6月8日(水)、9日(木)の2日間、コーロ・カロスの公演が行なわれた。場所は、渋谷区文化総合センター大和田さくらホール。2007年7月22日に行なわれた「カロス、25歳」(創立25周年記念公演)以来の東京での自主公演であった。当初は4月上旬に行なわれる予定であったが、震災の影響により延期開催となった。
今回の演目は、合唱オペラ「アシタノ キョウカ -泉鏡花に歌うー」(委嘱初演)であった。作曲 林 光、作・演出 加藤 直、指揮 栗山文昭、演奏 コーロ・カロス & 6人の楽士。他に照明、美術、舞台監督等々、まさに合唱オペラの上演であった。
1985年頃から、「合唱劇」を積極的、継続的に取り組んできたコーロ・カロスであるが、今回は<合唱オペラ>という新たなステップを踏み出したと言えよう。ステージ構成の斬新さ、多彩さ。小道具等の巧みな利用。演劇人並みの動きとセリフ。そして、軽妙洒脱な音楽。約90分があっと言う間に終わっていた。
どれをとってもカロスならではの公演であり、カロスでなければ成しえない公演と言っても過言ではないと感じた。ただ一点、一部の人を除いて、もっとセリフが明解に伝わって来たならば、更に楽しめたのではないかとも感じた。久しぶりのカロス公演であったが、やはりカロスはカロスであり、次の公演を楽しみにしている。
今回の演目は、合唱オペラ「アシタノ キョウカ -泉鏡花に歌うー」(委嘱初演)であった。作曲 林 光、作・演出 加藤 直、指揮 栗山文昭、演奏 コーロ・カロス & 6人の楽士。他に照明、美術、舞台監督等々、まさに合唱オペラの上演であった。
1985年頃から、「合唱劇」を積極的、継続的に取り組んできたコーロ・カロスであるが、今回は<合唱オペラ>という新たなステップを踏み出したと言えよう。ステージ構成の斬新さ、多彩さ。小道具等の巧みな利用。演劇人並みの動きとセリフ。そして、軽妙洒脱な音楽。約90分があっと言う間に終わっていた。
どれをとってもカロスならではの公演であり、カロスでなければ成しえない公演と言っても過言ではないと感じた。ただ一点、一部の人を除いて、もっとセリフが明解に伝わって来たならば、更に楽しめたのではないかとも感じた。久しぶりのカロス公演であったが、やはりカロスはカロスであり、次の公演を楽しみにしている。