一票の重み

２１日（日）は参議院選挙である。今回は選挙区７３議席、比例代表４８議席の計１２１議席を決めることになっている。ある新聞社最近の世論調査では「まだ決めていない」は選挙区が５５．３％、比例代表は４７．６％と、有権者の約半数の人が「まだ決めていない」と言っている。誰に、どの党に投票をするかはともかく、とにかく多くの人が投票所に足を運び、貴重な一票を投票して欲しいと思っている。

課題山積の日本にとって、国民の投票行動は大変重要である。われわれが政治に参加できるのが選挙であり、その結果選ばれた議員によって大切な事案が決められるのだから、一票の重みを十分に自覚して投票しなければならないと考える。基本的に、「政治に無関心」という姿勢は良くないと思うし、政治不信、政治家不信を理由に選挙を棄権することも国民としての責任逃れと言えよう。