」という批判に対して「政治生命を掛けてでも決める」と力む野田総理。しかし、その中身はどう考えても多くの国民が支持するようなものではない。少なくとも、政治生命を掛けて、今拙速に決めなければならないこととは思われない。そして、もっとわからないのは「消費税増税」のためだけに与野党の大連合が生まれ、政権政党の「マニフェスト」が壊滅状態になりそうなことである。「おいおい、そのようなことになるのであれば約束が違うよ。その前に選挙をやってよ！」と叫びたくなる。これ以上、国民の政治不信、政治家不信の思いを増長しないよう願うばかりである。
わからないことその２． 日本の国会である。「何も決められない国会」という批判に対して「政治生命を掛けてでも決める」と力む野田総理。しかし、その中身はどう考えても多くの国民が支持するようなものではない。少なくとも、政治生命を掛けて、今拙速に決めなければならないこととは思われない。そして、もっとわからないのは「消費税増税」のためだけに与野党の大連合が生まれ、政権政党の「マニフェスト」が壊滅状態になりそうなことである。「おいおい、そのようなことになるのであれば約束が違うよ。その前に選挙をやってよ！」と叫びたくなる。これ以上、国民の政治不信、政治家不信の思いを増長しないよう願うばかりである。
