8703の部屋

「ハナマルサンの部屋」です。音楽、スポーツ 世相 等々 気ままに綴ります

テノール馬鹿

2008-11-27 23:07:50 | 合唱

8703は典型的な「テノール馬鹿」である。合唱を始めて以来、テノール以外のパートはほとんど経験していない。しかも、男声合唱ではトップテナーばかりやって来た。したがって、ハモルことへの応用力が極端に弱い。これがテノール馬鹿である。

若い合唱人には「機会があれば、積極的に出来るだけ色んなパートを経験すること」を勧めたい。特に、合唱初心者が頑なにあるパートに拘ることは危険である。しっかりとした発声法を身につけてから所属パートが決まるのであって、安易に音域を限定すべきではない。

中には(ごく稀に)、女声であればソプラノでもメゾでもアルトでも、どのパートにも対応できるような人がいる。まさしく、羨ましい声帯の持ち主である。ほとんどの人は、永い年月努力と研鑽を重ねて自分の声を見出すのである。かのフィッシャーディースカウでさへ「発声は永遠の課題である」と言っている。

先日、吹奏楽の指揮をしていてこんなことがあった。ある曲を終えて、次の曲に移ろうとした時、パーカッションのリーダーから大声が発せられた「パーカッションの準備時間を下さい!」。以前にも経験したことであったが、久し振りの吹奏楽指揮でまたやってしまった(反省)。

8703は過去に、吹奏楽の指揮も経験しているが量的には圧倒的に合唱指揮が多かった。したがって、つい合唱練習のスタイルで進行しがちである。

テノール馬鹿は今更致し方ないとしても、「合唱馬鹿」になってはいけないと考えている。

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